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さつま芋な日々

 連日さつま芋掘りをしている。経験した人にしかわからないと思うが、さつま芋掘りは大変な重労働だ。

 まず、畑一面に広がった弦を刈ることから始まる。この弦が太くて重くて絡まってもいるので一苦労。片付けまでやると二苦労。昔は牛や馬や豚の餌にしたらしいが、そこまでやると三苦労だ。とにかく力が要る。地元の畑仲間は皆さん70歳前後だが、何が辛いって子供の時にこの一連の仕事を手伝わされたのが一番辛かったと口を揃えておっしゃる。それくらいきつい。

 弦刈りが終わったら、株の近くにスコップを入れて一杯分だけ土を除いて手でさつま芋を掘り出す。深い所に潜ったのを傷付けないように途中で折らないようにしないといけないし、川越の土は粘土質なので湿って締まって固まっていて中々難儀だ。山芋ほどではないが、力と忍耐力が要る。スコップでさつま芋をザクっとやってしっまったり癇癪を起して無理やり引っ張ってポキっとやった時にはがっかりして力が抜ける。

 掘り出したらすぐに洗わないといけない。放っておくと粘土が芋の周りで固まって取れなくなってしまう。芋の肌も悪くなる。

 大量に栽培している農家の場合には、大きな高畝にしておいて、以上のルーチンを畝毎機械で処理するといったことをやっているが、普通の農家は手作業だ。代表も手作業。

 代表が更に大変なのは、株毎に写真を撮って重量を測って記録するという作業が加わるからだ。芋を掘ると手が泥だらけになってしまうので、カメラを扱う時、重量計を使う時には手をきれいに洗わないといけない。一日に40株掘るのが限界だ。150株以上あるので連続でやっても4日かかる。

 代表が植えたさつま芋は5種類。紅あずま、紅はるか、ほっこり芋、シルクスイート、そして、パープルスイート。下の写真はパープルスイート。

  2019111101.jpg

 こんなことをして何が面白いのかと思うだろうけど、面白いのである。とてもいい勉強になる。疲れなど感じない。

 それぞれに弦や葉、芋の生り方、虫の食われ方などに特徴があり、代表は一株一株一本一本自分の手で確かめたので、もうその一部分を見るだけで区別が付けられるようになった。掘りやすくするための苗の植え方や畝の形などのアイディアが閃いたし、害虫そ防ぐことの重要性もわかった。さつま芋の食害跡は汚くて一ヶ所あっても売り物にならない。栄養周期的手法の施し方のレベルでかなり差が出ることもわかった。決して無駄にはなっていない。

 これもいつか完璧なさつま芋を完成させる日に向けたステップなのである。

コメント

芋ほり
うちでも少しサツマイモ作りましたが、スコップで掘ったんで傷だらけになっちゃいました。自家用なんでこんなもんですが、プロは大変ですね。

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