遊べる。燃費計

 軽トラックは荷物を積んで運ぶための道具だからよけいな装備は付いていない。必要最低限の装備で値段が安く頑丈で故障なくできるだけ長く働いてくれる、というのが軽トラックに求められる機能と性能。それは軽バンも同じだ。

 代表のKトラはホンダのアクティの一代前のモデルだが、まー飾り気ないったらない。メーターなんて真ん中に速度計がポツンとあるだけだし、安っぽいとか操作が重いとかガサツだとかいうところは数え上げたらきりがない。しかし、荷物を積んで運ぶ道具としては完璧で、重い荷物を積載してもふらつくことなくビシっと走ってくれる。乗用で使っても充分楽しいし、軽トラックの理想形といってもいいかもしれない。

 さて、ここからが本題。Kトラによけいなものを付けてみた。商品名を燃費マネージャーという。

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 故障診断のためのカプラーに接続すると、車をコントロールしている情報だとか、その情報を利用して燃費その他を計算して表示してくれる電子機器だ。

  代表はインターネットオークションで1万円くらいでゲットしたが、このタイプはもう販売されていなくて、モデルチェンジされた新タイプだと新品で2万5千円前後で買える。機能は新旧ほとんど同じ。新タイプは適用できる車種が増えて、ハイブリッドやEVにも使えるようになっている。そんなに凝った仕かけではないけどけっこう面白く遊べる。
 デジタルで表示できる項目は以下の8つ。

① 瞬間燃費(km/L)
② 平均燃費(km/L)
③ 燃料流量(cc/m)
④ 燃料使用量(L)
⑤ エンジン回転数(rpm)
⑥ 水温(℃)
⑦ 車速(km/L)
⑧ 走行距離(km)

 ①瞬間燃費と②平均燃費はアナログ表示も可能。燃費が良い走りなのか悪いのか、イメージがつかみやすい。

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 ウィンドウを切り替えることができて、他の項目も4つまで並べて表示できる。

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  Kトラの場合、停車している状態から走り出すときの燃費はガソリン1リットルあたり2~3km程度で、加速している間はずっとそんなものだった。予想していたよりかなり悪かった。

 平坦なところを5速でタラ~っと流しているような走り方が最も燃費が良くて20kmくらい。速度を80kmに上げると途端に15km以下に落ちてしまう。まだ高速道路では試していないんだが、代表が川内村を往復するときの速度100~110kmだと1リットルあたり10kmくらいになってしまうんじゃないだろうか。

 反対に、下り坂をギヤを抜いてニュートラルで走ったときにいちばん燃費が良くなる。アイドリングで走っているのと同じことになるので当然だが、1リットルあたり30km以上は確実。時々99kmなんて値もでる。アクセルを踏むほどにガソリンが流れて燃費が悪くなるっていうのがほんとうによくわかる。

 水温の影響というのがバカにできないのもわかった。寒い朝。エンジンをかける前の水温は5℃くらいだが、エンジンをかけ走り出すと少しずつ上昇して、20分そこそこで84℃まで上昇。そこからは大きな変動がない。サーモスタットの弁の開閉温度は84℃らしい。

 一方、エンジンのアイドル回転数は最初2800回転前後。ずいぶん回転が高いが、それはエンジンを早く暖めるためにうんと回そうとしてガソリンをたくさん送っているからだ。水温が上昇してくるに伴って回転が落ちて、最終的に水温84℃のときにエンジンは900回転あたりで落ち着く。

 つまり、水温が84℃になるまではガソリンが勝手にたくさん流れるようにプログラムされているということで、寒いときに短距離をちょこちょこ乗るような走り方だと異常なほど燃費が悪くなるものなのである。

 代表の場合は、土日にそういう走り方をするので1リットルでたった10kmくらいしか走ってくれない。月要から金曜までの片道20kmの通勤で多少伸ばして、一週間の平均でいうと1リットルあたり15km前後という結果になった。夏場、下り坂でのギヤ抜きテクニックを使えばなんとか20kmに達するかどうかという感じだが、そこまで燃費を良くするのはなかなか難しそうだね。暖かくなったらやってみようとは思う。

 だから何なの?そんなことに1万円も使う価値があるの?と言われると返答に困ってしまう。面白いだけなんだもん。
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