大発見?

 畑のこっち側は、7月にジャガイモと大根を収穫した後、土作りのため、3回耕してミネラルを補充しておいた。3回も耕したのは、石ころみたいに固まった土を砕くためと、土に日光をあて空気に触れさせて消毒するためだ。そうすると野菜の病気や虫の被害が少なくなると聞いたのでね。

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 安定しない天気のせいでなかなか土が乾かなくてたいへんだったが、そうしておいて、微生物と微生物の餌になる有機物を投入すれば、野菜が喜ぶ生きた畑になるはずであった。
 そのため、米ぬかベースの発酵肥料をつくって

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 施肥しつつ韮と葱を植えたのだが・・・、枯れてはいないが喜んでもいない。

 こっちが葱。

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 こっちが韮。

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 どっちかっていうと迷惑がっている気配。

 そして、何やらおかしい。イメージとちがう。韮と葱の根元を触ったら土がカチカチに固まって砂漠みたいになっていた。微生物たっぷりの米ぬか発酵肥料を入れたわけだから、その活動によってフカフカの土になるはずなのに。なんでだろう? 土を砕いて消毒して、そこに微生物を放して餌をやればOKという、そんな単純なものではないということだろうね。

 おそらく健全な畑というのは、幾千万の種類と数の微生物が相互に食ったり助け会ったりしながら暮らしているものなのであって、たぶん、収穫のあと耕してしばらく放置してやすませるのは、実際には微生物を飢えさせた上に日光を当てて死滅させているのと同じことなんだろうね。

 代表は几帳面なので、ご丁寧に念入りにそういうことをやったもんで、見事に砂漠化してしまった感じだ。そこへわずかばかりの微生物と餌を入れたところで、一度砂漠になったところを緑の草原に変えることはできなかったのだろう。これは画期的な発見だ(代表にとって)。

 代表は確信した。「畑は森のようにしないといけない」と。

 一般的なマニュアルにあるような、作物を収穫したあと、きれいに片付けて耕してしばらく放置するというやり方は、微生物を活かす方向とは相性がよくない。逆だ。微生物の数を減らしたり弱らせたりする。そうならないうちに、収穫のあとすぐに次の作物を植えるべきなのだ。

 そうすると心配になるのは連作障害だが、連作障害ってどうして起こるんだろうね?

 もしも何かの栄養素が不足するのが連作障害ならば、不足分を補充すれば解決するはずだから、そういう手法が効かないということは、何かが減るのではなくて余分なものが増えるということだろうね。何も入れも抜きもしなければ変わらない。つまり、入れたもの、入れたら取り出せないものが障害になるということだ。人間が入れるものといったら肥料と農薬。ということは、作物を作るために肥料と農薬を投入しているのに、同時にそのことによって畑をダメにしているってことなのか?こんがらがってきたよ。

 仮にそうだとしたならば、農薬は使わないで、肥料は作物が求める分だけにすればいいということだね。過不足ない肥料分だけ作物を育てる、と。できるのかなー?できないのかなー?きっちりはできないにしても、微生物を介在させ緩衝帯的に活用できればなんとなく近い状態にはできそうな感じがする。やりかたはまだわかんないけどねー。 これからだ。

 さて、代表の実験材料にされて迷惑顔の韮と葱を早く気分良くさせてあげないといけない。とりあえず硬くなった土を手で解してやって腐葉土で覆い、韮は地面から5センチメートルを残して切った。

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 少し元気が出てきたように見える。
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