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代表の盆休み・・・その3

8月15日(金)
昨日からの続き。

BonDanceの会場にも行ってみた。こっちは例年とまったく同じ。村の若者たちの手作りイベントだった。知っている顔が多くて懐かしかった。シュンペイ君も頑張っていたよ。若い人たちが活き活きしている姿っていうのはほんとうにいいもんだ。

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昼過ぎにはっさくのライブがあった。
はっさくは、高田島の大山商店のあらし君(写真右)と渡辺商店のしょう君(写真左)のデュオで、中学生のときから一緒にやっている。そして、あらし君の方は代表の甥で、しょう君は代表のバイク仲間のケンジ君の息子だ。いやー、代表は震災以降初めて無防備の状態でしみじみと歌を聴いた。そして、あふれる涙をおさえることができなかった。首に巻いたタオルで何回も涙を拭ったのだった。MCのカッペ君も泣いていたよねー。

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あの感情をうまく言葉で表すことはできない。ただ言えるのは、はっさくは、人のためでなく自分のために歌っていたと思う。辛いことや悲しいことがあっても、故郷へ帰ると癒される。故郷よありがとうと、媚びも偉ぶりもせずに、飾り気のないさらさらとした言葉で歌っていた。あれこそ今の川内村にぴったりの歌だと思った。代表のことだから忘れるかもしれないが、忘れなかったらそのうちにYouTubeにのせてみんなにも聞かせてあげたいと思う。

ゆずに憧れて出発したはっさくだったが、ゆずではなく、ましてや甘夏やポンカンやオレンジではない、食べやすい爽やかな味のはっさくに成長した。

あらし君は近々パパになるらしいので、来年のBonDanceには新しい歌が聴けるかもしれない。ありがとう!はっさく!来年はぜったいに家族を連れて来るから、また歌ってほしい。

それにしても、復興祭とBonDanceが別々に開催されていたのには最初はびっくりした。お盆で帰省している人がいていつもより村民が多いとはいっても避難中の村民だって少なくない、つまり、通常よりも参加できる人が少ない状況なわけで、こんな小さな村で、同じ日の同じ時間帯に二つのイベントをやるっていうのはおかしいじゃないの、と思った。

でも、両方に行ってみてわかったのだが、復興祭はどちらかというと「川内村はこんなに元気にやってますよー」と対外的にアッピールするイベントで、BonDanceは村人たちが楽しむ自分たちの祭だ。川内村の人がひとつになれるような祭を育てよう!と始めた原点から少しもブレていなかった。復興祭側はBonDanceと一緒にやりたがったらしいが、BonDance側が単独開催にこだわった理由はそこにあったんだろうと思う。代表は・・・BonDanceが好きだ。

ひとまずBonDance会場を後にして、再びひとの駅へ。向井はるかさんの作品を引き揚げる。

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向井さんのメールを思い出してジーンとしてしまった。自分の作品のことよりも川内村やひとの駅や代表のことを心配してくれて。藝大の人たちはみーんなそうだった。よき人よき作品よき出会いに恵まれた代表はほんとうに幸せ者だ。

こうした作業も代表的には苦労という感じはなくて、むしろ楽しい。魅力と才能あふれるそれぞれの作家さんたちと出会った場面なんかを思い出しながら、ゆっくり作品と対話ができる時間がうれしい。ひとの駅が無くなる寂しさや口惜しさと矛盾している。だが、人間は矛盾を抱える生き物なのだ。

家に運んで、汚れを落として乾かす。

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あと向井さんの作品でもう一つ。それから、中内安紀徳さんや熊谷さんや西山さんの作品でクレーンを使わないと運べないくらい大きいのが何点かある。これらについては冬が来る前に避難させられるように進めたいと思っている。

夜、またもやBonDanceへ。同級生に写真を撮って送ったら、北海道へ嫁いだシゲちゃんが会場にいることがわかり、捜して会った。打ち上げ花火を最後まで観て、かっぺ君の「ありがとーまた来年」の声を背に帰った。実に充実したいい一日だった。

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また明日に続いてしまう・・・

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