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代表のお手並み

 農家としてまだ何の実績もないのに言うことだけはでかい代表は、畑仲間から変わり者として見られている。熱く語れば語るほど「やって見せてみろよ」「お手並み拝見」という冷ややかな反応を感じる。確かにそうだろう。代表の畑には今まで何も無かったわけだから。

 しかし先日、代表をこの道に導いてくれた師匠の前でじゃが芋を一株引っこ抜いて見せた。普通なら子どもの拳からミニトマトほどの大きさの大小様々な芋がボコボコっと出て来るのだが、きれいに大きさの揃った大きな芋が5,6個出て来た。もう一株引っこ抜いた。同じだった。代表は養分が芋に集まる手法を使って成熟させたのである。師匠の顔色が変わった。が、弟子に負けてはならないというプライドが驚きを隠した。少しずつやって見せられるお手並みを見せられる段階に来たのに、冷ややかな人たちはいつまでも冷ややかなままだ。

 今日の畑Bの里芋の状態。

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 手前の2畝は普通のやり方で肥料は液肥を使い、その先10畝は種芋に澱粉をエネルギーに変換しやすい処理を施し、内5畝は液肥で、残り5畝にはぼかし肥料を施してある。自慢じゃないがこの辺りの里芋の中では一番良好な状態だと思う。葉色が程々で茎が太い。

 さつま芋のエリア。

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 左から2畝半は紅あずまという種類で、植えた直後低温になって萎えたもので、失敗したと思って次の2畝半に追加したんだが、それもまた低温と雨に晒されて萎え、結局最初のが復活して後のが3割くらいダメになった。

 丁度そこに深谷で営農している同級生から「さつま芋の苗が余っているよ」と連絡が入ったので、紅はるか、ほっこり芋、シルクスイート、パープルスイートの苗をもらって植えた。だからさつま芋だらけになったが、畑仲間から「この場所では収穫は無理だよ」と脅かされているが、代表のお手並み見せたいと思う。

 代表の農業の大きな方向性のひとつは保存ができる作物に絞った展開をするということ。作物が出来たらすぐ収穫して食べないと鮮度が落ちえしまう葉物は、少しはやるが基本的にやらない。保存ができる作物のひとつとして豆類を考えていて、その特性を掴むために様々な豆を植えてみる計画。

 これは印旛青という千葉県特産の大豆。

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 種を蒔いてからしばらく芽が出ないので失敗したかと思ったが、先日の雨が効いて芽を出した。大豆は出芽時に水を嫌うと聞いていたがガセだったようだ。

 同じく落花生。おおまさりという大粒の茹で食専用の種類。

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 これも出芽時に水を嫌うと聞いていたので何もしなかったが、その間にあらかた蟻に食われてしまった。やっぱり出芽時の適度な水は必要みたいだ。代表はそういうところにこだわりが無いので、間違いだとわかったらコロッと変わる。新しい価値を創造するのにちんけなプライドや常識と呼ばれる固定観念は邪魔なだけだ。

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