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秘密の肥溜め 最終章

 時間は人間に平等に与えられた資源。一分一秒無駄にしてはならない。そういった経営哲学の会社で日々仕事をしていた代表は、競争における一秒の価値、コンマ一秒のシビアさというものが身に染みついてしまっている。今でも時間は無駄にしたくないと思って動いている。

 ひと月時間をかけないとできないものが、その3分の1の時間でできるとなったらとてつもない飛躍だろう。こういう下品な言葉は使いたくないが、まじスゲー!だ。

 代表が偶然的に調合して出くわしたぼかし肥料のハイパー醗酵。2回目も再現した。少し材料を変えたりしたけれども、醗酵パターンは1回目と同じで、本来仕込みから完成まで3週間からひと月かかるぼかし肥料が、ピッタリ10日でできた。まじスゲー!

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 ぼかし肥料の醗酵が早く終わってしまう原因のひとつとして水分不足がある。微生物の活動で水分が消費されることと、醗酵温度が50℃超になるための蒸発で水分が足りなくなり、微生物が活動できなくなった状態だ。そういう時は水を補給して活性を維持する。

 もうひとつは周囲の温度が極端に低い場合だ。微生物が活動不可能な温度まで低下すると醗酵が止まる。しかし、一旦活性化すれば真冬でも自らの発酵熱で温めるようになるくらいなので、この時期の気温なら問題にならない。

 ところが、完成したぼかしにはまだ水気が残っている。ということは、微生物が活動できる環境下にありながら収束した状態と考えられる。

 心配なのは微生物が餌を食い尽くしたための醗酵終息ではないのか?ということ。この場合ぼかし肥料ではなくぼかし堆肥になってしまい肥効分も無くなる。肥効分がどれくらい残っているか調べるには成分分析をやる必要があるが、代表は設備がないからできないので、まずは作物の育ち具合で推測するしか方法はない。それで問題なさそうだったら、どこかに持ち込んで分析して裏付けを取るという手もある。

 ここまでの里芋、キュウリ、トウモロコシ、ズッキーニなどの栽培では順調な生育が見られるので、代表の感触では普通のぼかし肥料になっていると思う。まじスゲーよ。

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