代表は弱くサツマイモは強い

 今、代表は全身筋肉痛。体中膏薬だらけだ。

 土曜日の朝、雨が上がったもんで畑仕事に行った。途中でポツリポツリ降ったりもしたが、昼過ぎまでは小降り程度で、2時くらいから強く落ちてきたけど、そのまま夕方まで作業した。

 日曜日は朝4時に目が覚めてそのまま畑へ。まだ暗かったが、雨は霧雨程度だったので明るくなるまで資材置き場の整理などやって、そのうち雨が止んで晴れ間がでてきたから、嬉しくなって昼まで作業を続けた。一旦家にもどってシャワーを浴びて、食料を買って近所の大学の野球グランドへ行き、練習を観ながら昼飯を食って、また畑に行って夕方まで作業した。

 まー二日も立ったりしゃがんだりうねったり運んだり篩をかけたりしたので、疲れた。今日は体のあちこちが痛くて、とくに腕と膝が痛い。つくづく「歳取ったなー」と思った。筋力も持久力も気力もことごとく弱くなった。無理がきかなくなった。

 代表が植えようとしている秋冬収穫の作物の種。 まだまだある。

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 説明すると長くなるが、これらをオリジナルのやりかたで植えてみようと目論んでいたわけなんだねー。

 ふつうのやり方というのは・・・
 収穫が終わって次の作物を植えるときには、残った作物の葉や根をきれいに除いてから、石灰と肥料を入れて深く耕して混ぜて、一週間くらい放置してから種や苗を植えるんだね。しばらく放置するのは石灰と肥料が土と化学反応するので、その時に種や苗が傷まないようにするためだね。反応が収まってから植える。それが一週間だ。

 そのときマルチというビニールフィルムで畝をカバーする人が多いね。マルチは地温を上げて成長を促進したり害虫を防いだり、雨の跳ね返りで根元が汚れ病気になるのを防ぐなんていう効果もある一石三鳥の便利な道具だ。代表の畑の先生たちもほとんどそうしている。基本に忠実だ。

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 自分も真似したことがあった。が、初期の成長はいいけど、後半に伸び悩む傾向があるように見えたのでとりあえず使わないことにした。

 それに対して代表の考えたやり方というのは、基本的に耕さないし肥料もやらない。作物の残りの葉や根を表層に棲む微生物に食べさせて、その分解物が肥料になったところに種を植える、ということなんだけどね。今回はミネラルを入れるために一回浅く耕したけど、基本的に以前の状態を維持しておいた。

 ふつうのやり方をした場合は植えてからしばらくはあんまり作物が動かない。しかし、雑草が出始め、蜘蛛とかカエルとかが寄ってくる頃になると急激に成長を始める。また、作物の根元の雑草を抜いたり土を寄せたりすると成長が鈍くなる(と感じた)。これは微生物の働きしかない、と確信したわけなんだねー。そういうことで、植えたらいじらないことを徹底するために、たいていは条件のいい所で苗を作ってから畑に植え替えるということをやるんだが、代表は種を植えたらそのままにしようと思った。

 そのためには種の周辺の土を細かくしてやらないといけないので、害虫を捕りながら表面の土を少しふるってやろうとしたんだが、湿っていたために篩の目が詰まってしまってうまくいかなかった。害虫はたくさん捕れたけど。

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 土が乾くまで待っている余裕はないのでそのままやったが、これで表面の性状が変わってしまった感じだ。

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 残念ながら育てた微生物層と貯めた養分をそのままにしておくことができなかった。かえって壊しちゃった感じだね。失敗だと思うので、秋冬作物でのトライは諦めることにした。また、濡れた重い土をふるったので体に負担がかかった。二重の失敗だった。

 アイディアの検証にはならないが、多少は表面部分に微生物が生息していると思うので、そのまま様子を見ることにした。挑戦はまた次回やり直しだ。それでも今までのやりかたとは相当違うから何かしら面白いことがあるかもしれない。

 それにしても焦って作業したもんだから、どこの畝に何の種を植えたのかこんがらかっちゃってわからなくなったよ(泣)。三重の失敗だ。それから、ダイコンと春菊を植え忘れたのが四重の失敗。まあ、芽が出ればわかるだろうし、ダイコンと春菊は買って食うことにしよう。 これしかやりようがなかった。代表は精一杯頑張ったよ。

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 ところで、収穫忘れのサツマイモが芽を出していたよ。

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 微生物の餌にしようと畝の廻りに置いていたツルからも芽が出ていた。ツルのどこか一点が土に触れていると、そこから水を吸い上げて根を出すんだねー。強いねー、サツマイモ。たいしたもんだ。

 サツマイモも強いが野菜はけっこう強い。落ちた種が立派に育っていたりする。これはネギだが、余ったので畝の間に捨てて置いたのが立ち上がっている(!)。

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 いやー、強い。厳しい条件下にあった方が、競争やある程度のストレス状態にある方が甘やかされているよりも強くなるんじゃないだろうか。 そんな気がする。

 川内村のよしたかさんは「作物は手をかければかけるほど美味しく育つ」と話していた。畑の恩師のイシイさんは「作物に水をやれば水を欲しがるようになる。」と言った。どちらが正しいのか。代表にはまだはっきりとはわからないけどね。

 サツマイモは場所をとるのでもう止めようと考えていたが、また来年も作って、うんと食って、イモ焼酎も呑んで、その力をガンガン吸収したいと思った。
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