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マンスール展で 待ってマンスール!

コルドバッチェ マンスール展が始まって最初の土曜日の今日、マンスールさんは大忙しだった。
テレビと新聞の取材のため、朝まで仕事をしてからひとの駅へ行き、マンスールさんの店「花門」(下の写真)が開店する夕方までに戻らなければならないのだった。

花門前待合せ
まだ薄暗い朝5時半。
看板の「まってマンス(-ル)!!」のダジャレが光る。なんたって日本語は代表より上手だから(笑)。今度ぜひ一日限定10食のラーメンを食べてみたい。
花門を出発して、ひとの駅に到着したのが9時30分。

着いて最初に、美しいお祝いの花束に迎えられた。

石の森さんから贈物


石ノ森プロダクション会長の小野寺利子さんからの贈り物で、マンスールさんの交友の多彩さが偲ばれた。
それからマンスールさんがしたことは、イラン大使館から預かった国旗の掲揚。

イラン国旗

たぶん、マンスールさんが日本人と最も違うところは、母国イランを想う気持ちの強さだろう。彼の中では、日本でただひとり、イランと言う国を背負っている。それだけにとどまらず、「外人」という責任を背負って生きているようにも見える。言葉と振る舞いに、そう感じさせる何かがあるのだった。

それから、TVと新聞の取材。

新聞取材

言葉と情報を紡ぐのがジャーナリストだとしたなら、少し言葉を交わしただけで、マンスールさんの経歴や人間性に興味を持つに違いない。心地良く響く声と話術と、どこまでも途切れることがない話題。筆は走り、ページはすぐに埋まるはずだ。

そこに、マンスールさんの才能を開花させた、双葉郡美術協会長の鶴田松盛さんが加わると、二人の一言一句が、まるで名作や推理小説を読み解くがごとく、数学者が数式を解くがごとく、豊かで鮮やかな表現で的確に解析が進められていく。

鶴田さん

一枚の画の中に、これほど広く深い世界があるものなのか・・・。画というものは、作家の手をはなれてから、研究者や観る者たちによって初めて完成していくものなのだろうか、と代表は思った。

ひとの駅への滞在わずか3時間。残念ながら、戻る時間が来るのは瞬く間だった。
オアシスのようなキラリとした光を残し、マンスースさんは東京に戻った。また来ることを約束して。

コルドバッチェ マンスール展では、二科展、日展、白日展の入選作から小品まで、マンスール氏の画風の変遷がわかるすべての作品が見られます。入館料はたったの200円。これだけ見応えのある美術館は他にはありません。ぜひお越しください。
待ってマンス(ール)!(笑)

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