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川内村で。

 川内村に行ってきた。どうしてもやっておかなければならないことがいくつかあって。

 ひとつは、薪ストーブの焚口のドアのガスケットを新しくすること。ガスケットはガラス繊維を編んだ紐で、耐火セメントでくっつけてあるんだが、もう22年も使っているもんだから、セメントまで燃え尽きボロボロになってしまった。

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  薪を焚くとヒューヒューと音を立てて大量の空気が入ってしまい燃えるのが早い。不経済でしょうがない。だから本格的に寒くなる前に修理しておく必要があった。他のところのガスケットにしてもようやく付いているような状態だし、本体の方にも相当ダメージが見られるので、本当は新しいストーブに買い替えたかったんだが、時間が無くて間に合わなかった。とりあえず応急的な処置をしてこの冬まで使い続けることにしたわけ。

 こんな感じ。
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 他に危ないところがないか、確認しながら埃を払ってやった。

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 長い間我家を温めてくれたストーブ。楽しい思い出がたくさんあって、このストーブと別れるのは代表にとっては寂しいんだが、家族はドライで「なんで早く新しいのにしなかったの?!」とかいって責める。古いものをどんどん捨てる。お世話になった道具への感謝の気持ちというものがないのか。困ったものだ。ストーブが泣いているよ。

 もうひとつは、愛車S2000のチェック。5月に車検だったんだが、こちらも時間がなくて継続できなかった。だから今車検切れで、バカバカしい話だが税金だけ払っている。5月にボディカバーをしてそのままにしてあったんだが、ボディカバーもへたってしまって雨水を通す状態だったからずっと心配だった。

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 いや~このタイミングで確認して良かったよ。シートや幌にカビが生えていた。まだ初期だったから助かったが、あと少し遅れたらカビに食われてしまうところだった。きれいに拭いて、ボディカバーを天日干してから覆って、その上から防水シートをかぶせておいた。これでカビが生えることはないと思う。しかし、エンジンやシャーシなど可動部分を動かしておかないとダメになってしまうなー。愛車も泣いている。早くなんとかしないといけない。

 そして、今回の川内行きの用事の中で一番大事なこと。それは、みきおさんとトオルさんと情報交換することだった。

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 いや、情報交換の前に、あれだけお世話になっておきながら、退職前後の3年間自分のことにかかりっきりで一切連絡もせずにいた非礼を詫びなければならなかった。もう来るなといわれても仕方がないのだが、みきおさんもトオルさんも、トオルさんのご家族も、以前と変わりなく代表を迎えてくれた。

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 まー酔ったよ。これまでどれだけ酒を飲んだって記憶を失うとかしゃべれなくなるとかはなかったんだが、この夜はろれつが回らなくなるくらいになってしまった。あまりにも嬉しくて。

 代表の不義理を理解してもらい、農業への興味が押さえがたくて農大で学ぶようになったことも報告した。

 たぶんそうだろうと予想してはいたが、みきおさんとトオルさんの方は、今もまだ夢を追っていた。

 みきおさんは、ずっと「人が集まれる場をつくりたい」と話ていたが、何ということか、ついに本当に作ってしまった。正確にいうと今建設中だが、7割方出来ている。ご自宅の隣に、遠く毛戸の風景が眺められる二階建ての山荘が。一階部分はガレージになっていて、「これでバイクの人たちが雨の日に来ても大丈夫だ。バイクを濡らさないで済む。」と話していた。

 トオルさんの方は、民宿の許可を取得しお客さんを受け入れられる準備を整え、「バイクの人たちが来たときに、風呂が小さくて、わざわざかわうちの湯に行ってもらわなければならなかったのが申し訳なかった。」と話していたが、何と何と大人数で入れる露天風呂までつくっていた。こういう人たちを世間的には『義理堅い』と表現するのだろうか。しかし、二人のスケールは常識を超えている。

 代表も熱くなり、頭が猛烈な勢いで回転した。みきおさん、山荘、トオルさん、民宿、露天風呂、有機農業、バイク仲間、アート・・・、それらの点を結ぶとどうなってしまうのか。その晩中に明確な答えは出なかったが、何かボヤっとしたイメージが3人の間にできた。この3、4年、各々別々の方向に進んでいたのが、また、ひとつの点で交わってスパークするというのか?まだわからないが。

 だが、自分の故郷にケチを付けたくはないが、川内村には代表の仲間を惹きつける魅力がもうない。近いうちに詳しくレポートしたいと思うが、村中土木工事跡だらけで、下請けの人たちの荒々しい関西弁が飛び交って、料金はすべて割高で、食べ物といえば料理屋が数軒あるだけ。休日のかわうちの湯の入浴料が700円もするから代表も利用しなくなった。豊かな自然、美味しくて良心的な店、素朴な人情、静けさ、といった川内村の魅力がすべて失われてしまった。

 魅力を取り戻すためにはどうしたらいいのか?現実は厳しいなーと思ったが、3人の夢はこれからも続いていくと思います。

コメント

かわうちの湯
お久しぶりです。

日曜日にツーリング仲間数名で川内村に行きます🎶

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