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放任芽出し法にトライ

 4月中頃に里芋を植えた後、残った10株ほどを畑の隅に上下逆さにして埋めておいた。そうすれば芽が出ないと聞いていたからだ。だが芽は出て来た。しかも威勢良く。逆さにして埋めておくと芽が出ないというのは嘘だとわかった。出難いという話なのかもしれないが、そんな感じでもない。

 農大のときにJAいるま野地区の若い農業者の皆さんの研究発表を聴講したことがあったが、その中に里芋を逆さ植えにした実験があった。古老たちの「逆さ植えにすると等級の良い芋ができる」という言い伝えに着目し、実際にやって普通のやり方で栽培した里芋と等級別に収穫数を比較したものだった。結果は、少し等級は上がるものの収量が少し減る、という内容だったと思うが、あまり良く覚えていないが、思い返せばその時にわかったはずだった。里芋はどう埋めようが芽を出す作物なのであった。

 畑Aの逆さにして埋めておいた里芋をいくつか掘り出してみるとこんなに立派に育っていた。悔しいが代表が植えたのよりも良い。

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 それだったら最初から放ったらかしておいて、こういうふうに育った奴の中から元気なのを選んで植えた方が確実に育てられるのではないか?里芋の場合けっこうウィルス症に感染しているのがあって、成長が遅れるのがあるんだが、芋の段階ではわからなくてこれくらいになってから発症する。こうすればそれらをはじくことができるかもしれない。

 問題も予想される。ある程度育ったものを掘り出せばどうしても根を切ってしまうので、植え替えた場合にそれがマイナスにならないかという心配だ。作物の種類、あるいは成長段階によって根を切ると勢いを増す場合と衰える場合がある。JAいるま野地区の中には早く根を広げさせるために3月には播種する里芋農家もあるらしいから、里芋については植え替えをしない方が無難だろう。

 しかし、本当にそうなのかは実際にやってみないとわからない。そこで、畑Bの一角に場所を取ってこれらの株を植えてみることにした。

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 いい感じだし、こっちの方が作業が楽だ。はたして成長や収穫量に違いはあるのか?他の作物でもやれたりするのか?随時レポートして行きたい。

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