毒の味

 ソテツというパイナップルを大きくしたような樹がある。海浜の岩場などを好んで生えるらしい。よく南国風の観光地にあるアレだ。

 先週、相談があって四倉のいわき森林管理署へ行った折、少し早く着いたので四倉港を散策した。そうしたら四倉港にもあった。

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 こんなところで、まともに津波を受けたというのに生き残っているなんて。しかも、ビッシリと実をつけている。たわわに実るというのはこういう状態を言うんだろうと思った。強い樹だ。代表は感心した。

 黄金色に熟した実はなにやら美味しそうである。

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 だが、食べてはいけない。ソテツの実は有毒なのだ。そう思いながら眺めていた。美味しそうだ。味わってみたいという衝動がどうにもこうにも抑えられなくなった。

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 自慢じゃないがこの代表、死んだスズメバチの針を自分の体に刺してみたくらいのたわけ者である(痛かった)。震災のあと道端の木の実や野いちごを片っ端から食ってみたおろか者である(歯ぐきから血がでた)。何事も自分の体で試して見ないと気が済まない体質なのである。持って生まれたものはいかんともしがたい。

 こんなんで死ぬことはなかろう。ひとつかじってみた。

 うっ・・・
 うまい!

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 なんというみずみずしさ。なんという甘さ。毒の苦さとかえぐみとかピリピリした刺激とかがない。ホントに毒なの?美味しくて、あえてたとえるとしたらビワの実の味か。それをうんと上品にして2、3倍甘くした感じだ。歯ざわりもシャリっとして、まるで食べごろの梨みたいに爽やかである。これはいいわ。果実酒を作ったら面白い(男性機能増進成分があるらしい)のができるんじゃないかと思った。

 気になる中毒症状や男性機能増進だが、代表には見られなかった。余裕の代表。

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 寒イボ(さむいぼ=鳥肌)が出たのは半袖1枚だったからだろう。

 代表が試食したソテツの実。みちの駅四倉の裏手の、港のすぐ近くのロープで囲った中にあるけど、みんなは食べたりしないように。
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コメント

特効薬
会津では毒キノコも塩漬けにして食べるそうですが、毒果実を生で食べるってのも勇気ありますね。

これって意外と何かの薬になるんじゃないでしょうか。

毒を以って毒を制すって言うし。

癌の特効薬だったりして。
晒して毒を抜いて常食しているところもあるようですね。でんぷん質が多くて栄養価が高いようです。また、根や茎など漢方薬にも使われるらしいです。ただ、長く食べ続けると毒が蓄積されて病状がでるそうです。少量ならホルミシス効果で良いかもしれないですね。
田中さんの近くにもあるでしょう?一回食べてみてくださいよ。
健康情報有難うございます
近くにはないんで、やっぱり四倉まで行かないとないでしょうね。

先日教えて頂いたスズメバチ蜂蜜は早速活用しています。
今のところ目立った変化はありませんが。

ソテツの実もその中やって見たいとは思いますが、肝臓の解毒能力が代表程強いかどうか分かりませんのでリスクはありますね。

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