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埼玉も寒かった

 一口に有機農業と言うが、手法が確立されているわけではなく、農家によってやり方は違う。有機資材を使うというところと農薬を使わないという基本が同じだけ。肥料をこれっぽっちも入れない完全無施肥の人もいれば、一切耕さないで栽培し続ける不耕起の人もいるし、有機JAS法で許されている農薬だけは併用する、という人もいる。同じやり方をしている人はいないと言ってもいい。

 今日は埼玉もとんでもなく寒かったが、西日本の若い有機農家の人たちの研修会に紛れ込ませてもらって、小川町で野菜屑からバイオガスと液肥を作って活用しているグループの施設を見学してきた。

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 液肥というのは昔のし尿肥料だね。現在は人糞を肥料に使うことが許されていない(地域によって使えるところもあるらしい)ので、家畜糞とか米糠とかなたね油粕とか、こういう食物残渣を利用して作っている。好気性醗酵で熱となってエネルギーが空気中に出て行ってしまうぼかし肥料と違って、水中に閉じ込めた形で嫌気性醗酵させる液肥は、養分が逃げてしまわないことから、効率良く肥料分が取り出せるうまいシステムなわけだ。代表はバイオガスの方には興味が無いが、この液肥に注目している。

 ぼかし肥料を含む普通の固形肥料は、雨が降って肥料分を溶かし土の中に浸み込むのを待つしかないが、液肥だったら必要な時にかけて瞬間で効かせられる。点滴みたいなもんだ。元肥や追肥で肥料をやるもののどうしてもタイミングがずれるし、肥料切れを起こさないように安心でやっておくと今度はやり過ぎる。一回液肥を試してみたいと考えている。

 ただ、液肥だけでもベストじゃない気はする。どんなやり方がいいのか。代表も代表式のやり方を確立しないといけない。

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