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日々暗中模索

 今の野菜作りの肥料の遣り方としては、畑全体に肥料を混ぜる全面施肥が主流になっている。その時期は、野菜の種を植える前、元肥として入れる。

 全面施肥は、畑の通路になるところも作物の根が届かない所にも肥料を置くことになるため、その分無駄だと考える代表は、密植する作物以外には、根が届く範囲にだけ肥料を置く局所施肥というやり方をしてきた。収穫が少なくなるとか、畑に何か悪い影響があるのかなと心配しながら試してきたが、全くそういうことは無かった。局所施肥で使う肥料の量は全面施肥の5分の1程度。節約になるし環境負荷も小さい。一石二鳥だ。手間がかかるのがまだ課題だが。

 農大を出てからは元肥を止め追肥だけで育ててきた。作物が幼体の時に周りに肥料分があると吸ってしまって贅沢体質になり、葉から滲み出る窒素分を舐める虫を集めるために食害を受けやすいという仮説に基づいて、解決策になるかも!と考えたからだ。大体当たった。害虫を無視できるレベルにはないが、かなり少ない。あとちょっと何らかの防御をすれば食害の影響は無くせる感じだ。代表の夢のひとつ、露地で虫の食い跡がゼロの有機野菜を作る、その道筋が見えてきた。

 しかし、ここに来て次の問題が出た。追肥では肥料が効くのが遅れる、ということだ。根が地下にあるのに地表に肥料を置くことになるわけだからどうしても時間差ができてしまう。効かせたいときに効かせられない。

 対策として、効かせたい時期を想定して早目に追肥する方法が考えられるが、正確なタイミングを測るのが難しい。また、肥料を溶かして土中に拡散させるのは雨に頼らざるを得ず、天気の予測まで含めると不確定な要素が多くて余りにもギャンブル的過ぎる。

 液肥を使うことも考えられる。液肥なら直ぐに効かせられる。代表もそのために液肥を作って試してきた。が、万能と言う訳にはいかなかった。液肥は原液で施肥することもできるが、その場合軽い肥料焼けを起こす場合があることがわかった。確実な使い方としては、薄めるか、あるいは根から遠ざけて入れるしかないんだが、その分肥効は少なくなるし、時間の遅れも出る。それでも野菜はできるが、代表はもうちょっとシビアに追求してみたい。

 更に、ぼかし肥料と比較した時、効きは早いが肥効が切れるのも早いこともわかった。液肥で追肥をする場合は薄めて回数を多くする必要があるが、株が大きくなっていて株元への施肥作業が難儀になることも考えられる。賢い使い方ではない。

 新たな問題が発生した時は新しいアイディアが産まれる時でもある。このぼかし肥料をどうやったら作物が欲しがる時に「はい、どうぞ」と根元まで届けられるのか。

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 代表の試行錯誤問自答七転八倒は延々続く。 

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