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2019年11月の記事 (1/1)

ボルダリング代表

 ボルダリング代表なんて書くと、まるで代表がオリンピック出場が決まったかのようだが、もちろんそういうことではない。ここ数日ビニールハウスの鉄骨にぶら下がったりよじ登ったりしてビニールを張っているだけ。オリンピック代表のようにかっこ良くはいかなくて、子どものオランウータンて感じ。しかも、全身筋肉痛。

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 ハウスは全部で12棟あり、その内の2棟に入口部分が付いているんだが、向かって右側の入り口を含む8棟が代表が借りられる部分で、この、入り口のある棟を作業場と倉庫にするため、雨が入らないように、今屋根と壁にビニールを張っている。足場が不安定だし、ビニール張りなんて初めてだし、一人だけでの作業なのでなかなか進まない。でも、楽しい。

 このビニールハウスとその経営者は、埼玉県の昭和時代の農業のシンボルとして小学校の教科書に載ったくらいだったらしい。だから、構造が非常に凝った手の込んだ造りになっているので勉強になる。鋼材もメッキも一級品。ハウスの中に放置された道具は、もう使える状態ではないが、昭和の良品ばかり。山積みになって腐りかけた農薬の瓶や袋なども参考になる。雨水の流し方や排水処理など、どれもこれも面白くて時間が経つのを忘れてしまう。早く終わらせないといけないんだが。

 明日から川内村の冬支度をしに行くので、4、5日ブログを休みます。

寒い!

 川越も寒くなってきて、今朝は初氷が張った。

 家族の中で夕方最初に家に帰るのは代表。洗濯物を取り込むのも代表の役目だ。今は17時まで畑にいると暗くなって、物干しにぶら下げた洗濯物は冷たくなってしまう。だから、それをまた家の中で掛けて、エアコンの暖房で温めてから畳む。

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 二番目に帰ってくるのは家内。帰るなりオラフのパジャマに着替えて言った。「やあみんな、僕はオラフ!ぎゅーって抱きしめて!」。

 寒い。代表は言った。「バカやってないで、早くご飯つくって」

じゃが芋頑張る

 じゃが芋(キタアカリ)がこの時期にこの色で育っていることに代表は驚く。寒い夜にビニールフィルムで覆うくらいで特別なことはやっていないが、春と遜色ないくらい育っている。

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 このじゃが芋には2回危機があった。1回は、丁度芽が出た時に台風の土砂降りで泥を被ったこと。一株一株こびりついた泥を洗ってやったら息を吹き返した。

 2回目は、覆ったビニールフィルムに大量の雨水が溜まって圧し潰してしまったこと。3分の1の株が折れたようになってしまって、よっぽど抜こうとしたんだが、思い止まって様子をみたら復活した。

 こいつら強い。ただのじゃが芋じゃないんじゃないか。新種か?収穫まであとひと月。寒くなってくるのでそこまで行かせてやれるかどうか不安だが、全うさせるため出来る限りのことはしてやりたいと思う。

大根の幸せ

 クイズです。この大根は、幸せでしょうか、不幸でしょうか?

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 今日は用事があって熊谷の農大に行き、その足で深谷まで行って花栽培会社で黒コンを30個ほどもらい、有機農家が多い寄居と小川を経由して畑を眺めながら帰った。

 この大根は、代表の農法のヒントをくれた方の畑のもの。防虫ネットやマルチなどの資材は一切使わないで、液肥だけで作物を育てている。この時期の大根としては小さく、白菜やキャベツなどのその他の作物含めて肥料分が足りていないように代表には見える。害虫対策のためにそうしているはずだが、害虫が少ないかというと、やっぱり食われている。

 農業は、育てる家畜なり作物をどう考えるかで姿が変わる。ただの商品として機械的に取り扱うのか、同じ生き物として尊敬をもって対等に向き合うのか。育てる側の意識ひとつで畑が工場にもなれば芸術の舞台にもなる。すべては育てる側次第だ。

 だから、この大根が、腹が減ったと助けを求めているのか、お前どけよと喧嘩しているのか、生きているだけ幸せですと喜んでいるのか、見る人によって答えは違う。本当の答えは当の大根に聞いてみないとわからない。

住めば川内村

 川越はいい所だなー、と最近は思う。

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 最初はずっと住み続ける気は無かった。一時的に住み、通り過ぎる街だと考えていた。だから一軒家など構えないでマンションにして、そうとなったらさっさとおさらばできるようにしていた。会社勤めをしていたときは、一日のほとんどを会社で過ごし、川越の家は寝泊まりするだけの場所だった。川越はどこかへ行くための仮の住まい。そういう位置付けだった。

 ところが、退職してこうやって毎日畑で川越の空気を吸うようになってから、ここもまんざら悪くないなー、と思うようになってきた。

 理由は、まず気候が穏やか。そりゃ雨も降るし風も吹く。夏は暑いし冬は雪が降ることもあるが、福島の阿武隈高地に比べたらその激しさは半分くらいだ。

 それから、知り合いが増えて川越の歴史が代表にもわかってきた。つい3、40年前まではここも川内村と同じように牛や馬を飼い田畑を耕していたらしく、その名残りを苗字や地名や地形などから探すことができるようになって親しさを感じるようになった。川内村の思い出と被るところが多い。この前など、川内村のトオルさんが猪の肉を食べさせてくれたように、知り合いの猟師が鹿の腿を一本担いで持って来てくれたりと、人情も風景も川内村と何ら変わらない。住めば川内。川越も代表の故郷になった感じがする。

百年の問題

 「百年考えても答えが出ない問題は、変わらないものとして進め」と、代表は職場の先輩に教わった。

 畑Eはいつも湿っていて、田植え期に水路に水が流れ始めると池みたいになった。トラクターさえ埋まってしまうほどらしい。「田んぼでさえそういう状態だったから畑にはなりませんよ」と地主に言われたが、これも百年問題と受け止め、水路と田んぼの間の土手を補強すれば大丈夫だろうと考えていた。しかし、それでは解決しないことが今日わかった。

 水は、水路側から土手を浸透して入っているのではなく、両側の高台(右側は代表の畑B)からの伏流だったからだ。両側の高台に降った雨が伏流して田んぼに溜まる。その証拠に、水路より田んぼの水位が高かった。土手に溝を掘ったら、田んぼの水が水路に流れ出た。

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 水は高い所から低い所に流れるものなんだなーと、当たり前のことだが、改めて思った。

 そうすると、田んぼに溜まった水はまたどこかに流してしまえばいいわけで、そうしたら畑にできる。一部分掘り下げて、池のようなのを作ってポンプで汲み出すか。はたまた、高台側に水をうんと吸う作物を植えるか(里芋とか)。考えた末、名案を思い付いた。

 この水路の反対側にもう一本水路があるんだが、そこはもう使われていないためにこっち側よりもかなり水位が低い。そっちに溝を掘って落とせば解決するはず。果たしてこれで百年問題が解決するか?今度やってみる。

畑F

 代表もこんがらがってきた。近所のビニールハウスの1棟を作業場Aとして使うように調整してきたんだが、話のはずみで12棟あるハウスの内、8棟いっぺんに貸してもらうことになった。1棟の面積が198平方メートルあるので、掛ける8で約1.5反。畑AからFまで足すと約8反。

 一人で耕す面積としては広すぎるが、ここも作業場を除いて畑Fとして耕して作物を作ることにした。栽培面積を広く使って播種してから収穫までの日数が長い、芋類や豆類などを中心に栽培してみたい。芋類や豆類は、植えてしまえばあまり手を掛けなくて済む。雑草対策は、今年色々やってみて効果的なやり方を考案したし、害虫対策も弾がある。

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 問題は、収穫の時の人手と作物の販売先だが、人手はアルバイトを雇えばなんとかなるだろうし、販売先はJまとめてAという選択肢もある。とにかく、売り上げを上げないといけないので、代表が目指す農業とはだいぶ方向がずれるけれども、2年の間だけだから、そこに特化して集中してやる。そうした中で、自分の立場を最大限活用して自身のブランドを築く。それがこの2年の最終目標だ。暴れてやる。もういるま野地区(13市町ある)から出て行け!と言われるくらいに。

 ところで、こういう領域に入ってみてその脱力さ加減がわかったんだが、農業の儲からなさ、後継者不足の現状は深刻だね。代表から見れば、あまりにも効率が悪いやり方だから、それを続けていたら当然こうなるよと思うけど、農業教育と農業行政の内側の空気しか吸ったことがない人たちには気付けないと思う。第1次産業などと持ち上げられて農業世界に閉じ込められ、2次産業3次産業の餌食になっている。士農工商とおだてられていた時代と根本は何ら変わりがない。もっと農業専門外の人間を受け入れたらいいのにと思う。そこが代表のねらい目でもあるので、覚醒しないでいてくれた方がいいんだが、ちょっと残念な感じもする。代表も、工学の世界だけに浸かっていたときは、それ以外のことは見えていなかったので、あまり人のことは言えないんだけどね。

 先週のビッグサイトの「アグリビジネス創出フェア」で、トヨタ紡織がブースを出していた。トヨタ紡織はトヨタ自動車の母体になった歴史のある会社だが、農業とは無縁のはずだ。どうして?と思って話を聞くと、「自動車が売れなくなった時を見据えて、次の商品になるもののひとつとして、農業分野の研究をやっている」ということだった。

 テーマ名は「起潮力同調栽培」で、植物工場を使って、月の満ち欠けのエネルギーを利用することで特別な追加エネルギー無しで生産性を高める手法の研究だった。そんなことがあるんですか?と聞くと、「民間の伝承レベル」とのことだった。それから、あなたは農業や天文学の専門家ですか?と尋ねると、「工学系のエンジニアで、農業知識の基礎も無く、参考にする文献も無く、独学で研究中」という話であった。ここにも代表がいた、と思った。

 農業の可能性は無限大だが、その道筋はまだ一部の人間にしか見えていない。

大豆は惨敗

 里芋をメインとして様々な作物に対して栄養周期理論を適用してみたが、効果の差はあったものの収穫できない作物はなかった。ただひとつを除いて。収穫できなかったのは大豆だ。黄色い大豆、青豆、黒豆、全部ダメだった。

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 先日、枝豆を主な作物にしている農大の同級生が代表の畑に来た時にこれを見て「カメムシの仕業」と断定した。くそー。カメムシだったのか。

 とにかくホソヘリカメムシとイチモンジカメムシが多かった。木酢液を使ってみたり、間引いて風通しを良くしてみたりしたが効果が無く、「少しは穫れるだろう」とそれから放置するしかなかったが、まさか全滅するまで吸い続けるとは。卑しい奴らだ。

 このカメムシは、まず腹を減らした一匹が畑に飛んで来て、大豆の汁を吸って満足すると、満足フェロモンみたいな物質を放出し、それに誘われて次々に集まるということらしい。たいていの虫は性フェロモンに対してそういう動きをするが、こいつらは性欲よりも食欲の方が優先なのだ。

 同級生は防虫ネットで防いでいるらしいが、しかし、近くでは畑仲間が普通に収穫できていたし、場所の差なのか、種播きの時期の違いなのか、それとも、代表の農法がカメムシを誘ってしまったのか、今となっては検証できない。

 ほんの何十莢かで大豆になっていたが、カメムシの食害を免れたものについては充分大きくてきれいな状態であった。

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 また来年だ。絶対に日本一の大豆を作ってやる。そればっかり(笑)

アグリビジネス創出フェアで

 東京ビッグサイトで行われていた「アグリビジネス創出フェア」に行って来た。農業関係の企業や自治体、研究機関や大学等が取り組みや成果などを紹介する農業の総合的なイベントだ。

 このトラクターは某社のニューモデルで、オペレーターは、ただ運転席に座って非常時にブレーキを踏むだけだそうだ。全て自動。しかし、価格は1200万円(!)だと。開発費や材料費から考えたら安いと代表は思うが。

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 ひじょうに面白く、また、勉強になった。代表の農業にプラスになる情報を多数見つけることができた。

 野菜果物はもちろん鹿肉や猪肉が試食できたし、新しい材料や製法、土地で開発された日本酒やワインなどが試飲できたので、それらを味わっているうちに腹一杯になり酔っぱらって体がだるくなってしまった。

 帰り道で上板橋の花門に寄って一杯やったので、結局、一日中食って飲んでいた。だるかったが、いい息抜きになった。

正信葱

 この曲がったネギは、川内村で古くから栽培されて来た種類で、地元の人は「正信ネギ」と呼んでいます。白い部分が曲がり、甘味があるのがこのネギの特徴です。

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 戊辰戦争で磐城平城が落城し、相馬へ逃れようとして川内村を通った殿様一行に、このネギでネギ粥を作って差し上げたところ、たいそう喜ばれ、それ以来、殿様の名前安藤正信にちなんで正信ネギと呼ばれるようになりました。

 嘘です。

 このネギは、代表の畑の収穫の残りを転がしておいたのが根付いて成長したもので、種類はわからないが、坊主知らずと呼ばれるネギ坊主ができないやつだ。今100本くらいある。

 真っ直ぐなネギよりも逆境を乗り切った強いネギ、縁起が良いネギだから、その分美味いんじゃないかと思うが、まだ食べていない。真っ直ぐなネギより明らかに美味かったら名前を付けて販売しようと思う。その時は「正信」ネギにするか、別の名前にするかはまだ決めていない。正信ネギみたいな名前がいいと思っている。人は物語を食べたがるから。

農業廃業し灰業開始

 代表の農法では、窒素、リン酸、カリウム、カルシウムの単肥を使うんだが、何度も書いているように、カリウムだけは、市場で手軽に入手できる有機肥料として、硫酸や塩酸の化合物しかない。例えば、硫酸カルシウムといったように。そうすると、作物がカルシウムを吸収した後に硫酸が土に残ることになるので、畑が急速に酸性化する。そうしたくないので灰を使っている。

 ただ、肥料としての灰はほとんど流通しておらず、販売されているものは高額なのである。20キロで4000円近い。他の肥料は2000円前後で買えるのに、これでは高すぎて使えない。

 これまでは薪ストーブから出る灰を溜めておいて使っていたんだが、そんな量では間に合わなくなってきたので、肥料用として自分で作ることにして、畑の隅に火葬場を作った。試しに畑で出た落花生の残渣を干して焼いたら20キロくらいになった。無駄なく燃やして集めるとけっこう効率良く作れることがわかった。

 近所の公園や団地内で出る落葉など、集められたものを貰って行っていいことになっているため、また、伐採業をやっている知り合いもいるので、川越でも灰の材料には事欠かない。あったらKトラに積んできて、時間があるときに少しずつ火葬している。今、自分で集めた落葉を含め順番待ちがこんなに山積みだ。

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 いっそ野菜作りを止めて、肥料用の灰を製造して売るビジネスに鞍替えしようかと気持ちが揺れたりもする。腐ることもないし、原料代はただだし、体も楽だし、排熱も何かに利用できるし、おそらくそっちの方が儲かる。

 

硬すぎて旨すぎる

 「落花生の殻が硬くて割れないわ」こういう苦情が代表に寄せられた。代表も薄々感じていたことだったが、やっぱりそうだったのか...。

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 茹で落花生にしている時には気付かなかったが、ローストして食べようとして中味を取り出そうと殻を割り始めると、やたら指が痛くなった。歳を取って力が無くなったせいだと思っていたが、殻が丈夫なせいだったというわけだ。

 代表が研究している施肥法は、食べるところを大きく美味しくする技術。例えば、芋を大きくするには当然葉っぱや茎も大きく丈夫に育てないといけない。そうすると、収穫が大変だとか後始末が大変だという結果になるんだが、落花生の場合はこういうことになるんだとわかった。

 しかし、味は抜群にいい。甘味が強く歯触りもカリッとしている。感動のザ・ピーナッツに仕上がっている。ここで方向転換して、殻が薄くて味も薄い落花生になるようにしたら本末転倒、後ろが前だ。殻が硬い落花生ほど旨いのである。

 指が痛いくらい何だというのだ。世界一殻が硬い落花生を作ってやる!そう心に決めた。

作業場A

 畑と田んぼがあっても作業場や倉庫がなかったら、洗浄や袋詰めなどの出荷のための作業ができない。どうしても必要だ。そこで見つけたのがこの朽ちかけのビニールハウスであった。

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 かつてはこの中で葡萄などを栽培していたと思われるが、栽培されなくなってから少なくとも20年以上経っている感じ。鉄骨の太さやプラスチック板の屋根、それを開閉する機械などから推測するに豪華な作りだったみたいだが、概に屋根は欠け落ちて青空が見えている。

 もしも代表が農大に行っていなくて、栄養周期理論を研究することもなく、担い手塾の候補にもなっていなかったなら、ここを使いたいと頼んでもけんもほろろだったに違いない。でも、その実績の効果は小さくない。もしかしたらここを使わせてもらえるようになるかもしれない。

 道具がどんどん増える。いろいろと厳しいが、やると決めたからにはやる。

畑E

 代表の畑はABCDの4ヶ所。畑Aは代表が農業に目覚めた原点とも言える川越の90坪。畑Bは、研究用に今年から借りた川越の1反。畑Cは、親父が野菜作りの真似事をしている川内村の200坪程の土地。畑Dは、来年から川内村での研究用に親戚から借りる1反。そこに、来年から川越に2反の田んぼAが加わる。占めて5反。そんなに耕せるのか?しかも、埼玉と福島を二股かけて。

 代表が来年度から受ける研修では、条件として埼玉に3反以上の田畑を所有するなり借用するなりして農作物を生産販売して、100万円程度の売り上げを2年継続しなければならない縛りがあり、川越の田畑を合わせると3反あるので農地の方はOKなんだが、100万の売り上げは不可能だ。

 何故なら、田んぼで1反6俵、1俵12000円として2反で144000円にしかならなくて、残りの畑1反に里芋とさつま芋を植えたら他の作物には使えず、里芋とさつま芋を収穫して売ってたって20万円にもならない。合計での年収40万円足らずでは農業経営者として失格。いくら美味しい里芋とさつま芋を作っても卒塾させてもらえない。

 里芋とさつま芋を作る場所を確保しながら、短いサイクルで育って販売することができる作物も組み合わせて収益を積み上げる必要がある。そこで、新たに畑を借りることにした。畑Bの西側の、今は荒れ地だが、かつては田んぼとして使われていた土地だ。それがここ。

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 1.5反くらいある。田んぼの季節には水浸しになってしまうような土地だが、何かやりようはあると思うので、ここを畑Eと呼んで耕すことにする。作業は厳しいが、やると決めたからにはやる。

銀杏の雨に打たれて臭かった

 Kトラに里芋をひと株積んで出かけてきた。

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 里芋とデート?いや、誘拐と表現した方が正解かもしれない。研修中の農大同期生のところまで連れて行って、小春日が射す銀杏の木の下で、二人で里芋の株をバラバラに分解しながら、あーだこーだと2時間ほど議論した。近くの有機農業の畑を観察して回ったりもして、楽しく、また勉強にもなった。

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 里芋は同期生にあげて、その代わりに古いバインダーをもらって積んで帰った。これで代表のバインダーは2台になった。

非定石

 秋植えのじゃが芋は、8月末に植えて11月末頃に収穫する。品種は限られて「でじま」がよいといわれる。本当なのか、キタアカリでは無理なのか、トライしてみた。

 8月末に植えたところ失敗。芽が出なかった。それで、芽出しをしてからじゃないと駄目だと思って芽出し。それにひと月かかったので、結局植えたのが9月末になってしまった。時期も品種も定石外。育て上げるのは無理だと思いつつも行けるところまで行ってみようと、保温のためのビニールトンネルをして、朝外して夕方かけてやるというのを続けた結果、ここまで大きくなった。

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 しかし、ぼかし肥料は好きなようで吸ってくれるが、やはり晩秋の光と気温では不足らしくて茎が細いし葉も薄い。まだ芋を付けている様子はない。12月末頃まで枯れさせずに育てられれば何個かは収穫できるかもしれないが、それも難しいだろう。

 実は、ビニールトンネルの中は日中は温まるが、意外や意外夜は放射冷却のために外気よりも温度が下がるのである。ビニールハウスもそう。朝のハウス内の温度は外気よりも2、3℃低い。穴が開いたビニールトンネルを使うと夜は外気と同じ温度にできるが、外気が零下になった時にはトンネル内も凍ってしまう。凍る時期には凍るのである。

 凍結を防ぐ方法として、ビニールトンネルや穴開きトンネルの上にもう一枚ビニールや不織布を被せるやり方がある。防虫ネットでもなんでもとにかく何か被せて置けば少し効果がある。

 面倒だが、そうやって様子を見るしかないかな。うまく行ったら新定石だ。

冬虫夏草的芋虫死体是有

 こ、これは!
白菜の葉の上で死んでいた毛虫を見て驚いた。

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 死体に黴(かび)が生えている!

 それくらいで驚くなよと言われるかもしれないが、死んでから黴が生えたのではなく黴が生えたために死んだんだとすると、代表の畑は有機農業的に高度な状態にあるということになるので驚かないといけない。死体は地面でなく白菜の上にあったのだから、黴に殺された可能性が高い。つまり、どういうことかというと、作物にとって無害で害虫にとって脅威となる種類の黴菌が畑に生息するまでに至ったというわけだ。

 バシバシ農薬を使う畑に囲まれたわずか90坪足らずの空間でそういうことがあるものだろうか?だったら嬉しいが。

芋掘り三昧

 アカヤマタケ、なのかな?代表の畑に顔を出した変なキノコ。キノコに関しては知識ゼロなのでわからないが、食べられる感じはしない。

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 さつま芋の収穫がようやく終わった。
最後のお得意様(次女)の一年分を残し、たくさんの人に配って喜んでもらった。いい勉強になった。

 明日からは里芋の収穫だ。
食べたり配ったりする分を収穫して、残りを株毎逆さまにして埋めておかないといけない。今年の株はでかいので体が心配だ。

 去年までの株は、畝の片側からスコップを深く入れてグイと体重を掛ければ持ち上がったが、今年のはびくともしない。もう片方にスコップを入れて、更に90度角度を変えて両側に入れ、もう一回最初にスコップを入れたところに挿し込んで「オリャー!」と気合を入れてようやく持ち上がる。芋が多量な上に大量の土をつかんでいるので、その塊たるや小山のようなのだ。それが150株ある。倒れるかもしれない。

 全部データを取っていたら本当に倒れてしまうので、5株ずつだけにする。普通に育てた株の条件違い2種類と、栄養周期だがぼかし肥料を使ったのと途中まで液肥で育てたのの2タイプ。合わせて20株、か。きついな。普通に育てた方は3株だけにする。

 川越もだいぶ寒くなってきた。木枯らしが吹くまであと少しだ。頑張る。

朝市卒業

 週に二回、火曜日と金曜日の朝8時から9時まで、団地の一角で朝市をやっている。出店者は多くて3人。少ない時は代表1人だ。お客さんは10人を超えれば多い方でたった一人なんてこともある。小さな小さなマイクロ朝市だ。

 家庭菜園で作って余った野菜を売るだけだから、売る方はそんなに気合が入っているわけでもなく、買う方もゴミを捨てに外に出たついでに覗いていく程度のどっちもあまり期待していない関係。だから、代表以外の出店者はしょっちゅう休みにする。しかし、そうではあっても商売だからと思って代表は雨の日も傘をさして立った。売る野菜がひとつしかなくっても、とにかく立ってきた。

 本日の代表の商品。白菜が大きくなった。

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 値段は、前の日にマーケットに行ってチェックして、それからインターネットで市場の動向を見て、その6~7割程度にしている。

 客も安さを期待しているし、生産者直売だから流通経費もかかっていないし、品質はプロ農家の技術が入った野菜の足元にも及ばないし、研究で作り過ぎた野菜の処分的なものだから、それでも釣りがくるくらいの話なんだが、出店者仲間から「安すぎる」と声が出ることもある。笑ってごまかしている。それでいいのだ。

 この朝市もあと少しで卒業だ。来年から川越の直売所に作物を持って行くことになる。毎朝直売所に運んで、値段を付けて並べ、売れ残ったら夕方引き取りに行く。それを二年間繰り返さないといけない。そういう商売はやりたくないし代表に向いてもいないが、趣味の枠を取っ払うためにチャレンジする。

さつま芋な日々

 連日さつま芋掘りをしている。経験した人にしかわからないと思うが、さつま芋掘りは大変な重労働だ。

 まず、畑一面に広がった弦を刈ることから始まる。この弦が太くて重くて絡まってもいるので一苦労。片付けまでやると二苦労。昔は牛や馬や豚の餌にしたらしいが、そこまでやると三苦労だ。とにかく力が要る。地元の畑仲間は皆さん70歳前後だが、何が辛いって子供の時にこの一連の仕事を手伝わされたのが一番辛かったと口を揃えておっしゃる。それくらいきつい。

 弦刈りが終わったら、株の近くにスコップを入れて一杯分だけ土を除いて手でさつま芋を掘り出す。深い所に潜ったのを傷付けないように途中で折らないようにしないといけないし、川越の土は粘土質なので湿って締まって固まっていて中々難儀だ。山芋ほどではないが、力と忍耐力が要る。スコップでさつま芋をザクっとやってしっまったり癇癪を起して無理やり引っ張ってポキっとやった時にはがっかりして力が抜ける。

 掘り出したらすぐに洗わないといけない。放っておくと粘土が芋の周りで固まって取れなくなってしまう。芋の肌も悪くなる。

 大量に栽培している農家の場合には、大きな高畝にしておいて、以上のルーチンを畝毎機械で処理するといったことをやっているが、普通の農家は手作業だ。代表も手作業。

 代表が更に大変なのは、株毎に写真を撮って重量を測って記録するという作業が加わるからだ。芋を掘ると手が泥だらけになってしまうので、カメラを扱う時、重量計を使う時には手をきれいに洗わないといけない。一日に40株掘るのが限界だ。150株以上あるので連続でやっても4日かかる。

 代表が植えたさつま芋は5種類。紅あずま、紅はるか、ほっこり芋、シルクスイート、そして、パープルスイート。下の写真はパープルスイート。

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 こんなことをして何が面白いのかと思うだろうけど、面白いのである。とてもいい勉強になる。疲れなど感じない。

 それぞれに弦や葉、芋の生り方、虫の食われ方などに特徴があり、代表は一株一株一本一本自分の手で確かめたので、もうその一部分を見るだけで区別が付けられるようになった。掘りやすくするための苗の植え方や畝の形などのアイディアが閃いたし、害虫そ防ぐことの重要性もわかった。さつま芋の食害跡は汚くて一ヶ所あっても売り物にならない。栄養周期的手法の施し方のレベルでかなり差が出ることもわかった。決して無駄にはなっていない。

 これもいつか完璧なさつま芋を完成させる日に向けたステップなのである。

草木三態

 代表は「燃える」とか「燃やす」とか「燃焼」という言葉が好きである。前向きな感じがする。

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 火を燃やすのも好きだし。シューベルツの花嫁という曲の中の「命かけて燃えた 恋が結ばれる」というフレーズなんかにはジーンときてしまう。一度しかない人生。限られた時間。熱く激しく燃やした者勝ちなのである。

 逆に「燻る」という言葉が嫌いである。後ろ向きな感じだ。

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 愚痴を言ったり、不満を並べたり、人の悪口を言ったり、社会を批判したり、昔の話ばっかりだったり自慢話だったり。そういうのは燻っているのと一緒だから言うのも聞くのも嫌い。時間の無駄である。人のことを言うなら自分がやれよと言いたい。漫然と意味のないテレビ番組を見たり本を読んだりするのも時間を捨てているのと一緒。命の浪費である。

 また、「良い天気ですね」とか「やってますね」「幸せそうですね」といった挨拶だか質問だかわからない問いかけも嫌いである。何を期待して声を掛けているのかわからない。自己完結しているじゃないか。

 「顔色が良いですね」とか「痩せましたね」「太りましたね」「禿げましたね」なんてのはもっと嫌いである。余計なお世話だ。気にかけているようで実は無神経。だから、そういう言葉は耳に入らなかったことにしている。同じ燻るでも燻炭という言葉は好きだ。

 「灰」という言葉は大好きだ。「灰になる」なんてぞくっと来る。

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 灰になりたい、なんて考える。いつになったら、どこまでやったら燃え尽きられるのか。灰になれるのか。そればっかり考えている。

黒コン

 花園の巨大な花屋さんまでKトラを飛ばして黒コンを仕入れてきた。黒コンとは黒いコンテナの略。全部で40個。農大が出荷に使っているものと同じ。使いやすい。

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 さつま芋5種合わせて100株の収穫をしないといけないし、その後に里芋150株が残っている。来年からは色んな種類の野菜を作って大量に売らないといけないし、コンテナがないととてもじゃないが整理できない。

 さあ、今日は芋掘りだ!

里芋収穫

 1,2,3...沢山沢山。里芋の一株に付いた芋の数が、まんまいだんごのようなサイズも含めると60個以上あった。Lサイズが20個近い。

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 やったー。それ以上の言葉が見つからない。驚きだ。ダイヤモンドの鉱脈を掘り当てたような嬉しさだ。

 しかし、この興奮の意味がわかる人はあまりいないだろう。農業関係者でも「立派に出来たねー」くらいの話だから。偶々、まぐれだと思うだろう。それでいい。ところがぎっちょんだ。再現できる。いや、まだ1回目だから、再現できる可能性が高いくらいにしておく。技術が確立していない研究途上であまり人目を引くのもまずい。ここだけの内緒の話だ。

 味をチェックするために茹でてもらって食ったが、普通に美味しかった。皮がツルッとむけて芋を飛ばしてしまった家内が「活きがいいねー」と笑った。

 

ガンダム始動

 毎日忙しくてあっぱとっぱして、ようやくKトラに積んだままになっていたバインダーを降ろした。ロボットみたいだなと思ったが、考えてみりゃロボットそのものだ。カッコいい。

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 機能美というのはこういう形を指して言うのだろう。特に、稲を刈って持ち上げて来るスロープの傾きなど、これしかない!という角度で作られている。自然で違和感がない。この角度に決め、このメカニズムを構築するために技術者がどれだけ執行錯誤を繰り返したか。汗と涙と喜びが伝わってくる。そういうことを形から理解することができる代表も幸せ者だな、と思う。

 エンジンをかけてみると、積み込む時はぐずっていたのに一発で回った。こいつもようやく動ける場所に来て嬉しいのだろう。マルクスと名付けることにする。

誕生日×3

 代表の誕生日は9月。娘(次女)が10月。息子が11月。代表の誕生日にケーキを食べていなかったし、次女は離れて暮らしているので祝えなかったし、息子の誕生日はもう少し先だが、その時に家に居るかどうかわからないしということで、久し振りに家族5人全員揃った今晩、一緒に誕生日ケーキを食べた。

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 ただそれだけ。

 ところで、先日入手したワインKANPAI 2018で乾杯したんだが、華やかな味ではなかった。複雑というわけでもなく、かといって爽やかでもない。芯も感じない。山葡萄ののジュースを炭酸で割ったような感じ。飾り気のない素朴な味。おそらく猿酒(猿が山葡萄を木のうろに入れて発酵させて飲んだとされる酒)というのはこういう味だったのじゃないだろうか。家族には今一つ不評だった。代表は、小学生の時に山葡萄で酒造りにトライして失敗した液体の味を思い出した。まあ、これも経験のひとつ、抽斗が増えたということで。

女神の下へ散歩

 昨夜の雨のため午前中は畑仕事ができないため、散歩がてらウェスタ川越で開催されている県民ふれあいフェスタに行って、明日の農業担い手塾で研修している同級生のテントを覗いてきた。

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 しかし、同級生が取り組んでいるのは巨峰のため、すでに収穫シーズンが終わっていて売るものがなくテントは空だった。来年はさつま芋を作って販売したいと、手持無沙汰の同級生は話してした。彼は焼き芋を作るのがとても上手だったから、両方販売すれば盛況だろう。

 因みにウェスタ川越のウェスタとは、ローマ神話に登場する火と竈(かまど)の女神で、家庭の守護神でもあるらしい。食に関するイベントが行われることも多いみたいなんだが、そして、農林振興センターもこの建物内にあるんだが、ちゃんと意味があったわけだ。

 代表は人参ジュースを買って帰った。美味しかったが、保存できるように加工してあるものだったので、残念ながら搾りたての甘さと爽やかさは消えてしまって味わえなかった。この場で作って販売するのも面白いなと思った。本当の人参ジュースの美味しさに驚く顔が見てみたい。

半日休んで映画鑑賞

 午前中に落花生の干してあったのをもいだり、藁を雨に濡れないように小屋にしまったりして、午後からは、滅多に行かない休日の蔵の街へオートバイで出かけてきた。スカラ座で映画を観るために。オートバイなら15分で行けるが、車で行った日には渋滞で1時間以上かかる。駐車する場所もない。だからオートバイが一番便利だ。

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 一昨年の12月まで、代表は毎日この道を使って仕事に行っていた。人通りも少ない朝早い時間だったからわからなかったが、こんなにも沢山の店があった賑やかな通りだったんだね。

 ここが、知る人ぞ知る映画館スカラ座。時の鐘のすぐ近く。

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 上映中の『お百姓さんになりたい』という映画を観た。
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代表の11月の予定

 感情表現。サービス。演技。演出。言葉。宣伝。報道。装備。デザイン。味。代表の自信と、世の中は過剰なものばっかりだ。

 その中にあって、代表が使っているこの時計はシンプルの極み。余計なものは一切なく、必要なものだけが最小限の大きさで組み合わさって構成されている。それでいながら素っ気なくも無骨でもなく、品がある。大好きだ。バイクに乗る時も農作業をするときもスポーツクラブのサウナに入る時も、外に出るときは必ず着けている。

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 困った点がひとつだけある。それは、廃版のために新しく購入できないし部品も無いこと。そのため代表は同じ時計を4個持っていて故障に備えているんだが、今まで使っていたの(上の写真の右側)をうっかり作業着と一緒に洗濯して使えなくしてしまった。

 まともな状態だったらそれくらいで水が入ることはないが、リューズのところのパッキンが劣化していたために浸入を許した。残念だが修理不可能レベルと診断された。しかし、もうベゼルが固着して回らなくなるくらい使った。使い切った。しゃぶりつくした。延命措置はしないで部品取り用に待機してもらうことにして、次の(上の写真の左側)にご登場願うことにした。

 代表の11月の予定です。
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一日一畝

 代表が作ったさつま芋は1株当り7キログラム。約150株あるから、控え目に1株6キログラムとして収穫量900キログラムになる計算だ。良品率が6割として540キログラム。1キログラム250円で販売したとすると135000円の売り上げになる。

 しかし、掘り進めて行くうちに問題が発覚した。こういう株も出てくるようになった。いわゆる弦呆け。

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 原因は肥料が届かなかったせいだと思う。リン肥をやるくらいまではいいんだが、カリウム肥をやる時期になると弦が繁茂して根が見つけにくくなってしまう。カルシウム肥をやる時にはもっとひどい状態で、今回は根元にやることができなくて花咲か爺さんのように上からかけた。そういう状態だったので、代表が見落として肥料がもらえなかったり足りなかったりした株があったんだと思う。

 こういう株も多かった。主根に近いところだけ芋ができて弦の方にはできていない。従って、数が少ない。

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 代表のやり方は、光合成で作られたエネルギー(ブドウ糖)を効率良く芋部に貯めさせるわけなんだが、当然、作られるエネルギーの量によって芋の大きさ形は変化する。多ければ大きさも数もたくさんたくさんになるし、少なかったらそれなりの芋にしかならない。葉っぱの面積で決まる。

 だから、葉っぱを自由に増やせた畑の端の方の株はたくさんの芋を作ることができ、密生状態で、上方にしか葉っぱを増やす自由度がなかった株はこういうことになってしまったんだと考えられる。

 各肥料をどうやって根元に施肥するか?どの株も等しく葉っぱを展開できるようにするにはどうすればいいのか?株の間を離せば解決するんだろうが、それでは単位面積の収穫量は低くなってしまう。このままでは540キログラムどころか300キログラム、75000円がようやっとだ。そこが、この農法の課題だ。

 もうひとつ。何故かわからないんだが、芋の生る位置が深さも広さもバラバラなことがある。深いのは50センチメートルも潜り、遠いのは1メートルも離れたところにできる。この辺りなら大丈夫だろうと思ってスコップを入れると「シャリッ」と音がしてさつま芋を切断してしまう。これは心臓に良くない。1畝20株掘るのに半日かかってしまった。データ取りも含めると丸一日かかる。時間がかかって、かと言って機械化もできない。

 もっと簡単に収穫できるように、たくさんの芋がゴソッと一遍に掘れるようにしないと芋掘りだけーの収入75000円だけーでシーズンが終わってしまう。販売して利益を出すということを前提にすると、また研究テーマが増えて楽しいね。農業は面白いよ。