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戻りました

 まだ代表の頭は痺れている。

 お盆で川内村に帰った間、自分の農法の体系化の基礎の部分を固める作業に取り組んだ。具体的に言うと、栄養周期理論の実践で使われた肥料を有機JASで認められた肥料に置き換えた場合の肥料成分を比較し、次に、各作物毎に施肥時期と肥料の種類と成分量の差とを表にして、成り立つかどうかを確認した。成り立たない場合、肥料の足す引くで成り立つのか、細かく検討した。

 例えば、栄養周期理論では窒素肥料は硫安(硫酸アンモニウム)を使う前提だが、有機JAS規格では使用禁止になっているために使えない。代わりの有機JAS規格で認められた肥料(代表のぼかし肥料など)を捜して、その肥料の窒素分を算出比較。その時、他の成分が入っていれば抜いたり中和したり、あるいは無視できるか、他の成分のところにまとめられるか等を調べる。これを、各肥料要素微量要素全てについてやって、ここまでに作った作物とこれから栽培予定の作物について検証した。

 あんまり詳しく書くとknow-howが漏れるのでこれくらいにしておくが、結果は満足できるものだった。計算上は成り立つ。そして、上手く適った作物は圧倒的に味良く仕上がった。いくつかの懸案はあるが。

 だが、代表の構想を理解してくれる人はひとりもいない。農業のことしか興味が無いから、みんなの話題にも混ざれなかった。お盆で親戚が集まって賑やかな中で、代表は孤独を感じていた。

 そんな、台風の雨もようやく過ぎようとしていた時、義弟夫婦が恒例のバーベキューパーティーを催してくれた。今年はバーベキューグリルが新しくなっていた。ナント!ステンレス製!贅沢な。

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 ステンレスのドラム缶を半分に切ったのに補強をしてスタンドをくっつけてある。義弟の職場の人が趣味で作ったものらしいが、細部に至るまで非常に凝った造りにっている。素晴らしい完成度。バーベキュー好きなアメリカ人なら$2,000でも買うだろう。

 だが、代表は栄養周期理論の事しか頭になかった。アームで肉を口に運び顎を上下に動かしながら、このバーベキューグリルで灰が大量に作れるんじゃないか!?と、ぼーっと眺めていた。栄養周期理論を有機肥料で展開した時、最大の懸案がカリウム単肥の調達性。灰が足りない。灰を下さい。もう完全にトサカがおかしかった。自分が灰人になりそうだった。

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