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川内村から20km圏一時帰宅が始まる

きょう、川内村の警戒区域に家のある人たちが、他の市町村に先駆けて一時帰宅した。

JNNニュース『警戒区域の一時帰宅、川内村から始まる』

         【写真:産経ニュースより】
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4月21日に唐突にという感じで、原発20キロメートル圏内が警戒区域になり、立ち入りが禁止されてしまった。ひとの駅のスタッフや作家さんにも自宅行けなくなった方が多数いらっしゃるのだが、帰宅されただろうか。
帰宅できる人数は基本的に各戸1人だが、村長判断によって2人まで可能になり、住人が行けない場合は代理を立てることができる。とどまる時間はたった2時間。持ち出せるものは70センチメートル角の袋ひとつに入る分だけだ。

自宅へ帰るという喜びはあるのだろうけれども、ニュースの映像からはなんともものものしく、あわただしく、またわびしい感じが伝わってくる。

ただし、全員が帰村するための第一歩としての意味はとても大きいと思う。一時帰宅によって、福島原発事故がこのまま収束すれば、再び暮らしをとりもどせることが実感できたはずだし、そうしたいという思いは強くなったはずだ。この思いを全員が共有して帰村に向けた議論がされたらと思う。

まだまだ復旧復興の進みは遅い。もう避難民は苛立ちを抑えられなくなっている。避難所に避難している川内村の方の話では、環境の変化が原因で亡くなった方が少なくないという。体力が弱い高齢者や病気を抱えた人、また、生活のペースを乱して酒を呑んで憂さをはらすしかなかった人などが亡くなっているらしい。被災者どうしでケンカになったり、仕事がなくなってボケてしまったり、暇にあかしてギャンブルにはまってしまう人もいるということだ。こういうケースも氷山の一角で、多くの避難民が様々な事情で家庭の崩壊を招いている。それでは村まで崩壊しかねない。それを防ぐためには、目標を設定して気持ちが復旧に向かうようにすることが大事だと思う。

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