鶴田松盛油絵展のお知らせ

 4月16日(土)から24日(日)まで鶴田松盛さんの油絵展が開催されます。会場は広野町二ツ沼総合公園のパークギャラリーです。

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 パークギャラリーはこれまで原発事故対応のために使用されていましたが、この4月から再び町民の下にもどり、個展などに使えるようになったそうです。原発事故から5年が経ち、こういった施設が以前のように使えることになって、これでようやく本格的に復興が始まったという感じがします。お近くの方はぜひ復興の足音を聞きに行ってください。代表は16日に行く予定です。

 いつだったか。代表がマンスールさんの居酒屋花門で飲んでいたとき、マンスールさんから隣り合わせていたお客さんを紹介された。その方は0先生という画家で、日展や白日会展の会員で審査員もされているということだった。
【写真:2016年白日会展よりO先生の作品】
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 O先生は二人の学生を連れていた。ひとりは東京藝大。もうひとりは東大の理学部だった。学生たちはO先生に絵を教わっているという。藝大生が絵を教わるのはわかるが、東大生がなぜ絵を習うのか。しかもこの東大生、テレビのクイズ番組などにも出演した、全国規模の模試で1番だったこともある優秀な学生だった。

 代表は聞いてみた。どうして絵を習うの?と。学生はこう答えた。「学問だけに偏らない人間になりたいからです。」と。代表がたびたびここで取り上げたニーチェの言葉『科学で滅びないために芸術がある』を実践しているように思えた。

 科学はわかりやすい。原理を理解すれば、あるいは知識を詰め込めば、それでわかったように理屈がこねられる。だから専門バカという事象の表層を泳ぎ回るだけの人間ができる。しかし、人間界には数値や言葉や常識では測ることができない、科学的合理では到底理解不可能な人間的な真実という深層がある。それを捕えるには芸術的な感受性が必要になるのだ。不条理に満ちた真理を直視しようとする眼が芸術家には備わっているということだろう。備わらないまでもそこを覗こうとすることに意味がある。

 代表は若者がまぶしかった。

 二人を指導されているO先生の方はというと、バイクが趣味なんだという。O先生はたしか「芸術バカにならないためにバイクがある」という意味の話をされていたようだったが、大型バイクを何台も所有しているものの忙しくて乗る暇がないということだった。ツーリングがあるときは誘ってほしいと頼まれていたのを今思い出した。
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