ひとの駅ロス

 お決まりだ。ひとの駅の撤収パニックが終わって一週間余り。代表は反動に襲われている。言うなればひとの駅喪失症候群。代表だけが陥る症状で、心が自然にバランスして平常にもどるための生理現象だ。こういうときに焦りは禁物。流れに任せて静かに気力が満ちてくるのを待つ以外にない。

 大きな作品群を家に置こうと決めたとき、その存在感とどう対峙していいのか怖かったが、作品は存外謙虚だった。すぐに馴染んだ。『宿る器』は、ひとの駅ではわざとその大きさや迫力を誇示するように置いていたのだが、こういう場所のこういう姿というのもありだなという感じがする。田んぼの森の中の祠のような佇まいである。

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 楠の木から蒸発するカンファー(樟脳)がほのかに香り、代表を刺激する。今の気持ちにちょうどいいくらいのカンフル剤だ。
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