米のとぎ汁乳酸菌液の作り方 その1

 米のとぎ汁乳酸菌液っていうのは、米のとぎ汁から作る有用微生物が共生する液体で、EM菌(Effective Microorganisms)と呼ばれるものの一種だ。乳酸菌や酵母、光合成細菌なんかが含まれている。福島第一原発事故があってから、米のとぎ汁乳酸菌液が放射性物質を減毒する効果があるという話がでて、インターネットを通して健康志向が強い人たちの間で広まったみたいだ。

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 代表の場合は、家内の「色白になりたい」という希望を叶えるために、情報を集めていたらこれに行き着いたんだが、それは、米のとぎ汁乳酸菌液の匂いを家族が嫌がったために叶わなかった。

  EM菌には殺菌抗菌消臭作用などがあるらしい。化学薬品じゃないので生物や生態への負担が少ない。EM菌を発見したひとりで有名なのは琉球大学農学部教授の比嘉照夫という人だが、豚舎に散布したら悪臭が消えて、飼料と一緒にEM菌を食べさせた豚の排泄物は悪臭ではなくなり、病気による家畜の死亡率が減った、なんていうニュース(違ったかもしれない)をテレビで見たような記憶がある。1980年代だったと思う。

 EM菌は昔から利用されていた。たとえばぬか漬けもそういうものらしい。日本人はぬか味噌の中で野菜を保存し、ぬか漬けを食べることによってEM菌を体内に取り込んでいた。EM菌の存在は知らなかったけれども、ぬか漬けが体にいいことは経験的に知っていたわけだ。発酵食品の納豆やチーズやヨーグルトや濁酒なんかも同じで、人間の、こういうことを発見して発展させて伝承する能力というのは、じつに素晴らしい知恵だと感心する。

 代表も米のとぎ汁乳酸菌液飲用するようになってからさらに体調が良くなった感じがするが、まあ、思い込みかもしれないし、その辺りの情報はインターネット上にたくさんあるので、興味があったら自分で拾ってみてください。

 ただ、ネット上で紹介されている作り方ではぜんぜんうまくできなかったので、作ってみようかなと考えている人に向けて、今回は、絶対失敗しない「代表的米のとぎ汁乳酸菌液1リットルの作り方」を、撮りためた写真などを使ってわかりやすく紹介してみたいと思います。基本的なメカニズムは、もともと稲に付着している乳酸菌や酵母や光合成細菌を、育ちやすい環境にしてやって餌をあげて増殖させる、そういうことです。

 用意するもの。
「1.5リットルのペットボトル」「水1リットル」「玄米1合」「天然塩10g」「砂糖30g」。これだけ。

 今代表が使っているペットボトルは、三ツ矢サイダーの1.5リットル。高い内圧がかかるため、できるだけ円筒形で凸凹していないのが良い。はじめよう。

①きれいにすすいだペットボトルに水1リットルを入れる。水の量はだいたいです。たっぷりにはしないで少し空間をつくっておく。代表のように水道水を使う場合には、こうやって1日とか2日の間太陽光を浴びさせてカルキを抜くこと。

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 代表の場合は晴天下で2日ほど晒しています。時間がないときは、水道水を沸騰させて冷ましてでもOK。とにかくカルキ抜きを徹底すること。残っていると必ず失敗します。たぶんカルキでEM菌が弱るか死ぬかするからだと思う。

②カルキ抜きが終わったら、玄米1合を入れる。

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 代表が選んだ玄米は近所のマーケットで買った1kg1000円くらいの茨城産。

③天然塩10gを入れてキャップをする。

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 塩はミネラル分が多い瀬戸内のほん塩。値段は忘れたが、塩だからしれたもんだ。ミネラルを含まない合成塩はダメです。

 ペットボトルを振ってよく塩を溶かす。これで玄米に付着したEM菌を目覚めさせる準備が整いました。

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③浴槽などで40℃くらいに保温する。EM菌が増殖を開始します。

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 あれ!?米のとぎ汁乳酸菌液なのにとぎ汁なんて使わないよね?そう。玄米をそのまま使うのが代表的米のとぎ汁乳酸菌液のポイントだ。これなら失敗が少ない。

 玄米をといだとぎ汁でも、あるいは玄米の表面を削った米ぬかでも原理としてはできるんだが、代表が何度やっても成功しなかった。条件の幅が狭くてシビアな管理が必要なんだと思う。玄米をそのままやり方では失敗したことがない。ちょっと材料費が高くなるが、こっちがおすすめ。これでコツをつかんだら、次はとぎ汁に挑戦してみてください。

③半日くらい毎に、ペットボトルを上下逆さまにするなどして混ぜて、ガスが出たら(ペットボトルが固くなったら)キャップをゆるめて抜くというのを1日から2日くらい繰り返す。この段階で発生するガスはごく少量だ。

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 液の色はだんだん白くなってくる。玄米から細かい気泡がコンスタントに発生するようになったらこの段階クリア。そうなるまで2日くらい。

 明日につづく
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