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畑Bに落とし物

 朝畑Bに到着すると、液肥樽の前に何かおかしな物がある。紙が千切れそうなくらいボロボロの雑誌。もちろん代表のものじゃない。

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 古いエロ本かな?と思って目を凝らしよーく見ると、昭和48年1月発売のモーターサイクリスト誌で、レースの歴史特集号だった。昭和48年と言えば代表は高校3年生。バイクに乗りたくて乗りたくて仕方なかった頃だ。

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 こういういたずらをするのは畑仲間のひとりのあの人しかいないが、よくまあ次から次へとこういうものを持ってくるよ。

 ぺらぺらめくってみると、カワサキがライムグリーンの塗色のマシンを走らせたのは昭和48年以前の浅間レースということになっている。とすると、1976年に初めてボルドール24Hレースに出場した時がライムグリーンのデビューだったというH氏の話は嘘ということになる。その時カワサキはマシンの準備が遅れて、カラーリングが決まらず白いカウルのまま現地に送られてきたのを、H氏が、他のどのチームも使っていなかったグリーン系のカラーに染めて出場したという。何故他のチームがグリーン系を使わなかったというとヨーロッパでは葬儀の色だからで、このH氏の判断に対しカワサキ本社が「縁起が悪い」と怒ったが、「以降グリーンがカワサキのバイクのイメージカラーとして定着した。俺がカワサキのバイクのイメージカラーを作った」というH氏の自慢話は、嘘か本人の勘違いだったことがはっきりした。

 それから、ホンダが初めてマン島TTレースに参戦したときのことを河島監督のインタビュー形式で載っているが、創立50周年にまとめられたというホンダ社史の中のインタビュー内容と微妙に違う。人間て、忘れるものなんだね。そして、歴史というのは後から美化されたり誇張されたりして創り直されるものなのだろう。

 いけね。こんなことしてたら農作業が進まない。代表はこういう世界、面倒な人間界が煩わしくなって野菜を相手にすることにしたんだからね。思い出させるようないたずらは止めていただきたい(笑)。

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