代表の6月の予定

 せっかくの休みに両日共団地の仕事だったが、いつも案件に関係のない自慢話や愚痴やどうでもいいおしゃべりが多くていやになってしまう。ほんとうの仕事のために自分の時間を犠牲にするのは許せるが、おしゃべりに付き合わされて時間が無駄になってしまうのは悲しい。

 代表の心境を現すのにぴったりの夏目漱石の言葉がある。

『二個の者がsame spaceヲoccupuyスル訳には行かぬ。甲が乙を追い払うか、乙が甲をはき除けるか二法あるのみぢや。甲でも乙でも構わぬ強い方が勝つのぢや。理も非も入らぬ。えらい方が勝つのぢや。上品も下品も入らぬ図々敷方が勝つのぢや。賢も不肖も入らぬ。人を馬鹿にする方が勝つのぢや。礼も無礼も入らぬ。鉄面皮なのが勝つのぢや。人情も冷酷も無い動かぬのが勝つのぢや。
-中略-
それだから善人は必ず負ける。君子は必ず負ける。徳疑心のある者は必ず負ける。清廉の士は必ず負ける。醜を忌み悪を避ける者は必ず負ける。礼儀作法、人倫五常を重んじる者は必ず負ける。勝つと勝たぬとは善悪、邪正、当否の問題ではない。-power-デある。willである。(夏目漱石「断片」より)』

 っていう感じ。代表が善人だとか君子だとか言うのではなく、一般的な話として、人間社会というものは、とどのつまり鈍感力の強い人に有利なようにできていてどうにもならないということなんだろうと思う。

 漱石が小説を書き始めたのはこの「断片」をしたためた頃からなのであったが、漱石自身が明治を代表する知性とコントロール不能の不安定な精神の両面を持った人間で、その不合理を晒して書くことで合理化しようとトライしたのだろうけれども、結果としては更に深刻な狂気の世界に足を踏み入れることとなり、最後は胃潰瘍が悪化してこの世を去った。漱石の中の正義が漱石自身の邪悪に負けてしまったとも言えるだろう。

 代表には漱石のようなパワーも能力もない。じっと耐えるだけだ。そして、耐え難さを上回る楽しいことを見つけて遊んで呑んで忘れるだけ。それが団地の仕事で胃潰瘍にならないための方法なんである。

【写真:何でしょう?】
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  6月の代表の予定です。今月も団地の用事が多いです(泣)。
6月4日(木) バイク仲間の飲み会  (花門・上板橋) 

6月6日(土) 団地の仕事  (川越市)  
6月7日(日) 予定なし
6月8日(月) 団地の仕事  (川越市)

6月13日(土) 予定なし
6月14日(日) 団地の仕事 (川越市)

6月20日(土) 鶴田松盛さん宅訪問予定(広野町) 
6月21日(日) 車整備 (川越市)

6月26日(金) ユーザー車検 (所沢市)
6月27日(土) 団地の仕事 (川越市) 
6月28日(日)  ↑  
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