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不本意ながら長茄子を植える

 今朝、代表がブログをしたためている時に畑仲間から電話がかかってきた。日本長茄子の苗をやるから植えたら?という内容だった。断る前に「苗を置いておくから」と言われてしまい、もらわざるを得なくなった。基本的に代表は人が作った苗はもらわないし、売っている苗も買わないことにしている。理由は、そういうのは多肥で育てられてしまっているために代表の農法に合わないからだ。

 しかも、台風が来るという日の朝に苗を押し付けられて参った。が、そうなってしまった以上は植えてやるしかないので、ブログを書くのを止めて苗を確認しに行った。苗の数は6本だった。

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 やっぱりこの苗のポットにも既に肥料が入れられていて、化成肥料の白い大きな粒が見えた。贅沢に育てられたワガママ苗だ。

 今年の農作業が遅れて夏に食べる野菜作りが間に合わなくて、カインズホームでナスとシシトウとトマトの苗を数本購入して植えたけど、結果は全然芳しくなかった。春に畑の師匠からもらった甘やかされた九条ネギを植えたのも同じだった。どっちもか弱くて病気ばっかりして厄介者だった。それだけ産まれ育った条件の影響が大きい。だから代表は、苗は全部自分で作ることに決めていたのだったが...。

 この、代表の農法(栄養周期理論)と作物との関係性の考え方は現在の慣行農法と根本的に違う。難しいので一度わかりやすく整理して書きたいと思っているんだが、まだはっきり結果が出ていないため、大恥をかく可能性もゼロではないから躊躇している。ここまでは確かに害虫が少ないし葉色も理想的な範囲にあり、うまく行く確率が高いと踏んでいるんだが、何が起こるかわからない。全ては収量と味を確認してからでないと。収量が少なかったり味が悪ければ論外なので、この秋に、さつま芋や落花生が収穫となる10月末、あるいは、里芋が収穫できる11月中旬になったら結果を含めて詳しい報告と説明をしたい。今まで何回も書く書くと書いて書いてないテーマがたくさんあるが、それらもいつか書くが、これについては必ず書きます。神かけて誓います。

 さて、苗の定植をやらないといけない。定植は夕方か曇り空の日に行うと成功率が上がる。晴れた日中の作業となると植えたばかりの根では水分吸収が蒸散に追い付かず、寒い日だと今度は蒸散が少なくて根から充分に水が吸い上げられない。曇りの日とか夕方くらいがちょうどバランスが良い。わざわざ今日みたいな台風直撃前のカーッと日差しが照った風の強い日に定植してはいけない。しかしながら、夕方には防風雨になってもっと条件が厳しくなるかもしれないので、今やれるだけのことをやってダメだったら諦めることにした。それしか選択肢がない。
 突然の事で植える場所が無かったが、畑A、Bで余っている場所が落花生が芽を出さなかった畝の端だけ空いていたのでそこにした。

 直径25センチメートル深さ10センチメートルの植穴を6つ掘り、ぼかし肥料を一握り半ずつ入れ土と混ぜた。

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 ぼかし肥料は効き方がぼけて(穏やかでゆっくり効く)いるのでぼかし肥料と呼ぶ。だからこの肥料はナスの苗が根を伸ばして来た頃から草体を大きくするところまで効かせる役だ。実を成らせるようになったら追肥する。

 その真ん中にポットから苗を出して置く。

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 ポットの形に根が固まっている周りに土を入れ、外側に溝を作る。この溝は液肥を入れるため。

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 10分の1に薄めた液肥を1~1.5リットル注ぐ。

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 液肥の使い方についても色々わかった。液肥の大御所から「原液で与えても大丈夫」と聞いていたが、そうすると根焼けする場合があることがあったし、「液肥だけで育つ」とも聞いたが、ぼかし肥料と比較すると肥効の持続が約半分で、栄養成長の途中で肥料が切れてしまう。代表としては、液肥はこうやって薄めて初期の幼体育成段階に使い、その後はぼかし肥料に換えるのが最適という結論になった。栄養周期理論的にもそういう使い方がベストであると確信しているが、その辺りについても体系としてまとめておきたいと思っている。色んな新発見があって面白いよ。

 土を被せて平らに均し、

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 地面が乾きにくいように肥え土(川越市が無料で配布する剪定枝堆肥)でカバーしてやった。

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 更に、日差しが強いことと風が強くなったりすることの対策として暫定的に防虫ネットをかけてみた。

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 定食がうまくいかない場合、苗は萎れてしまう。それでも生きていれば立ち直ることもあるが、萎れさせないですんなり活着させるのが一番だ。この悪条件の中で、甘やかされた日本長茄子は果たしてうまく根付くのか。定食後2時間の様子。

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 無事に育ったら、慣行農法と栄養周期理論の違いを絡めて逐次経過報告したいと思います。
  
 

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