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半日休んで映画鑑賞

 午前中に落花生の干してあったのをもいだり、藁を雨に濡れないように小屋にしまったりして、午後からは、滅多に行かない休日の蔵の街へオートバイで出かけてきた。スカラ座で映画を観るために。オートバイなら15分で行けるが、車で行った日には渋滞で1時間以上かかる。駐車する場所もない。だからオートバイが一番便利だ。

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 一昨年の12月まで、代表は毎日この道を使って仕事に行っていた。人通りも少ない朝早い時間だったからわからなかったが、こんなにも沢山の店があった賑やかな通りだったんだね。

 ここが、知る人ぞ知る映画館スカラ座。時の鐘のすぐ近く。

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 上映中の『お百姓さんになりたい』という映画を観た。
 代表は、名詞に「お」を付けたり「さん」を付けたりするのが嫌いだ。一貫性がない。例えば、水に「お」を付けて「お水」というが、なぜ泥や液には付けないのか。「お泥」「お液」というべきではないのか。茄子や豆には「お」を付けて「お茄子」「お豆」というが、なぜ胡瓜やさつま芋には付けないのか。お米屋さんと言い、おガソリンスタンドさんとは言わない。理屈が通らない。そうやって少し上品に見せるとか、直視したくないものから目を逸らす、見たくない現実から逃げる、というような弱さを感じるのである。だから、代表の友だちにはそういう言葉使いをする人はいないし、代表が監督だったら『百姓になりたい』という題名にしただろう。

 案の定、代表にとって『お百姓さんになりたい』は、ドキュメンタリーにしてはテーマがぼやけた、ふわふわした捉え方だと感じた。『人生の楽園』というテレビ番組とオーバーラップした。

 題名と予告編から大体の予想は付いていたので、実はそういうところにはあまり期待していなくて、代表が見たかったのは農園の環境や野菜の映像だった。それについては期待以上だった。

 農園の代表がどのような考えで野菜を作っているのか。細かな技術。環境。野菜や道具の扱い。その結果、どんな作物が育っているのか。等々、こういう内部的なところというのは普段なかなか見せてもらうことができない部分なので、とても参考になった。「雨の日は畑に...」とか「防草シートを敷いたところは...」といった、ポロっと発せられたワードも収穫だった。代表にとってはそれだけで充分以上に満足できた映画であった。情報をくれたじゃんく王くん、ありがとう。

 『お百姓さんになりたい』を観た後、サンロードの方へ足を延ばして、文房具店で来年の手帳を買った。ずっと使い続けている日本能率協会の週刊ダイアリー4というタイプだが、毎年値段が高くなって今や1180円になった。消費税が入って1298円。それだけの価値が見出せなくなったので、再来年から別のに変えようと思う。

 せっかくここまで来たので、更に大回りして、初雁球場の先にあるJAの直売所を覗いてみた。

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 もしかすると代表が作った野菜も来年度からここに並ぶかもしれない。一通り見せてもらったけど、負けてないよ、代表の野菜も。しかも、有機で無農薬だから(有機JASを取得しないと表示できないが)。きっといい戦いをすることだろう。

 帰路、会社の帰りによくオートバイを停めて月を眺めた入間川の川岸に行ってみた。台風19号の豪雨で駐車場やグランドは一切流されてしまっていた。

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 川のすぐ側なんだから大雨が降ったら流されると誰でもわかるだろうに。実際、何度も流されてきたが、それでもまた人間はここに駐車場やグランドやゴルフ場を造る。今度も既にその工事が始まっていた。可笑しな生き物だと思う。

 農園の代表も言っていたな。「野菜は多様で、ひとつとして同じ個体はない。人間も同じだ。」と。自分には失敗するとわかっていても、うまく行くだろうと目論んで挑戦する人がいる。それらを認め合うゆるさが人間社会には必要ということだろう。

コメント

No title
私がスカラ座に行くときはJA直売所の奥にある無料観光Pに車を停めてそこから歩いていきます。代表の野菜が直売所に並ぶ日を楽しみにしています。
映画いいですね
人生をエンジョイしてるように見えますね。
No title
皆さんが食べているのは演出過剰な、肥満体だったり栄養失調だったりストレスで参っていたりの野菜です。
待っててください。本当の味の野菜を作って食べさせてあげますから。

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