FC2ブログ

早起きしても暑いね

 日中は暑いし夕方は雨が降るしで農作業が思ったように進まないので、朝早くならはかどるだろうと超早起きして畑Bに行った。軽く圃場を確認して回ると、まず、蝉の羽化に出会った。

2019072902.jpg

 代表がまだ小学生の頃、この蝉の羽化が見たくて見たくて、夏休みになると朝の暗いうちからひとりで山に入って必死に現場を探したのだが、ついに遭遇することが叶わなかった。諦めて山を下りると足元から羽化した蝉がパタパタと飛び出して、ああここにいたのか!と見逃した悔しさに地団太踏んだものだった。

 苦節50数年、ようやく巡って来たこのチャンスを逃したら大馬鹿者だと思って、蚊取り線香を手にしてじっと見入った。わずかな間に土の中の生物から空を飛ぶ別の姿に変わってしまうドラマチックなショーに、今はもう老人になってしまった代表だが、時間を忘れ感動に浸った。死ぬ前に見られて良かったと思った。

 おととい定植した長茄子はどうしたか?様子を伺うと、葉をピンと立てて今日も元気だった。
 2019072901.jpg

 やっぱり液肥は効くねー。なんでみんなこんなに簡単にできていい肥料を使わないのか、不思議に思う。

 甘やかされた長茄子の苗は、これから代表に大量の肥料や水を要求するだろうが、うまくコミュニケーションを取って、嘘を付かないしっかりした大人に育ててやりたいと思う。

 里芋の葉でスズメガの幼虫が眠っていた。ピクリともしない。

2019072903.jpg

 食っている内に満腹して眠ってしまったみたいだ。無銭飲食の罪で即刻死刑。本人は何も気付かないまま里芋の肥料になるだろう。

 落花生の畝ではカタツムリとコガネムシが大食い選手権を戦っていた。

2019072904.jpg

 食い残しが多いため双方失格。彼らも畑の養分になっってもらった。

 こう見ると代表の畑には害虫が多いように見えるかもしれない。害虫がいることはいるが非常に少ない(ナメクジとカタツムリは想定外)。農薬を全く使わないでもこうして手で駆除できるレベル内に収まっていて、害虫がうんと増殖して作物が決定的なダメージを受けるというようなところまでは行かない。それは蜘蛛などの益虫や飛来する鳥の数が多いことと、作物自体が虫を誘わない(葉から窒素を出していない)ことの相乗効果のように代表には思える。このまま収穫まで行ければ、またそれが何年も継続できれば、やり方として間違っていないと判断できる。

 問題はナメクジとカタツムリだが、多い原因はわかっている。畑の東側と西側の森が供給源になっているからだ。この森、元々は田んぼだったところなんだが、何十年もの間耕作放棄されていたために、風で飛んできたり鳥に運ばれたりした柳とか桑の種が発芽して根付いて大きくなって森を形成してしまった。田んぼの持主は病気だったり行方不明だったりとかでいわくつきのため誰も関わろうとしない。みんな迷惑がっているのは同じなのに。なんとかしないといけない。

 そう思っている内に、代表に何かが乗り移ったみたいに体が勝手に動いて、鉈でバッサバッサと枝を払っていた。

2019072905.jpg

 小一時間そうやって汗でぐっしょりになった。だいぶすっきりした。が、ナメクジとカタツムリを遠ざけるにはまだ足りない。 場当たり的に反応している間に日が昇り暑くなってきた。既に体がだるく、炎天下の作業はきつい状態。結局何のために今日早起きしたのか、早起きの意味が無くなってしまった。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック