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代表 地震を起こす!?

昨夜は埼玉でも雪が降たので、明け方に車が凍った道をバリバリ音をたてながら走り過ぎる音で目が覚めた。だが、泥にまみれたようなだるさが抜けない。朦朧として、寝ているのが川越なのか川内村なのかさえわからなかった。猫たちが近づいてきて頭突きをしたので、自宅だなとわかった。

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と同時に、なんともやりきれない昨夜の電話のやりとりのことを思い出した。それでブログを更新する気になれなかったのだったが、あまり楽しい話題ではないけれども、川内村の帰還について代表の考えを明確にするために書いておきたい。

電話はいわき市のN氏からで、酒を呑んでいるようだった。
N氏「小名浜の海上保安庁が、いわき周辺の海底の堆積物や魚の汚染調査をしたらしいな。」
代表「そうですか。」
N氏「魚の放射線量はいくらだったと思う?」
代表「知りません。」
N氏「500ベクレルだよ、500ベクレル。汚染はもっと広がる。福島沿岸の漁業は終わりだな。」
代表「はあ・・・」
N氏「君はこの魚を食うかね?」
代表「はい、食べます。」
N氏「何?どうして食うんだ?」
代表「500ベクレルも50ベクレルもたいした差は無いですから。ところでその調査結果は公表されたんですか?」
N氏「いや、たぶん出さないな。」

実は原発関係での嘘かホントかわからないこの類の話はごまんとあるのだ。子供が被爆して鼻血を出したとか、流産が増えたとか、家畜の奇形が産まれたとか。自治体の関係者に東電から金が渡されて懐柔されているいう話もよく耳にする。ずさんな原発現場の元東電社員の暴露話なんかも多いが、代表はこういう話と、こういう話をする人間を信用しないことにしている。自分で築いた信頼関係による情報と直接確認した事実だけを信じる。結局、このような噂話が風評を煽っていて、その方が都合がよい人たちに利用されている。

N氏の話は続いた。

N氏「ところで『朝まで生テレビ』は見たか?」
代表「見ていません。」
N氏「田原総一朗と山本太郎とが出て・・・」
代表「金のためにコメントを売るタレントの番組は見ないことにしています。」
N氏「いろんな意見を聞くことは大事だぞ。これからいろんな種類の人間が福島に入ってくる。理論武装をしておかないと、やつらの思うようになってしまうぞ。」

その意見や理論というのが、悪意や偽善にみちた偏ったものだから、まともに議論する意味がないことが問題の本質なのだ、と代表は言った。まず、議論の前提となる言葉自体が信用できない。言葉を発する政治家、社会の木鐸と言われるジャーナリストが平然と嘘をつく。ばれると開き直る。さらに責任を転嫁する。反省はしない。その繰り返しで、言葉と言うものの信頼度ががた落ちになった。誠意の無い、下劣な人間の話を聞いても前には進めない。言葉の遊びに過ぎない。

「理論武装をしておかないとやつらの思うようになってしまうぞ。」
真剣にそれがまずいと思っているなら、N氏自身が行動を起こせばいいのだ。

もっと続いた。

N氏「川内村は戻ると言っているが・・・」
代表「27日に遠藤雄幸村長が正式に帰還宣言をするようです。」
N氏「学校はどうなるんだ?」
代表「当然一緒に戻るでしょう。」
N氏「何!まだ原発で核物質が燻っていて、何時また地震と津波が来て臨界になるかわからないのに。そうなったらどうするんだ?誰が責任を取るんだ?」

寒い中、まだ命がけで事故対応をしている人たちがいるというのに、N氏だって同じ被災地の住人だというのに、当事者意識もなく評論家のような話を続けるN氏に、代表はついにプッツンした。

代表「自分で決めて、自分が責任を取るんですよ!」

まさにそう言ってN氏に怒りをぶつけた瞬間だった。
「おっ、地震だ!じゃ、またな。」と言って電話は切られてしまった。冗談かと思ったが、この時ほんとうに福島で地震が発生していたらしい。揺れは川内村が最大で震度5。大きな地震だった。

代表には地震を起こす能力があったみたいだ。しかし、N氏には逃げられてしまったので、代表は怒りの矛先を収めあぐねて沸騰し、心を乱したのだった。

N氏もそうだとは言わないが、このままでは日本が滅ぶかもしれないというのに、日本人にはまったく危機感というものが無い。俄か学者や俄か評論家になって、無駄な知識をひけらかして他人事のように議論をもて遊んでいる人が多い。困ったものだと思う。

おそらく、27日に川内村の遠藤雄幸村長が帰還宣言をすると、川内村は村内外からN氏が言ったのと同じことをずっと先まで問われ続けることになると思う。

「何を根拠に帰還できると判断したのか?」
「地震と津波で原発が事故を起こしたらどうするのか?」
「子供たちが病気になったらどうするのか?」
「村民が癌になったらどうするのか?」
「東電から金をもらったのではないか?」

一体全体、どんな答えを期待しての質問なんだろうか。天災と、それが引き起こす災害や人災に対して、誰を責めれば解決するというのだろうか。できるだけリスクを少なくして、避難中のわずか2千数百人の村人に呼びかけて村の再生に賭ける以外、川内村にどのような道が残っているというのか。あったら教えてほしい。

「川内村は安全確保のために最大限努力する。
 その上で、戻るか戻らないかは自分で判断して、その責任は自らが負う。」

代表はこの方針に全面的に賛同します。
川内村と一緒にがんばります。

完璧に安全が担保された未来などどこにも存在しない。
未来のことは誰にもわからない。未来は自分で創るものだ。

コメント

お早うございます
御無沙汰しました。
17日から三春のやわらぎの湯に湯治に行って今日帰ってきたところです。
あちらもすごい雪で40㎝位ありました。
いろんな人が来てて皆癌患者なんで情報交換ができるし、何より同じ病を持つ者同士の連帯感のようなのがあってすごく勇気でけられました。
体によく精神にもいいラジューム温泉です。
あすこを開発したのは土建屋の社長なんですが、人助けとビジネスが見事に一致した素晴らしい事業だと思います。
いい体験をしました。
おかえりなさい
わたしもやわらぎの湯に行ってみたいと思っていました。ぜひ今度行きたいと思います。
それから、情報をありがとうございました。現場はみんな真面目にやっていますよね。はやく信頼しあえる社会に戻したいです。

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