FC2ブログ

里芋に始まり里芋で終わり

 今年の農業は終わった。この里芋の保存で。

  2019120601.jpg

 約80株の里芋がブルーシートの下に逆さまにして埋めてある。他にもう一ヶ所に30株埋めてある。来年の種だ。

 地面が凍結すると腐ってしまうので、急いでやったから疲れたよ。食べるため、あげるため、来年の種用にというならこんなにも作らなくて良かったし保存しないでも良いんだが、農法の研究のために色々条件を変えて比較する必要があったので、結果としてこれほど大量の里芋が出来、保存することになってしまった。情けない話だが、研究の事で頭が一杯で真面目にそこまで考えてなかった。

 それにしても楽しかった。そして、大きな成果が得られた一年だった。各科の作物において代表の農法を適用した場合の定性及び効果、そして弱点がわかった。あと一年から二年かけて、定量化と弱点対策をやれば基礎の部分ができる。そうしながら川内村に拠点を移すつもりでいた。

 が、大量にできる野菜をどうするのか。外観や味の部分の評価をどうするのか。それを考えた時、この閉鎖的な空間内で研究しているだけでは打開不可能だったから、ちょうど直売所でもやるかと考え始めていたところ、近所の農家の方がJAで販売できるように話をしてくれた。そこから流れが激変。微塵も想像していなかった担い手塾での研修という方向への展開となった。それが当たりのかスカなのか今はまだわからないが、そこへ行かないとわからない技術、そこへ入って初めてわかる世界、付き合いなどがあるのだなということを感じ始めている。また新しい研究テーマができる。嬉しいことだ。

 全ての始まりは、代表の里芋を食べてくれた方々の美味しいと言う一言だった。それが、タダだから美味しいということだったのか、お金を出して買ってでも食べる価値があるということだったのか、これから客観的評価が下されることになる。代表の里芋を美味しいと食べてくれた人たちのためにも一層頑張らないといけない。

 因みに、代表が里芋をあげた人たちからは、いつも里芋の価格以上のお返しが届いてしまう。それ以上の里芋を届けると、またそれ以上のお返しが届いてしまう。何故そうなってしまうのか。それも研究テーマにしないといけない。


 

コメント


管理者のみに表示

トラックバック