ざわざわ・・・

 歯医者の待合室に置いてあったコミック。 カイジ。

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 自分の順番が来るまでの間、ペラペラと20、30ページめくってみたら、あまり窺くことのないギャンブルの世界の話でなかなか面白い。画も個性的。けっこう人気らしい。へー、こんな漫画あったんだと思い、興味が出たらとことん極めないと気が済まない代表、治療の待ち時間だけでは全部読み切ることはできないので、早速古本で全巻を入手。毎日寝るに前布団の中で読んでみた。

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 2、3冊読んで、飽きた。

 カイジは、麻雀やパチンコやカード、それにオリジナルの賭け事に取り憑かれた人間たちの喜怒哀楽を描いた作品なんだが、作品そのものがギャンブル的だった。フェイクを勝ちのように見せかけ、どうでもいいことに後から意味を与える。もちろんその逆もある。同じパターンが延々と繰り返されるだけで、そこに気づくとストーリー展開が予想できるようになってしまう。

 些細なことを興奮を煽るように描くのは作者の才能にちがいないが、それは、当たらないとわかっているハズレに興奮させようと煽るギャンブルの構造とまったく一緒。読んでから「つまんないものに大事な時間使っちゃったなー。」という感じで、空しさ加減もギャンブルと同じだった。そういえば、音楽も文学もTVもラジオも政治もカイジと同じだね。フェイクやはったりが多い。代表はもっと抑えた落ち着いたものの方が好みだ。またひとつ勉強になったよ。

 「お父さんの本が邪魔でタンスが開けられない!」と家内に叱られたので、早く処分しないといけない。
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