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茄子のはなス(話)

 長茄子(左)千両茄子(右)ともに順調に育って、長茄子の方にはもう花が咲いた。

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 茄子の花は栄養状態によって雌しべの長さが変化する。栄養が充分だと雄しべより雌しべが長くなり(長花柱花という)、栄養不足の場合には雄しべと雌しべの長さが同じくらいになる(短花柱花という)。雄しべと雌しべの位置関係を見れば栄養状態がわかるわけだ。代表の茄子の花は長花柱花。今のところ肥料は充分なようだ。

 また茄子は、食べるところでの分類で果菜類と呼ばれ、高温多湿地帯で産まれた多年生の作物なので、条件が揃えば何年でも育つ。トマトなんかも同じ果菜類で、ハウスの中で管理すると、4階建ての建物くらいまで伸びる。それを収穫が終わった下の方からとぐろを巻かせて、3~4メートルの高さに抑えながら収穫し続ける人もいる。茄子の枝は硬いのでとぐろを巻かせることはできないが、露地でも上手に管理すれば10月くらいまで収穫できる。寒くなると実が硬くなって食べ難くなるので10月頭くらいが限界かな。

 果菜類は延々伸びる性質があるため、放っておくと枝が暴走してジャングルのようになる。その結果、日当たりの悪いところが病気になって枯れてしまう。仮に病気にならず枯れなかったとしても実の付け過ぎから果実の育ちが悪くなる。長く多く収穫することはできなくなる。従って、適正な剪定と整枝が必要になる。

 まず、一番花が咲いたらすぐ下2つのわき芽を残してそれから下の他のわき芽は摘み取っておかないといけない。これをやらないとどうなるかというと、根に近いわき芽がどんどん大きくなって養分を横取りして、良い実を付けさせたい中央部まで届かない。これ基本。

 それから、一枝あたりの茄子の実を2個までにする。これも放っておくと枝がいくらでも伸びて際限なく実を付けるために疲弊してしまう。一枝の花の二つ目の先の葉っぱ1枚を残し、その先は切り落とす。

 こうして行くとバランス良く枝葉が整えられて収穫し続けることができるんだが、ある程度経つと、今度は枝が古くなって元気が無くなり実の付きが悪くなってくる。その時は、茄子の場合、古い枝をバッサリ切り落として新しい枝を出させるということをする。

 代表の畑でうまく行くかどうかわからないが、その辺りのところも成長と合わせて紹介していけたらなーと思っています。

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