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道草

 今日は、夜明け前に川越の自宅を出て、川内村に向かって軽トラを走らせた。
川内村役場で、ひとの駅かわうちのこれからについて、打合せをするためだが、常磐道沿いの山々の木々は、すでに枝先が赤みを帯びて、山全体にピンクの霞がかかったようだった。

芽吹き
 芽が膨らみ始めたのだろう。
日が長くなったのに反応して目を覚まし、水を吸い上げている。春の兆しだ。驚いたことに、代表が今年最初に春を感じたのは、まだまだ寒さが厳しい福島からだった。

 そして、いつものように関本PAで、ドトールの自動販売機のコーヒーを飲む。

ドトールのアメリカンブレンド

 今回は、アメリカンブレンドを選んでみた。
代表的にはローストしすぎかな?と思った。過剰な演出は、通には受けないぞ、と。でも、フレッシュでおいしかった。やっぱり缶コーヒーとはぜんぜん違う。

 富岡ICで高速を降りて、看板の支払いのため寄り道してアド・プロ広芸社に寄った。
そこで、とっても素敵なカレンダーをいただいた。

素敵なカレンダー1

 表紙は、ありふれた農道と田んぼの写真。ありふれているが故に気づきにくいこの素朴で魅力的な風景を写し、また表紙にしちゃったのは誰だろうと思って聞いたら、アド・プロ広芸社の社長さんなのだという。
そして、カレンダーの中の水彩画も全部社長さんが描かれたものなのだそうだ。

素敵なカレンダー2

 それらがまたどれも、この地域の人しかわからない、いや、地域の人さえ気づかないような、ありふれた場所のありふれた風景なのだ。10月のページは川内村。平伏沼入り口の風景だ。ささっ、と描かれていて、例えるなら山の湧き水のようにピュアであっさりし味でとっても素敵なのだ。地域限定の、わかる人だけにわかる景色だ。この地域の魅力に気づいている人だけが共有できる想いというか、仲間意識みたいなものを感じて、代表は気分が良かったのだった。
 絵の中には、必ず歩いている人物が描かれている。たぶん、この人物が社長さんなのだろう。

 実家に着くと、またもや大工の友人が薪の材料を置いていってくれていた。

欅の薪

 薪って・・・、これ欅で、銘木クラスでしょ!運ぶだけでもたいへんだったと思う。
代表は良き友だちに恵まれている。自己犠牲で応援してくれる、情熱的で行動力のある友人がたくさんいる。ありがたいことだ。
 
 よく「代表は、年の割りに若い」とか「目がギラギラしている」とか言われるが、若く見えるのは、元気たっぷりの友人たちからパワーを分けてもらっているからだ。目がギラギラしているのは、ただの煩悩だと思う。
欅は、薪にするのはもったいないので、椅子を作ることにしたい。

 軒下の靴脱ぎ石を見て、隆之さんのことを思い出した。もうすぐ亡くなって一年になる。
この靴脱ぎ石は、隆之さんがプレゼントしてくれたものだ。

靴脱ぎ石

ある朝、ダンプの音がするので外を見たら、隆之さんが立っていた。あの笑顔が懐かしい。
一緒に活性化に取り組みはじめてわずか4年。もっと早く出会いたかった。

隆之さん

 靴脱ぎ石の傍らに、蝉の抜け殻があった。

夏の記憶


 子どもたちの賑やかな声と一緒に、子どもたちと遊んだ夏の記憶がよみがえってきた。今年息子に届いた、息子の友だちからの年賀状には「また夏休みに福島へ行きたい」って書いてあった。今年の夏休みには、隆之さんが作ってくれたツリーハウスでキャンプしてみよう。きっと楽しくて、一晩中眠れないに違いない。

 そんなことを考えつつ。さあ、役場へ行く時間だ。

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