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獣たちに告ぐ

 ぼかし肥料に使うおからや米糠が獣に食われる被害が出てきたため、罠を仕掛けて捕獲することにした。代表の勘では30個体以上いる。

 JAから借りた箱罠3つの内、一つは入り口のビニールが破れているところに仕掛けた。ここがネズミや獣の進入通路になっているのを代表は知っていた。言うなればこの穴は罠のための罠。代表が仕掛けた、獣を誘うトラップだ。

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 自慢できることでもないが、昨年、代表は、この箱罠を使って、畑AとBでアライグマと狸を合わせて11匹を捕獲して市に引き渡した。おそらく、個人での捕獲数としてはJAいるまの地区でナンバー1だと思う。ネズミは20匹。これもトップ10に入ると思う。

 もちろん獣やネズミを捕らえた時には哀れだという気持ちになる。害獣とは言え、自分が生物の生死に手を下すことは辛い。嫌なものだ。できればやりたくない。

 しかし、そうしないと苦労して育てた作物が全て食われてしまう。一切がゼロになってしまう。半年かけて実験してきたことが水泡となってしまう。

 だから、代表は割り切って、獣との戦いなんだと自分に言い聞かせて、心を鬼にしてこれらの生物と向き合ってきた。蟻や害虫やカタツムリや鳥もにして同じだ。彼らが代表よりも強くて知恵があったならば美味しい作物にありつける。代表に負けてしまったら死が待っている。自然の法則。それだけの話だ。

 これまで代表の観察力と執念深さをかいくぐった獣はいない。獣もしつこいが、代表のしつこさは獣のそれを上回る。肉を切らして骨を切る。警戒してなかなか罠に入らない奴には、一歩半歩と少しずつ距離を縮め、何日もかけて餌を菓子ドッグフード果物肉とグレードを上げて行って、ついに我慢できなくなって手を出すところまで持って行く。そうやって代表の作物に手を出した奴は必ず捕まえる。

 だから、代表の畑の近くの人は作物の被害が少なくなってだいぶ助かっていると思うよ。最近は、獣が出ると「まだいるね。早く捕まえてよ!」なんて、わざわざ苦情を言いに来る人まで出てきた。代表は駆除係じゃねぇーって(笑)。

 獣たちに言っておきたい。代表の大切な作物と資材を荒らさなければ捕まえることはしない。でも、一口でも手を出したら容赦はしないよ、と。

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