FC2ブログ

2020年01月の記事 (1/1)

理論無き農法の理論

 不耕起栽培と呼ばれる農法がある。耕さず、肥料もやらず、草刈りもほとんどしない。もちろん農薬も使わないというやり方だ。それが自然のままの姿だから穫れた作物は体に良いということで、食物アレルギーが出なくなったり、精神的な病から立ち直ることができたりすることもあるそうだ。

 有機農業のメッカ小川町で不耕起栽培で雑穀を作っている方の畑を見せてもらった。

  2020012901.jpg

 ただの草地のように見えるが、畑だ。穂の部分だけ切り取って収穫するため、茎から下は雑草と一緒に残っている状態。肥料分が無かったら植物は育たないから、この残った草だとか山から飛ばされてくる落葉だとかが腐って肥料になっているようだ。

 この畑のもうひとつの特徴は、畑の周りに深い水路が掘ってあることだ。

  2020012902.jpg

 その水路に炭や竹などを詰めて、流土で埋まらないようにして水捌けを良くしている。それによって畑が小さな山のような状態になっている。

 では、そうすると何がいいのか?なぜ耕しもせず肥料もやらないで毎年毎年雑穀が出来るのか?明確な答えは返って来なかった。自然に近いから。それが自然の力だという、理論とも仮説とも言えない、宗教チックなイメージの世界観の方に入って行く。

 そこに惹きつけられて集う人たちもいて、こういった農法の体験イベントが商売になっている。この不思議さ、それを認める懐の深さも有機農業の魅力のひとつではある。無数の手法があり、理屈は良くわからないけど作物はちゃんとできている、という...。
 
 しかし、そんなことでは代表は納得しない。結果には原因がある。物ができるにはプロセスが、作物が実を結ぶには数々の条件を満たす必要がある。それがどこかに隠れているはずだ。代表にはわかった。ひとつの仮説を思い付いた。低窒素維持農法とでも呼んだらいいのか、まだ秘密だけど、今の農法と90度くらい方向性が違うので、今の農法を完成させた後に研究してもいいかなと思う。

ぼかし肥料の仕込み開始

 新しい作業場でぼかし肥料を仕込んだが、なかなか温度が上がらない。

  2020012801.jpg

 どうしたんだろうか?これまではたった半日で50℃を超えるくらい醗酵が早かったんだが。

 代表のぼかし肥料は、窒素分を増やすため、農大のレシピに対しておからを加え、更に、同じ目的で、食品残渣が加わった籾殻堆肥を使った。おからの水分と籾殻堆肥の菌の作用で短期間でぼかし肥料が作れるようになった。

 有機農業は良いとこばかりだが、二つだけ弱点がある。一つは害虫でもう一つは肥料の供給性。どちらも規模を拡大する場合には追従させるのが難しい。特に肥料は、作るのに長期間がかかるためボトルネックになっている。代表が今年これだけの規模(わずか6反だが)でもやれると思い切れたのは、この超短期間熟成ぼかし肥料を手に入れられたからだ。革命的なのだ。が、それができないとなると根幹が崩れてしまう。

 推測だが、前回仕込んだのが去年6月で、その時に仕入れた籾殻堆肥が時間の経過と共に多くの菌が死滅したのではないかと思う。そのためにリアクター効果が無くなり、通常の醗酵になったのかもしれない。そうだった場合、完成までに1ヶ月かかるはずだが、もしかするとその中間あたり、2週間前後で行けるかもしれない。最悪2週間...。それでも充分に画期的な範囲ではあり、駄目だったら出来立ての籾殻堆肥を使えばいいはずなので、代表の計画に対してそれ程大きな障害にはならないはず。

 しかし、ここはネズミが多い。多分毎日10匹くらい来てぼかし肥料を食ってしまっている。そっちの方も対策が必要だ。

 しばらく観察を続ける。

宮沢賢治じゃねーよ

 百年以上の昔、岩手県花巻市に宮澤賢治という、肥料設計事務所を設けて無報酬で肥料計算などの相談に応じていた人がいた。真に農業が好きだったわけではなく、実家の古着屋を継ぐのが嫌で、それから逃れようとしてもがいたところに様々な運命力学が働き、結果そういうことになった。

 利益を度外視してその活動に30数年の短い命を捧げたのは立派だったと思う。現代では、彼の時代から各段に進歩して多種の肥料が容易く手に入れられるようになり、肥料設計や施肥設計もやり易い環境になったが、代表に宮澤賢治の真似はできない。

 しかし、肥料設計や施肥設計をやる人はいつの時代でも少ないのだろう。代表のところにも悩みを抱える農家の人が訪ねて来るようになった。代表の話を聞いて畑に桶を置く人まで出てきた。

  2020012101.jpg

 代表が宮沢賢治的ということではない。皆切羽詰まっているのだ。何度も書いていることだが、農家であっても、代表みたいに肥料成分を計算して作物を育てるやり方をしている人なんてほとんどいなくて、勘とか、経験とか、誰かに教わった通りにするとか、何かのガイドに従って肥料をやっているだけなので、作物の病気だとか育たない等の、何がしかの問題を必ず抱えている。化成肥料と鶏糞だけ土に入れて長く続けていたらどうしたってそうなってしまう。

 そこへ、目立つ場所のビニールハウスで代表が活動を開始した。どこでどう間違ったか知らないが、「スゴイ奴がハウスにいる」という噂が流れて、ビニールハウスと代表が寺と坊さんみたいな関係の効果を生んで、何かにすがりたい人たちを呼び寄せてしまっているようなのだ。

 そこで、代表は頭を使い、その状況を利用し、苦悩する農民に対して「畑に桶を置くだけで野菜が元気に育つのじゃ」と説教して信じ込ませて、ひとつ100万円で売り出した。農業よりよっぽど儲かる。宮澤賢治もそうしたら良かったのだ。

 というのは冗談で、化学肥料に頼ることの弊害と、代表の農法の理論を説明している。わからない人にはわからないが、わかる人にはわかる。わからない人でも、まずやってみようという人もいる。まさに宗教の領域だが、高い化成肥料を大量に使ってもまともな作物ができないという、今の農業が抱える問題が、真面目に一生懸命取り組んでも儲からないという問題が、それだけ深刻だということだろう。だが、大丈夫。代表が教えた通りにやれば、肥料代もほとんどかからずに収穫量が増える。病気にもならず味も良くなる。必ず儲かるようになるよ。手間さえ厭わなかったら。

 それはいいんだが、代表もこんな慈善事業を続けていたら宮澤賢治みたいになってしまう。それじゃ犬死と同じだ。代表自身も利益を上げられるようにしていかないといけない。そこで、改めてここに代表のスタンスを記しておきたいと思う。
[ 続きを読む » ]

2,3日ブログ休みます

 用事ができたため、2,3日ブログ休みます。
                         代表

新ルール提案

 有田みかんの有田って、「ありだ」って濁るんだ。知らなかった。

  2020012001.jpg

 代表の知っている有田さんは3人いるが、全員ありた。ありだと読ませる人はいなかった。ありだという読み方があることさえ知らなかった。

 どっちに読むかなんてわからないだろう。ありだの場合は「有田"」と点々を付けて書いてもらった方がいいと代表は思う。そうしたらこのような間違いは無くなるはずだ。

Kトラのメンテ その3 (終わり)

 点火プラグはどうなっているんだろうか?代表が感じるゴウンゴウンというエンジン回転の不整に対し、点火プラグの減り具合はどれ程なのか?代表の予想では、電極が無くなるくらいまで減ってしまっていると思われるが、果たして...。

 交換作業開始。アクティトラックのエンジンは荷台の下、このメンテナンス用のリッドの下にある。

  2020011901.jpg

 固定しているボルト4本を緩めてリッドを外してみると、エンジンは埃で真っ黒だった。

  2020011902.jpg

 箒と歯ブラシで埃を払うと、「久し振り!」と元気そうな顔を見せた。

  2020011903.jpg

 懐かしい。代表が追加したアーシングの青い電線が美しい弧を作っている。さあ、いよいよ点火プラグとご対面だ。
[ 続きを読む » ]

Kトラのメンテ その2

 ホンダアクティトラックは、他のメーカーの軽トラに較べて、値段が同じグレードで15万円は高い。売価を決めるのは、開発にかける費用、使っている材料の単価と部品の数、工数とも言われる労務費、それらの原価にメーカーや販社の儲けを載せた金額なので、バッテリーの組み難さに象徴される製造のし難さが、15万円の内の何円かを占めているに違いない。

 とにかく、この長いネジの先っちょの曲がった部分を、全く何も見えない状況で挿し込み穴を探り当てて通すのは、プロの鍵開け職人でも難しいだろう。

  P1170510.jpg

 しかも、長いネジは裏側にもう一本ある。幸運にも片方が出来たとしても、もう片方をやるときに手を2本使わないといけないから、できた方を持っている手がもう一本必要になる。手が3本あるか、または、二人で作業するかだが、この狭さに二人で取り掛かるのは無理。ホンダの工場でどういう状態で組み立てられているのか知らないが、どうしたって前側のバンパーを外さないといけない。ホンダの車の整備は手が3本必要になるところが非常に多い。

 そういった理解しがたいところがある反面...
[ 続きを読む » ]

Kトラのメンテ その1

 大変なことになった。代表の片腕、ホンダのアクティトラックが生産中止になるらしい。厳密に言うと、今代表が乗っているモデルは既に生産していないんだが、その次のモデルにあたる現行のアクティトラックが、今年半ばで生産がストップして、以降の新しいモデルの発売は予定されていない、ということ。つまり、ホンダからアクティトラックが消滅する。すなわち、世の中からアクティトラックが消えてしまう、ということだ。困った。大問題だ。

 代表は、今のアクティトラックを終生のKトラと考えて付き合っているが、もしも万が一の安全碑として、壊れたとか事故ったとか、あるいはうんと長生きし過ぎて修理する部品が無くなったりした時には現行モデルに乗り換えようと考えていた。それしか選択肢が無い。スズキキャリィやダイハツハイゼットにはあまり乗りたいとは思わない。

 ところが、現行のアクティトラックが生産されなくなれば、中古車市場から見つかけるしか手はなくなって、代表が満足するようなものを探すのはかなり難しくなるだろうと思う。何故なら、あまり売れていないために中古車の数そのものが少ないからだ。慢性的な品不足から、生産中止になった暁には相場が高騰することが考えられる。きっとそうなることだろう。

 そうすると、先手を打って現行モデルに買い替えておくかだが、今のKトラが気に入っていて、調子も悪くないのにそうするのは気が進まない。無駄だ。もしかしたら今のKトラに一生乗れるかもしれないし。まだ時間があるので、もう少し様子を見てみよう。

 話は変わるが、Kトラのヘッドライトが暗いなーと感じてから一年近く経つ。最近になってアイドリングも僅かにパラつく兆候が出始めたので、バッテリーと点火プラグを新しくすることにした。バッテリーはもう4年使っているし、点火プラグに至っては9万キロも走っている。電極がすり減っているに違いない。

 まずバッテリーからやることにしたが、このKトラほどバッテリー交換がやり難い車はない。なんとバッテリーはこんな所にある。

  2020011608.jpg

 わからない?では上から覗いてみよう。
[ 続きを読む » ]

雨が降る日は天気が悪い

 明け方には雨が止む予報だったが、いつも通り外れて、夕方まで断続的にパラついた。晴耕雨読、半日肥料の資料を読み返して、残りの半日は農具類の設計に集中できた。筋肉痛もだいぶ和らいだし、思い切って休みにして正解だった。

 途中でビニールハウスの様子を見に行ったら、完璧に雨漏りが無くなっていた。

  2020011501.jpg

 屋根を張り替える前まで床のあちこちに雨垂れの斑点ができていたが、もうどこにも一個も無い。やったー。

  2020011502.jpg

 これなら道具類も濡れない。歩いても泥で汚れない。雨の日でも作業ができる。ここで寝られるくらいだ。最高だ。大雨の時にはまた何かあるかもしれないので油断はできないが、そろそろハウスの整備は終わらせて次の準備にかからないといけない。次には用水路の土手の補修が控えている。

明日は休み

 なんとか作業場の屋根の張り替えを終えることができた。明日は雨が降るはずだが、雨漏りは解消されるのだろうか?結果が楽しみだ。

 しかし、代表の体の方は、スパイダーマンのようにビニールハウスの屋根に上ったり降りたりを繰り返したせいで、あちこち痛くて動かすのも難儀な状態になってしまった。だから明日一日体を休ませようと思う。久し振りにゆっくりコーヒーを味わって、スポーツクラブのサウナで汗を流して、今年の展望など見つめ直してみようと思う。

  2020011401.jpg


やってみて...

 やってみたのか?
若い駆け出しの頃、よく上司に聞かれたものだった。「やってません」と答えると、「それじゃだめだ。やってみろ!」と言われ、現場現物で確認するまで絶対にOKをもらえかった。果たして、実際にやって確認してみると致命的な問題が発生したりして、なるほどと思ったのであった。人間が頭の中で考えられるのはせいぜいその程度のことである。実物、実体験を超えることはできない。だからということでもないが、代表はバーチャルリアリティーという世界が嫌いである。

 この間代表はビニールハウスの屋根を葺いたが、それは生まれて初めての経験だったので、教えを乞う人とて無く、よくわからないまま、とりあえずやってみないと進まないと思って作業を開始した。

 まだフィルムが残っていたエリアで多少のピンホールがあるくらいの部分については、もったいないと思ってそのまま利用した。また、新しいフィルム(と言っても使い古しだが)を使った部分で、うっかり2,3ミリの穴を開けてしまった何ヶ所かは、「後で蓋をすればいいだろう」と軽く考えてそのままにした。

 甘かった。

  2020011301.jpg

 水は穴があったら当然漏れる。雨が降ったら穴から滴が落ちる。下にある物は濡れる。その単純明快な物理現象が代表が葺いた屋根でも発生した。どんな小さな穴でもあったならば雨漏りしてしまうものなんだね。それと、雨は横から吹き付ける場合もあって、広めにカバーしないと床が水浸しになってしまうこともわかった。やっぱりやってみることは大事だと思った。

 本日は、穴が開いたフィルムを取って東隣の屋根に移植した。そっちは少しくらいの雨漏りなら問題にならないはずだから。

  2020011302.jpg

 しかし、ここで日没時間切れとなった。早くしないといけない。次の雨が降る前に。

ラーメンは店主の顔

 昼飯に人気のラーメンを求めて遠出してきた。と言っても、自宅からKトラでほんの30分余りの毛呂山という場所だ。昼ご飯はいつも自宅の残り物で済ますか、せいぜい畑から6,7分の範囲の飲食店やマーケット弁当で軽く終わりにするんだが、今日は娘(次女)のグルメ旅のアッシーの役目を仰せつかったので仕方なくついて行った。

 魚介系スープのワンタンメン。値段は950円。

  2020011201.jpg

 美味しかった。麺もワンタンもメンマも海苔もチャーシューも卵もナルトも、それぞれがしっかりした味でありながらスープと自然に調和してしている。量が多かったので不安だったが、最後まで熱いまま麺が伸びることもなく苦しくなることもなく食べ切れた。飽きない。構え、店内は和食のように落ち着いた造りで清潔。BGMはクラッシック音楽を低い音量で。全てにおいて控え目で押しつけがましくなく代表好みだ。食べ終わってすぐ、また食べに来たいと思った。こういうところが長く続く人気の理由なのだろうか。勉強になった。

 

野菜の気持ち

 作業場Aの片付けと整備を始めてから1ヶ月半が過ぎたが、やればやるほど手を加えたい所が増え、やった所からも問題が出て来るので、やることが減り具合が計画に対して少ない。進んではいる。

 ここを新しい拠点にしてからの人的及び情報的な広がりというのは考えもしなかったことで、代表は、やる気になればどんな形でも規模もあまり関係ないと考えていたが、やはり見え方というのは無視できないと認識を改めるようになった。

  2020010901.jpg

 作業場の周りに防草シートを張っていると、通りかかった時に時々挨拶だけする近くの農家の方が入って来て「よかったら教えてもらえませんか」と言った。この方は里芋だけでも代表の5倍くらい作っている立派な農家なんだが、大きなビニールハウスでゴソゴソやっていると新人の代表も立派に見えてしまうようだ。

 何事かと思って話を聞くと、1反のホウレン草が全部黄色くなってしまったということで、原因がわからないということだった。使っている肥料は鶏糞と化成肥料だけらしいので、実際に黄色いホウレン草を見てみないとわからないが、代表は肥料切れだと思った。「胡瓜も駄目じゃないですか?」と聞いたら、その通りだった。育ちが悪くて早く枯れてしまうらしい。一度肥料切れを起こしたら追肥しても復活しない。直ぐ効いてあっという間に無くなる化成肥料じゃなくて、じんわり長く効いてくれる有機肥料を使って、時間をかけて土作りすることを勧めた。やり方がわからないというので、代表が手伝いながら一緒にやることになった。

 この農家の技術が劣っているというのではなく標準的で、大々的にハウスで作物を栽培しているようなプロの方々でも野菜の気持ちがわかって肥料を与えている人、わかって土作りをやっている人は本当に少ない。大抵は普及員の指導だとか家長の長年の経験と勘でやっている。一方的に「俺はこうやっている」というのが普通なのだ。それでも作物はできるし。

 しかし、そこには作物と対話するという発想が無い。作物がどうして欲しいのか?どうしたら幸せになるのか?という、作物も人間と同じ生き物なんだという理解が欠けている。だから、作物の声が聞けなくて、機械的マニュアル的なやりかたになってしまって、ホウレン草が黄色くなるまで気が付かないというようなことが起こる。毎日ホウレン草に話しかけて、ホウレン草の気持ちがわかっていたら黄色くなる前に肥料をやることができたはずなのである。有機の肥料や土作りの大切さに気付けたはずなのである。もっと言えば、人間がご飯を食べるように野菜にもご飯をあげるという代表の理論にみんなが辿り着くはずなのである。

 嗚呼。代表が対話しながら育てた可愛い作物たちはどう評価されるんだろうか。違いがわかってもらえるんだろうか。早く世に問うてみたい。強くそう思った一日だった。

もずもーず

 作業場のビニールハウスの、ビニールをはがしたままにしていたところにカエルが磔にされていた。3,4日前にハウス内を耕した時に冬眠中のカエルが数匹出てきたので、それを捕らえた百舌鳥の仕業だろうと思う。もずもず百舌鳥よ、百舌鳥さんよ。困ります。こんなことをされては。

  2020010801.jpg

 百舌鳥は、大抵は折れた枝先の尖った部分に刺すもんだが、ビニールを押さえるバネと鉄骨との間に挟んでいる。てんとう虫ほどの小さな昆虫だとか、ミミズみたいな軟らかく細いものも崩さずに刺すということをやるらしいので、その器用さは折り紙付きだが、こういうところも使うのかと感心した。初めて見た。

 しかも、芸術的センスもある。カエルには気の毒だが、イヤミのシェーのような形にして挟んでアピールしている。代表がそう断言するのは、ただ後の保存食として干物を作るのだったら、カエルは裏返しでもいいし逆さまでもいいし、足の先を刺しておけば本体は傷付かないので干物の価値が上がるはずだ。が、それをしていない。偶然ではない。明らかに受けを狙っている。少なくとも、代表には受けた。

 百舌鳥に限らず鳥たちは頭が良い。耕運機で耕し始めると、出て来る虫を狙って色んな鳥が集まって来る。何も考えないで耕している時は耕運機の50cm近くまで寄って来て虫を食っているが、鳥が邪魔だなという思いが代表の頭に浮かんだ瞬間にパーッと離れる。もしもこの賢さを農業に活かせたら...。虫や蜂よりは人の言うことを理解して働いてくれるんじゃないか?またも妄想を巡らす代表だった。

構想固める

 役所に提出する担い手塾の書類がようやく終わった。提出するものは申請書と誓約書だけだから合わせて10ページも無いんだが、それを裏付けるための「作目作付け計画」だとか「設備投資計画」だとか「収支予想」だとかの資料が多くて時間がかかった。久し振りに集中して頭を使った。この後、農林振興センターに行って内容を整合してから市の農政課に提出するので、もう一仕事残っている。まだまだたいへんだ。

 農作業をやっていると、毎日ひとつやふたつは必ず「調子が悪い」とか「壊れた」という問題が発生する。今日は唐鍬の柄が抜けてしまった。

  2020010501.jpg

 この唐鍬は代表が畑を始めた最初から使っていたものなので、もう5年になる。一番オーソドックスな構造。だが、2年くらい前からガタついて塩梅が悪かった。何とかしないとなーと思っているうちに我慢できないレベルになって、ついにこうなった。

 永遠に劣化しない材料はこの世に存在しない。ダイヤモンドだろうが金だろうが必ず風化して行く。まして鉄と木を組み合わせたこのような道具で5年もの間土を起こし、使わない時は野外に放置していたらこうなるのは当たり前だろう。よく長持ちした、頑張った、寿命だという話だ。

 しかし、代表は納得しない。ガタつくのが早いし、壊れ方が危ない。もうちょっと何とかできるんじゃないか、何とかしないといけない、代表ならやれるはず、と、いつもあーでもないこーでもないと頭の中で構想をこね回している。この鍬以上にシンプルで且つ確実な構造。そんなものが本当にあり得るのか?あるよ。絶対今年中に試作品を作って見せたいと思う。

代表の1月の予定

 東武東上線に沿って開発された住宅地から、川越線を横切り入間川を渡って国道16号線に抜ける何本かの道の内の一本の道沿いの、小畔川の岸に代表の新しい作業場はある。農道よりやや広い程度の道路だが、車の通行が多く、車から作業場が良く見える。とにかく目立つ。

  2020010201.jpg

 長く放置されていたビニールハウスに代表がウロウロするようになったので、皆さん気になるらしくてこちらをちらちら見て行く。また、道路を直交しているビニールハウスの両側の細道は、近所の住人が散歩やジョギングに使うため、通りがかりにわざわざ寄って覗いて行く人もいる。野菜の直売所にしたらたくさん売れそうだ。

 代表の1月の予定です。
[ 続きを読む » ]

謹賀新年

 明けましておねでとうございます。
本年も本ブログにて代表の存在を示して参ります。
どうぞよろしくお願いします。

  2020010101.jpg

 皆さんにとって今年が良い一年となりますように。

                               元旦 代表