代表の11月の予定

 ある日。「ただいまー」と家に入ったら、「お帰りー」と息子の声がした。普段は「うぃーす」とか。「お帰りー」の場合でももっとつっけんどんなんだが。こういうときは何か企みがあるはずだぞ、と思って待っていた。

 案の定、ソファーに座って両手を頭の後ろに組んでしばらく上方を見つめていた息子が、意を決したように「お父さん!」と呼びかけてきた。続けて「パソコン買っていい?」と言った。これだったか。

 「だめだよ」と代表。「なんで?」と息子。「朝から晩までずーっとスマホばっかり見てるじゃないか。自転車に乗ってるときも。これでパソコンまでやりだしたら、完全にオタク人間になっちゃうだからだよ。」と言ってやった。

 息子は高校2年生。高校生になるときにスマホを買ってあげたんだが、以来没頭。スマホに取り憑かれたような状態が続いている。長女と次女も、身を守るためと考えて中学生になったときに携帯電話を持たせ、途中からスマホにしたんだが、身の安全どころか親からの連絡を拒否して夢中になった。息子は、娘たちより待たされた分強く影響を受けた感じがする。

 iphoneを開発したスティーブ・ジョブスは自分の子供にはiphoneを使わせなかったというが、若年の成長段階においてスマホという刺激の強いおもちゃを手にしてしまうことがいかに問題が多いかをわかっていたわけだ。

 でも、代表にとっちゃそんなことはどうだっていい。だって、その程度の道具くらい使いこなせないといけないし、スマホごときにのめり込んで人生ダメになるだとしたら、しょせんそこまでの人生、という考えだから。子どもたちを喜怒哀楽うんと揺さぶって育てたから、たぶんそういうふうにはならないだろうという多少の自信もあった。

「わかってるよ。自分でもこのままじゃいけないと思ってる。」と息子。「(おお!)」と代表は思ったが、ここは息子にしっかり話をさせないといけない場面だ。ぐっとこらえた。

「だから、パソコンをやる時間を一日2、3時間に決める。それから、パソコン代とインターネット代は自分のバイト代で出すよ。」

「それじゃ○○チャン(息子の愛称)がかわいそうよ!」と、突然家内が横から口を出した。

 このバカ者が。せっかく息子に自覚が出てきたというのに、そういう女親の甘やかしが台無しにしてしまうのだぞ。家内の奴、次は何を言い出すかとひやひやしていたら、「いや、いいんだよ、お母さん」と、息子が遮った。「自分で出すよ」。母親は超えたらしい。

「よし。そこまで言うんだったら許そう。だけど、ひとつ条件があるぞ。寝ながらスマホをやらないこと。人間は横になったら眠るようにできているからな。夢と現実の区別がつかなくなる。それから、ちゃんと誓約書を書け。○○(次女)が書いたのがあったろう?あれを参考にして。」「お父さん、ありがとう!あんなふざけたのじゃなくて真面目に書くよ。」

 というわけで、数日後に息子の誓約書が出てきた。

14103101.jpg

 『誓約書
  ・けいたいの料金を払う。
  ・1日2~3時間までとする。
  ・電気代が急に上がったら、時間をへらして、その月は何割かもしくは増えた分をはらう。
  ・インターネット料金も半分払う。
  ・寝ながらスマホをいじらない。
  ・上のこと以外にも何か悪いことがあれば追加する。』

 払うと気張ったインターネット料金が半分になっている(笑)。勢いで言ったのはいいが、後で自信がなくなったのだろう。でも、まあ、これくらいで充分だろう。

 代表の11月の予定です。
11月1日(土) 団地の仕事 (川越市) 
11月2日(日)   ↑      ( ↑ )

11月8日(土) 団地の仕事 (川越市)  
11月9日(日)   ↑      ( ↑ )

11月15日(土) 長女のコンサート行きの運転手 (郡山市・まねきの湯)
11月16日(日) バイク整備  (川越市)

11月22日(土) ボンネットバスの移送立会い (川内村)
11月23日(日) 未定 

11月29日(土) 未定 
11月30日(日) 団地の仕事 (川越市)

 一年は早いよなぁ。今年も冬支度の心配をする季節になってしまった。
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示

トラックバック