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被災地のアーティストから

いやー、昨日は興奮してしまいました。
ひとの駅かわうちを支えてくださっている池田均さんと薗田巌さんの個展開催の情報を伝えたかったんだけど、打ち合わせをしているときにそんな話になったので、他の作家さんも含めてひとの駅にも被災した方々へも気兼ねしないで活動していただきたいということを言いたかったのですが、だいぶ脱線してしまいました。これがまた新たなプレッシャーになるようでしたら申し訳ありません。アートが人間が生きるのと同じ根源的な欲求ですから、野蛮だといわれるなら野蛮でいいんじゃないでしょうか。代表は褒め言葉だと理解します。

川越市にいも膳というサツマイモ料理専門店があるんだけど、この中にあるアートギャラリー呼友館で池田均さんと奥様の作品展が開催される。期間は7月1日から9月4日まで。

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池田さんは、去年は中札内でロングランの個展をして、今回の個展ももう一年も前に準備を開始してひとの駅から作品を運んで手を加えたりと大忙しだった。池田さんは齢を重ねるほどますます情熱的になられる感じだ。
7月3日からは、長野県小諸市の市立小諸高原美術館で薗田巌さんが企画した『アブクマの会』が催される。こちらは7月17日まで。

【アブクマの会の準備風景】
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薗田さんはいわき市で被災されて軽井沢へ避難されているのだが、長野県と福島県は特別な縁で結ばれている、とおっしゃっている。

古代、信濃国(長野県)と陸奥国(福島県)は、東日本の中央を貫く東山道(ひがしやまみち)とアイヌ文化を軸にして強く結ばれていたらしい。阿武隈高地の「アブクマ」は、アイヌ語の「アムクマ」が語源といわれ、「ゆったり横たわる」という意味で、阿武隈高地がゆるやかで女性的な山々が連なっているため、それを表したものだと考えられているそうだ。

おなじく、信濃国の「シナノ」の語源は、やはりアイヌ語で「結ぶ」という意味で、古代の信濃国は、なにかとなにかを結ぶ役割をはたした場所だったとのことだ。

薗田さんは、信濃に古代の人々の交わりの記憶や、古の風景を感じ、また、その結びつきが現在までほつれることなく続いていることを実感されて小諸高原美術館での「アブクマの会」開催を思い立ったという。
「アブクマの会」を通じて、移動と交わりを本能とした古代人のエネルギーを感じ、長野県と福島県の結びつきに想いを馳せていただきたいそうだ。それから、現在は原発事故のために避難中の阿武隈高地のこれからにもぜひ注目してほしいと話しておられた。

ひとの駅ゆかりのお二人の作家さんの情熱を分けていただいて、代表もすこし元気が出てきた。
そして明日は、大切な友人うーたんの結婚式の日なのだった。うーたんがひとの駅実現のためにはたした役割は大きく言葉に尽くせない。もしも彼女との出会いがなかったら、ひとの駅かわうちは無かった。この時期に彼女の新しい門出を迎えることも何か象徴的なことに感じる。心から感謝し、出席されるみなさんと一緒に思い切り祝福し、その思いをひとの駅の復活につなげたい。

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