酒って毒なの?薬なの?

 酒は気狂い水だ。飲酒がらみの事件や事故がいかに多いことか。酒を飲めば理性を失って開放的になり、感情をコントロールすることが困難になって暴走する。酒は危ない。人間の心は弱い。ほんとうは銃や刃物の前に規制しないといけないくらいなのだ。

 また、酒は正真正銘の毒物だ。アルコールを分解するために肝臓や心臓その他の臓器の負担が大きく、内蔵疾患や精神疾患の遠因になっている。依存性があって飲み続けると中毒になる。草野心平さんも毎日のように「もう酒はやめる」と日記に書いて、飲み出したら最後抑えることができなかった。酒は心平さんの知性まで溶かした。

 こんなに危険な毒物が、野放し状態で成人なら何の規制もなく買えたり飲んだりできるのはおかしいだろう、と常々代表は思っている。まあ、いずれ酒を飲むには「酒を飲んでも乱れません」なんていう証明書みたいなのが必要になるとか、完全に禁酒の世の中になるだろうと思う。だから、酒飲みは今のうちにみっちり飲んでおかないといけない。

 ところで、いやはやなんともうれしいことに、鹿児島(種子島)にIターンしたバイク仲間が焼酎を送ってくれた。4升も!

14052601.jpg

 花門で彼の送別会をやったときに、「九州には美味しいローカル焼酎がたくさんある」と聞いて、「サツマ芋の香りがムンムンするようなどぎつい芋焼酎があったら送ってちょーだい」と頼んだ。頼んだけれども酒の席の話だったからそれっきりだったんだが、覚えていてくれたんだなー。

 たしかに酒は化学的には毒物だ。しかし、達人になると心で味わうというやりかたもできるようになる。酒そのものを摂取するのではなく、酒が触媒になって体内の快楽物質を分泌させ、脳内のメモリーを喚起する。そのときに酒は百薬の長になる。

 と思う。
スポンサーサイト

コメント

効きそうですね
むむっ! 霊薬、般若湯ですな。
酒が飲めなくても、アロマみたいに香りだけでも楽しめます。焼酎の場合は、少量をコップに入れてお湯をちょっとだけ入れると、麦焼酎なら麦の香りが、芋は芋の、蕎麦は蕎麦の、それもただの素材でない熟成された良い香りがしますよ。

管理者のみに表示

トラックバック