浜は・・・

 夜、Cメールがあった。震災前は浪江町にあった双葉地方防災点検共同組合の事務担当のIさんからだ。

 「こんばんは。先日の点検結果報告書を本日郵送しました。押印し返信用封筒で2部郵送下さい。遅くにすみません。宜しくお願いします。双葉防災 I」

 2月1日にひとの駅の防災設備の点検をしてもらった、その報告書のことだ。

 Iさんは、いわき市内の仮設住宅に住みながら点検組合の事務の仕事を続けているが、ご本人の携帯電話一本だけの態勢で、パソコンもファックスもないので、こうしてCメールを使ってやりとりしている。昨年、二人目のお子さんが生まれたという話だから、毎日忙しく家事をやって、ようやく時間がとれるのがこの辺なのだろうと思う。短い文章からたいへんさとひたむきさが伝わってくる。

 点検に来てくれた同組合のAさんも誠実な方だ。

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 今、小高町から新潟県魚沼市に避難中で、そこから相双地区まで出張して点検組合の仕事をしている。

 Aさんはいつも先に現場に来ている。今回は待たせたくないと思った代表は、待ち合わせの一時間も前にひとの駅に行ったのだが、Aさんはすでに到着していた。また負けた。

Aさんは二本松市に家を建てそうだ。しかし、小学生の子どもさんにようやく親友ができたのにまたつらい思いをさせることはできないと、移るのはまだ先になるだろうと話していた。

 浜はこれからどうなるんだろう。
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コメント

浜通りは、1000年先まで繁栄できるようにメタモルフォーゼする絶好のチャンスだと小生は考えています。
人の駅は時の駅でもある:未来への
この時期、魚沼から出てくるのは大変でしょうね。
この雪の季節に、まして魚沼と言えば豪雪地帯ですから。
私も15日に病院通いで郡山に行ってひどい目に遭いました。
いわきに帰る道路が全て雪で通行止めになって、ホテルも空いてないし、結局、駅前の立体駐車場で車中泊する羽目になりました。
困難を乗り越えて地域や住民のために貢献しようというお気持ちには、敬服いたします。

鶴田さんの”変革のチャンス”という言葉、私も賛成です。
世の中、皆、暗い面ばかり強調されてる傾向があり御ますが、ピンチの時こそチャンスが隠れていると思うんです。
前向きにとらえたいですね。
わたしもそう思います。
しかし、誰かが核になってデザインしないと。行政主導では難しいと思います。自分はできないのでジレンマを感じます。

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