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『SOFA』移動

いつもの年なら桜の花の便りが聞かれる頃で、上野公園は花見の人たちでにぎわいはじめるのだが、今年は桜も人出も遅い感じだ。きょうも冷たい風が吹いて気温も低かった。それでもやっぱり3月だなぁ。光は眩しく、寒いとはいっても寒さの中に春の温もりを感じる。今年もまた春が巡ってきたんだ。

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上野公園から東京芸大へ一時避難することになった『SOFA』。作家の熊谷貴明さん(右)と、熊谷さんの恩師の齋藤篤先生(左)に手伝ってもらい、『SOFA』は持ち上がった。熊谷さんと『SOFA』にはずいぶん心配させてしまったね。
『SOFA』の仮の住み家は齋藤篤先生の研究室の入り口。ここでしばらくの間門番をつとめてもらう。一ヶ月か、二ヶ月か、あるいは半年先になるのか。いつになるか、まだわからないのだが、とにかく『SOFA』は今不思議な命運の流れの中に身をゆだねて、川内村の廃校の花壇で花や作品に囲まれて、まどろみながら平和な時間を過ごす予定だったのだが、これからは震災と復興の語り部になってもらいたいと思っている。クレバーな『SOFA』は、代表の気持ちを理解して、きょうの代表たちの姿をしっかりとまぶたに焼き付けてくれたにちがいない。

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ところで、『SOFA』を避難させたあと代表たち3人は、予定通りに、この川内村の液状ごはんで祝杯をあげた。

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若く純粋なアーチストの熱い想や言葉、眼差しというのは、酒の肴にぴったりだ。彼らの感性と知性と、代表の脳内モルヒネとがアルコールといしょに巡って酔わせ、体と魂とを温めてくれる。酔ったせいか、これまで漠然とイメージしてきたことが、はっきり意志になった感じがした。代表はひと瓶のスピリッツを空にして、カバンいっぱいにスピリッツをつめて帰ってきた。
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