夢の跡3つ

 代表ん家のすぐ近所の廃墟。ここには日雇いの親方が奥さんと子供ふたりで住んでいた。空き家になってから30年になる。

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 今年はなんか景色がおかしいと思ったら、色とりどりの夏の花が見られない。たぶん除染で表土を削ったために落ちていた花の種まで持ち去られたのが原因だと思う。夏を彩る花が無かった。必ず家の庭に植えてあったスグリなども無くなり、あのルビーのような赤い実も見られなくなった。今は根が残った植物だけ繁茂している状態。
 次の写真は、代表の家から長綱地区というところを通ってひとの駅に行く途中の道添いにある小屋。倉庫と呼ぶまで立派じゃないが、稲をかける杭や竹が雨に打たれないように保管するところ。震災前まではしっかりしていたんだが、地震で少しずつ傾いでついにつぶれた。

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 原発事故がなかったら農作業は続けられていたはずだからこの小屋は倒れなくて済んだだろうと思う。この小屋がもう一度立つときがあるんだろうか。

 もうひとつ。象徴的なので何度かここで紹介したが、Iターンした人たちの拠点だったところだ。上川内の言わば銀座的な場所にあるのでよく目立つ。

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 これも原発事故がなかったらこうならなくて済んだだろう。手が入った新しいところと残ったところの差が際立って見えるようになった。
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