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燻炭節2

 ♪真夜中から 燻炭焼いて 悪魔のように土づくり

 Kトラ一杯分の燻炭を焼くのに8時間かかる。だから、午前中に畑に燻炭を撒いて耕作まで終わらせるためには、朝方には燻炭が焼けていないといけない。そうすると、燻炭を焼き始めるのは朝っぱらどころか真夜中だ。暗闇の中籾殻に横たわって燻炭節を歌いながら夜が明けるのを待つ。代表にはこの作業は苦痛ではない。相当に楽しい。3時過ぎにはもう雉が啼く。

 日が出る頃にはこうなる。

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 なんてことはない簡単な作業に見えるだろうけど、こういう風に美しい富士山型に斑無くきちっと焼き上げるにはかなりコツが要るんだよ。毎度毎度自慢話で申し訳ないが、これらの技術と理論では日本で代表が一番だと思う。農大で3ヶ月間燻炭焼きに熱中して極めたからね。

 これくらいになったら中心の燻炭機を引っ張り出してしまい、あとはかき混ぜながら残りを焼いた方がいい。そのままにしておくと火が出て燃えてしまうことがある。
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 かなり熱い。気を付けないと火傷する。この燻炭を保存する場合は、如雨露で水をかけてジューっと消すんだが、今回は焼けた状態のまま畑Bに撒いた。スコップでサーっと空気中に放り出すと冷めて土の上に落ちた時にはほとんど火種は消えている。

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 畑Bは硬くて乾くとひび割れができるような土なんだが、改良のために川越市の剪定材リサイクル土壌改良堆肥の『肥え土』と、寄居のアイルクリーンテック製リサイクル堆肥籾殻ベースの『穂のか』と、燻炭とをそれぞれ撒いて耕耘してみた。今のところ適度な団粒を形成し、固まる気配はない。いい塩梅になって、虫も飛び回り始めている。こういうことができるようになったのが農大に行った成果だと思う。

 因みに、肥え土は抽選に当たればKトラ一杯分無料。穂のかはKトラ一杯1000円。燻炭の材料の籾殻は近くの坂戸カントリーエレベーターで無料で必要なだけもらえる。代表はいつもこうやってKトラ一杯ずつ入れてくる。

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 埼玉県は農業に力を入れているため、こういった良質でお得な資材が豊富で、しかもお得に入手できる。川内村でそこそこの規模で有機農業をやる場合、このような資材が調達できるかがカギになるが、今は不可能な状態。福島県は有機農業が盛んらしく、県全体でならなんとかなるのかもしれないが、代表にはまだ詳しい状況がわからない。落ち葉だけで有機農業はできない。

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