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2019年05月の記事 (1/1)

3,4日ブログを休みます

 注文してあった壊してしまったトラクターのウィンカーの部品が届いたので組み替えた。休みの前に終われたからオーナーに気付かれずに済む(笑)。

 ここが割れちゃったんだよねー。レンズ2枚が外れて落っこちて、その内の1枚も割れた。

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 これでOK。

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 明日から川内村に行くため3,4日ブログを休みます。

落花生はどうなの?

 作物は人間が面倒をみてやらないと繁栄できない。自然の中で放っておかれたら、再び野生化して生き延びる作物もあるかもしれないが、ほとんどは野生の草との競争に負けたり虫や動物に食われて滅んでしまうだろう。何百年何千年もの時間かけて選抜され改良を加えられ飼い慣らされた植物。家畜と一緒だ。キャベツならキャベツとしての特性が固定されている。

 しかし、固定された範囲の中で個性がある。同じ条件で栽培しても全く同じものはできない。作物にも個性があり、育った環境の影響を受けて反応し、それらの記録が種の中に記憶されて次世代に引き継がれていく。この能力はかなり高い。例えば、代表の畑の周りの仲間のネギは何代にも渡って肥料と水をたっぷり与えられて育てられたため、甘え体質になってしまっていて代表のネギより弱い。同じ畝に並べて植え替えると、甘え体質のネギはグニャーっとなって溶けてしまうものがある。作物も人と全く同じで、育った環境に反応して体質が変化し、その体質が子孫の体質に影響を及ぼしていく。

 そうかと言ってネギがキャベツになることはできない。環境に応じて形が変化したとしてもネギの範囲内でのことで、見たこともないような変な形が現れたとしても、それは元々ネギの中にあったものなのだ。だから甘え体質のネギでも代表の畑で頑張れば元の強さが甦って立派に育つ可能性がある。ネギ次第だ。

 落ちた種とか捨てられた芋の方が元気な芽を出すという現象は、厳しい環境に置かれたが故に「なにくそ」という底力が湧くためではないだろうか。落ちた場所とか捨てられた所が発芽に適していたということも考えられるが、これまでの観察からまずあり得ない。やっぱりそっちの方が遥かに厳しい。

 ということは、「なにくそ」で這い上がった苗の方が強いんじゃないかという話である。検証のために昨日は捨てた里芋を拾って植えてみたが、今日は畑Aで落花生を拾って畑Bに植えてみた。収穫のときにこぼれて芽を出していたのが13株あったので。

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 一方こちらは今まさに芽を出そうかというタイミングの代表が普通に植えた落花生。

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  さてどうなるか。

放任芽出し法にトライ

 4月中頃に里芋を植えた後、残った10株ほどを畑の隅に上下逆さにして埋めておいた。そうすれば芽が出ないと聞いていたからだ。だが芽は出て来た。しかも威勢良く。逆さにして埋めておくと芽が出ないというのは嘘だとわかった。出難いという話なのかもしれないが、そんな感じでもない。

 農大のときにJAいるま野地区の若い農業者の皆さんの研究発表を聴講したことがあったが、その中に里芋を逆さ植えにした実験があった。古老たちの「逆さ植えにすると等級の良い芋ができる」という言い伝えに着目し、実際にやって普通のやり方で栽培した里芋と等級別に収穫数を比較したものだった。結果は、少し等級は上がるものの収量が少し減る、という内容だったと思うが、あまり良く覚えていないが、思い返せばその時にわかったはずだった。里芋はどう埋めようが芽を出す作物なのであった。

 畑Aの逆さにして埋めておいた里芋をいくつか掘り出してみるとこんなに立派に育っていた。悔しいが代表が植えたのよりも良い。

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 それだったら最初から放ったらかしておいて、こういうふうに育った奴の中から元気なのを選んで植えた方が確実に育てられるのではないか?里芋の場合けっこうウィルス症に感染しているのがあって、成長が遅れるのがあるんだが、芋の段階ではわからなくてこれくらいになってから発症する。こうすればそれらをはじくことができるかもしれない。

 問題も予想される。ある程度育ったものを掘り出せばどうしても根を切ってしまうので、植え替えた場合にそれがマイナスにならないかという心配だ。作物の種類、あるいは成長段階によって根を切ると勢いを増す場合と衰える場合がある。JAいるま野地区の中には早く根を広げさせるために3月には播種する里芋農家もあるらしいから、里芋については植え替えをしない方が無難だろう。

 しかし、本当にそうなのかは実際にやってみないとわからない。そこで、畑Bの一角に場所を取ってこれらの株を植えてみることにした。

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 いい感じだし、こっちの方が作業が楽だ。はたして成長や収穫量に違いはあるのか?他の作物でもやれたりするのか?随時レポートして行きたい。

うまくいかね2

 隣の梅林が草ぼうぼうになってきたので、地主がいつもそうしているようにトラクターで浅く耕耘して刈り倒してやったんだが、攻め過ぎて梅の木の尖った硬い枝に方向指示器のレンズが接触して割れてしまった。

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 代表のように好きなことを自分の好き勝手やっているだけでも、己の身勝手さ故の面倒なことが起きる。

 トラクターでできなかった縁や狭い所を草刈り機で刈り始めたら、ボルトが緩んで落ちたらしくてエンジンカバーが脱落した。

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 今の代表のように好きなことを自分の好き勝手にやっているだけでも、己の身勝手さ故の面倒なことがこうやって積み重なっていく。

 若い頃にはこういうこともわーわー言って面白がっていられたんだが、歳を取ったということなのだろう。知らずため息が漏れている。代表も老人だ。ねばり踏ん張りが弱くなったのは致し方なしだろう。

 川越の梅は今が収穫稚時期。

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うまくいかね

 あー思った通りに進まね。特に今年の天気はダメだ。晴れの予報が雨になり雨の予報なのに全然降らなかったり。寒かったり暑かったり。降っても降らなくても暑くても寒くてもいいが、きちんと季節としてのけじめというものをつけてほしい。本日は定植したズッキーニやスイカやナズが熱風で焼け萎れてしまい、巨峰の枝が一本折れた。

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 天気関係を除けばだいたいうまくいっているんだが。特に、昆虫の活動が活発になるこの高温状態の中で代表の畑に害虫が少ないということなんかは、作物が少ないのを差し引いても自慢できるレベルだと思う。ジャガイモに油虫が付いていないしキュウリにウリハムシが寄って来ない。巨峰にコガネムシが毎日一匹二匹たかるが、消毒してないからそれくらいは仕方がないだろう。

 悪い例として取り上げて申し訳ないが、周りの畑の作物はほぼ今こういう状態になっている。

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 野菜は90パーセント以上が水分だから肥料と水を沢山やればいくらでも吸って膨らんで肥満体になる。取り過ぎた肥料分(特に窒素)は潰瘍みたいに葉に滲み出てきてそれを虫が舐めるためにこうなってしまうんだね。やっぱり初期に過剰に肥料を与えない育て方が正解なんだなと、代表が進んでいる方向性は間違っていないと確信した。

里芋の気持ちがわからない

 うまく育って収穫できるかリスクは小さくなかったが、今年新しく借りた畑Bに里芋を植えた。播種は4月18日。1畝15株前後で12畝作り、10畝は石灰水に24時間浸漬したもの、残り2畝は処理なしとした。10畝の内5畝をぼかし肥料で、残りを液肥で育てることにした。

 最初の発芽が観察できたのは5月6日。石灰水に浸漬処理したものの方からで、播種から18日目だった。浸漬処理しないものの方の発芽が見つかったのはそれから更に10日後の5月16日のこと。川内村から帰った時だった。

 石灰水に浸漬処理しぼかし肥料を与えた里芋は今こんなだ。

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 まあまあ順調。今年は元肥を施していなかったためどうなるのか不安だったが、普通だと思う。

 同じく石灰水に浸漬処理し液肥を与えたのはこんな状態。

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 大きさは最大も最小もぼかし肥料を与えたのと同レベル。明らかに違うのは葉がきれいである。葉の内部的に良いのか虫のアタックが少ないせいかはわからない。もしかするとぼかし肥料を与えた側の葉に何か弱点があるということかもしれないが、今のところは大きな差ではない。

 石灰水に浸漬処理しなかったのはまだ小さい。

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 里芋の発芽なんてゆっくりしたもので植えたのを忘れた頃にようやく顔を出すくらいのものだから、これが通常の里芋で、石灰水に浸漬処理したものの発芽が異常に早かったというのが結論だ。この後の成長でも差が顕在化すると思われるので楽しみだ。

 困ったのがどうでもいい里芋たちの横暴ぶり。
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250X30=?

 初めて自分で育てた落花生を食べた時「美味しい!」と思った。茹でても炒ってもうまい。現在は中国産が全盛で日本産そのものが少ないが、日本産と食べ較べても代表の落花生の方が大粒で柔らかくて、甘さがとっても自然であった。

 育て方も超簡単で、落花生の種を植えて芽が出るまでの間カラスに突かれないようにネットで覆うだけ。あとは収穫まで時々雑草を抜くくらいで放っておけば勝手に大きくなる。

 今年も植えた。250粒も。一株に30粒成ったとしたら7500粒の収穫になる。

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 そんなに作ってどうするかというと、どんどん増やして最終的には川内村でアメリカの大農場みたいのを開拓する。5年計画なので来年は7500X30=225000粒。再来年は22500X30=6750000粒に、その次の年はたくさんになる。そこまで増えたら売ってもいいかなと思う。

畑Bに落とし物

 朝畑Bに到着すると、液肥樽の前に何かおかしな物がある。紙が千切れそうなくらいボロボロの雑誌。もちろん代表のものじゃない。

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 古いエロ本かな?と思って目を凝らしよーく見ると、昭和48年1月発売のモーターサイクリスト誌で、レースの歴史特集号だった。昭和48年と言えば代表は高校3年生。バイクに乗りたくて乗りたくて仕方なかった頃だ。

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 こういういたずらをするのは畑仲間のひとりのあの人しかいないが、よくまあ次から次へとこういうものを持ってくるよ。

 ぺらぺらめくってみると、カワサキがライムグリーンの塗色のマシンを走らせたのは昭和48年以前の浅間レースということになっている。とすると、1976年に初めてボルドール24Hレースに出場した時がライムグリーンのデビューだったというH氏の話は嘘ということになる。その時カワサキはマシンの準備が遅れて、カラーリングが決まらず白いカウルのまま現地に送られてきたのを、H氏が、他のどのチームも使っていなかったグリーン系のカラーに染めて出場したという。何故他のチームがグリーン系を使わなかったというとヨーロッパでは葬儀の色だからで、このH氏の判断に対しカワサキ本社が「縁起が悪い」と怒ったが、「以降グリーンがカワサキのバイクのイメージカラーとして定着した。俺がカワサキのバイクのイメージカラーを作った」というH氏の自慢話は、嘘か本人の勘違いだったことがはっきりした。

 それから、ホンダが初めてマン島TTレースに参戦したときのことを河島監督のインタビュー形式で載っているが、創立50周年にまとめられたというホンダ社史の中のインタビュー内容と微妙に違う。人間て、忘れるものなんだね。そして、歴史というのは後から美化されたり誇張されたりして創り直されるものなのだろう。

 いけね。こんなことしてたら農作業が進まない。代表はこういう世界、面倒な人間界が煩わしくなって野菜を相手にすることにしたんだからね。思い出させるようないたずらは止めていただきたい(笑)。

スマートフォンに機種変更

 時代の流れには逆らえず、ついに代表も携帯電話からスマートフォンにしました。

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 SONYのXperia XZ2 Compactというドコモだけが扱っているモデルで、6月1日からのドコモ料金体系見直しに伴い販売中止になってしまい店頭からどんどん消えて行くようになったため心の準備ができないままに焦って購入。設定が面倒で思ったようにならずパニック状態です。

 通信会社が変わったため携帯のメールアドレスも変わけるど、まだ暫定アドレスのため、携帯メールで連絡を取り合っていた方々には決まり次第連絡しますのでしばらくお待ちください。

 電話番号は同じです。緊急の場合は電話かショートメールでのご連絡をお願いします。

隣の畑は良く見える

 今日は「アライグマ捕獲従事者養成研修会」に参加して「埼玉県アライグマ防除実施計画に基づく従事者証」を頂いてきた。これは、本来なら狩猟免許を取得 し有害鳥獣捕獲許可を得るとか、猟具や期間などが定められた一般的な狩猟で捕まえないといけない決まりなんだが、農業でのアライグマによる被害が大きいため、かつアライグマは外来生物法によって特定外来生物に指定されているため、この研修を受講すれば狩猟免許を持っていない者もアライグマの捕獲従 事者としてアライグマを捕獲できるようになっているらしいんだね。埼玉県では。

 代表もこれまでスイカやトウモロコシを収穫直前に食われてしまったことがあったが、研修会が終わってからもうひとつの「電気柵設置講習会」も受講したので頭の中では獣害対策はバッチリだ。

 研修会と講習会の間に昼食を挟んだので、その時間を利用して会場周辺の農地を観察させてもらった。この地区は里芋やさつま芋の栽培が盛んなところだ。

 里芋が美しく揃って葉を出していた。代表の畑のはまだ小さいし芽の出方もバラバラなのに。

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 種芋の大きさと植える深さを均一にしたことで発芽の時期を揃えることができたんだろう。今の時期にここまで大きく育っているのは、代表より早く播種したこともあるだろうが、やっぱりビニールシートでマルチしているのが効いている。ビニールシート地温を上げる効果の絶大さは代表も経験している。雑草も生えないので管理も楽になる。

 里芋は深く植えるので、穴が開いたビニールシートを張ってから植えるのはやりにくい。植えてからビニールシートを張って、芽が出たらその部分を切っているみたいだ。その切り方がまた揃って美しい。プロの技だ。

 しかし、一帯の畑を含めて雑草が一本も生えていないのは不自然で、おそらく除草剤を使っている。毎年同じ作物を作れば必ず連作障害が発生するから土の消毒もやっているだろう。ここいらは里芋製造工場だ。代表が目指すものとは違うが勉強になった。

楽しい農作業を辛くする農具たち

 これはホームセンターで600円くらいで売られているもので、マルチに植穴を開ける道具だ。

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 マルチというのは土をカバーすることを言うんだが、この場合のマルチは薄いビニールシートだね。地温を上げたり雑草が生えるのを防いだりするために使う。代表は滅多に使わないが、ほとんどの農家が使っているし農大も使った。既に穴が開けられている商品もある。このマルチに植穴を開ける道具は、作物毎に植付穴の間隔を変えたいときが出番となる。

 こんな感じに尖ったところをビニールシートに押し付けて切り取るようになっている。

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 ところが、切れないんだよこれが。刃の先が凸凹で土に入って行かない為に手の平が痛い。また、土が湿っていると、胴の中に土が溜まり、強く振るなどしてその土を落とさないと次の作業ができないため、すこぶる作業性が悪い。全然楽しくない。玩具以下の商品だが、いつまでも改良されることなく今もホームセンターに並んでいる。

 使い難さに我慢できない人は相当数いるようで、刃を研いだり、空き缶を使って自作したり、熱で焼き切るような細工を施して使っている人もいるみたいだ。が、残念ながらシンプルでスパスパ切れる画期的な穴開け器にはまだお目にかかっていない。

 おまけにもうひとつ、これは簡単に曲がってしまった移植ゴテ。

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 一番力がかかるところが弱い構造になっているからこうなってしまう。農具はこういった安かろう悪かろうの商品ばっかりで暗くなるよ。自分が作るしかないと思っているが、今はそこまでの余裕が無いので、時間ができたら代表オリジナルの機能的で使いやすい農具の開発に取り組み、がっぽり稼ぎたいと思う。

酒の功罪

 毎日毎日日がな一日畑で遊んでいる。朝7時前後に家を出て、途中コンビニに寄ってコーヒーを買って、そのコーヒーを飲みながら畑AとBの確認をする。まだほとんど何も植わっていない畑なのになんでそんなにやることがあるのかというと、ただぼーっと見ていたり考えている時間が多いからだ。そういう時も頭の中は働いている。

 昼飯は畑で食べることが多い。Kトラの影とか木陰の下で、買ってきた弁当を食べる。昼食後ウトウトしてしまうこともある。そういう時はその辺に転がって少し寝る。

 作業を終えるのは大抵16時前後。飽きるということはないんだが、体が痛くなったり疲労して動かなくなったらおしまいにする。危ないから。その時に次の日にやることが決まる。

 作業が終わったらそのままスポーツクラブに行って風呂で汗を流す。余力があればストレッチとトレーニングをやるが、いつもはその元気は残っていない。風呂から上がったらクタクタだ。家に帰って掃除機をかけ洗濯物を取り込んだりして家族の帰宅を待ちながらその日の作業内容を記録する。ここで書いておかないと一日経ったら忘れてしまう。

 その間に酒を飲むこともある。

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 この時期は、畑に繁茂しているペパーミントの葉を取ってきて焼酎に浮かべるのがいい。爽やかな清水が干からびた体に染み渡って行く。酒はもう一生分飲んだから飲まなくてもいいんだが、やはりこういう時の一杯はいいもんだなと思う。ただ、難点は眠くなってしまうことだ。20時を過ぎたらとてもじゃないが起きていられなくなる。

里芋の育成方針

 埼玉に戻ったら里芋の8割以上が芽を出していた。通常の栽培のやり方は、種芋を植える前に元肥をやってあるため、芋ができ始める7月あたりの追肥の時期まで放っておける。代表も昨年まではそうやって育てた。他の人と違っていたのは、元肥を畑前面に撒くのではなく株の周りだけに施す「局所施肥」という手法を試していたことだった。

 局所施肥は農大で一年間研究してその効果が確認できたんだが、局所的に肥料を置いたことでによって、里芋の間で、言うなれば〈肥料の奪い合い現象〉といったことが起きていることがわかり、そこから施肥のタイミングに疑問を持ち始めて栄養周期理論に傾くきっかけにもなったわけなんだが、その説明は長くなるので今日は端折る。とにかく代表の育て方は「腹ペコにさせないが飽食もさせない」という方向性で行くことにした。

 で、里芋の場合、芽を出して10日から15日の間は種芋の養分で育つことができると考えられるので、その後の肥料は成長に合わせて各栄養素毎に適時施すことになる。この段階では窒素分が多い肥料を与えるんだが、12本の畝の内、5本をぼかし肥で7本を液肥で育てて比較することにした。

 これが液肥の方だが、いやー臭い。すぐにハエが集まって来る。

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 代表も液肥を作るのも使うのも初めてだ。こんなもの野菜が喜ぶのか不思議だが、ちょっと試した感じではビックリするくらい効く。美味しいのか鶏も喜んで飲むらしい。どんな結果になるのか楽しみだ。

最強の害虫

 川内村から戻りました。川内村では親戚から籾殻を貰って燻炭を焼き、肥料と一緒に畑Cに入れてかき混ぜた。川内村で有機農業をやるに当たって、肥料の原料、例えば通年の籾殻の確保とか、質の良い鶏糞やおからや米糠をどうやって手に入れるかが課題だ。

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  次回川内村に行ったときに野菜を植えたいと思うが、家の庭先の畑Cの場合、一番の問題は親父だろう。とにかくいじりたがる。代表が留守にしている間に勝手に抜いたり移植したり土を被せたりしてダメにしてしまう。

 祖父とお袋は庭いじりが好きだったので代表が子供の頃は家の周りに果樹とか野草やハーブとか色んなものが植わっていたが、梅の木一本だけ残して全部消えた。代表の前に影をつくっているこの梅の木だけが、いじめられていじけた姿になって生き残った。

 無くなるのは草木だけじゃない。代表の家と親父の家の間には2メートルほどの段差があるんだが、行き来に必要な階段と土がいつの間にか消えた。家の前の土が少しずつ削られて(白い線のところ)いくのに堪らずに怒った代表は、階段と土を復活させることにしたんだが

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 なんで当事者に相談もなく黙ってやってしまうんだろうね。腹立たしい。

 こういう話をすると必ず「親がいるだけ幸せだ」とか「元気な親で羨ましい」とか言う人がいるが、そういう人には親父をレンタルしてあげてもいい。一回でも親子関係をやってみれば代表の気持ちがわかってもらえるんじゃないかと思う。

 親父虫対策をどうするか。これが最も難しい。

ブログ休みます

 畑C(川内村)に行ってくるため4、5日ブログを休みます。

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 では。

フルーツに囲まれて暮らしたい

 畑Aのプルーンの木は植えてから4年目。3年目の去年から実を付けるようになった。去年が30個くらい。今年は100個超はあると思う。ブルーベリーも巨峰も状態が良い。当然これらにも新しい農法を適用して、まだ手始めの段階だが手応えを感じる。豊作の予感がする。

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 梅、プルーン、葡萄、ブルーベリー、桑などの果樹園をつくって一年中フルーツを食べたい。

Kトラのハンドルを交換してみた

 農大がある埼玉県の熊谷市は日本の最高気温を記録する場所として有名だ。代表も一年間通ってわかったが本当に暑い。夏場の当番は特にきつかった。命の危険を感じ裸になって水を浴びて体温を下げたこともあった。

 日差しも強い。代表に指定された駐車場は東向きで朝から運夕方まで転席に太陽が当たって、入学したときは少し変色が始まった程度だったKトラのステアリングホイールが、卒業の時にはボロボロになっていた。恐ろしいよ。熊谷の暑さは。

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 今毎日畑に行くようになると、土が付いた手でハンドルを握るので、そのボロボロの凸凹に汗と土が付着して臭くて茶色くなって汚い。この先も乗り続けるのでなんとかしたいと思い、ステアリングホイールを交換した。
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燻炭焼き・・・4回目

 朝畑Bに行くと宿場で寝ている人がいた。まだ正式にオープンしていないのにおかしいなと思って近づくと、寝ていたのは近くの作業所に勤める方だった。宿場の前の農道が通勤路になっている。天気が良かったから勤め先に行く気が失せちゃったのかもしれない。代表を見て起き上がって作業所に歩いていった。早くオープンしないといけない。

 10連休の機能マヒでいろいろ予定が狂ってしまった。ぼかし肥料に入れる燻炭の原料の籾殻も、普段なら必要な時に坂戸カントリーエレベーターに行って好きなだけもらって来られるんだが、10日間休みの後はもらいに行く人が集中したために籾殻が無くなってしまい、摺るのを待って少しずつ積むというような状況だった。代表は本業ではないのでそこに割り込むのは申し訳なかったもんで、ちょこちょこ電話して空きが出るのを待ってようやくもらえた。その他の資材も同じパターンで困っている。代表は10連休はいらない。

 とりあえず燻炭を作っておかないと。

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 代表は籾殻の上にゴロンとして立ち上がる煙を見臭いを嗅ぎながら燻炭を焼くのが好きだ。籾殻の上でウトウトするのは気持ちがいい。宿場をオープンしたらこうやって寝られるようにしたら受けるだろうと思う。きっと近くの作業所の人も喜ぶだろう。宿場に住みついてしまうかもしれない。そうしたらどうしよう。
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おから干ししながらの思索

 今朝は川越でも霜が降った。農作業が遅れている代表は被害が少なかったが、トマトやピーマンの苗を植え終わっていた人たちは全滅だった。まさかこの時期に、とだれもが考えていただろう。慎重になっていれば覆いをするとか火を焚くなどして対策できたが、みんな油断した。2019年5月8日の遅霜のことは頭に刻んでおこう。

 朝7時には何事もなかったかのような快晴になり、おからを干すにはこれ以上ない日和になった。試しに作ったぼかし肥料がうまく出来たので、これからもその配合をベースに改良を加えて行くにはまず各材料の肥料成分を明確にしておかないといけないので、水分が多いおからを干して固形分だけの重さを出すことにした。こういったのもなかなか参考になるデータが無いもんなんだね。だから自分でやるしかない。

 ブルーシートに10リットル分のおからを広げて乾かした。

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 朝8時に始めて15時までやっても完全に水分が抜けなかった。しかし、風が出てきてその風で飛んでしまいそうなくらいにはなったのでヨシとした。10リットルあった生おからは6リットルの乾燥おからに変わった。重量としては6.8kgあったのが2.3kgになった。おからって7割近くが水分なんだね。

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 代表のぼかし肥料には生おから25リットル入れたので乾燥おからとしては15リットル/5.75kg。それから肥料分を計算すると窒素:0.188kg、リン:0.036kg、カリ:0.069kg、その他カルシウム:0.013kg、マグネシウム:0.069kgとなった。

 同様に他の材料の成分を計算して合計すると、代表のぼかし肥料は窒素:0.769kg、リン:0.813kg、カリ:0.713kgと、あてずっぽうにやったにしては割とバランスの良い割合になった。成長期の肥料には充分使えそうだ。

 因みに、里芋について考えてみると、10a当たりの株数が2800前後で、慣行農法の元肥としての窒素は8kgが標準だから、一株当たりの窒素量は2.85gになる。これを代表のぼかし肥料で対応しようとすると一株当たり102.25g与えれば良いということになるわけだね。

 しかし、余分な窒素分は作物の葉から滲み出て害虫を呼び寄せるきっかけになるので、一般的な有機農業では慣行農法の7、8割に施肥量を抑えて、害虫の飛来を防ぎつつ作物に適度なストレスを与え食味を上げるやりかたが基本になっている。そう考えると102.25gの7割として72gのぼかし肥料をやればいいことになるんだが、それじゃ可哀そうだと思っている。人間ばっかり腹一杯食って、野菜に虫を寄せ付けないためだけに痩せさせるなんて自分勝手すぎる。理屈が合わない。だから代表は、野菜にも食べたい盛りには腹一杯食べさせてやろうじゃないのと考えているわけなんだね。その代わりに不必要なお菓子みたいな贅沢肥料はやらない。

 そうしたら害虫は集まってくるのか、里芋は美味しくなくなってしまうのか、そういうことをこれから実験する。だから里芋はぼかし肥料102.25gだ。

梅の新種

 畑Bの隣に500坪程の梅畑があり35本の梅の木が植えてあるんだが、その梅の木はソテツのような形をしている。

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 畑Bを借りる前、通りがかりにこの梅の木を見るたびに「変わった剪定のやり方があるもんだな。」と思っていた。こういう形にすれば梅の実が大粒になるとか美味しくなるとか、そういう効果があるに違いないと想像していた。畑Bを借りたときにこの梅畑も同じ地主だということがわかったので「こういった剪定の目的はどういったことですか?」と聞いてみた。地主の答えは意外なものだった。

 「草刈りが面倒だからその度にトラクターのローターで耕耘しているうちにこうなった。」ということだった。トラクターが走りやすいように枝を切り、梅の木ギリギリの所をローターで掻き回すために根が切れて成長が抑制されてこういう形ができたということだ。

 代表はこの梅畑とトラクターも自由に使っていいことになっているんだが、トラクターは使えるが梅はほとんど実を付けていなくて使えない。なんとかしてやりたいなーと思うが、代表にはハチロー君の梅林の70本と畑Aの隣の梅林の巨木10本余りの手入れがある。

 仮にハチロー君の梅林を梅林Aとし畑Aの隣を梅林Bとしここを梅林Cとしたとすると、畑ABCと田んぼ2か所と家二つとを行き来しなければならなくなる。これでは代表が細ってしまう。

ポピ~

 ぼかし肥料がまだ醗酵を続けていた(*ノωノ)。

 畑Bは南北に田んぼの用水路が通っている。5日頃に水を流すと聞いていたが、ついにその日が来た。朝7時、上流から大蛇が向かってくるようにくねくねと代表の宿場に近づくのが見えた。

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 水が流れる時はゴミも流れて来る。その時お前の橋はゴミで詰まるぞ!と脅かされていたのでドキドキしながら見ていた。
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肥料三態

 ぼかし肥料の温度が下がり始めたため、発酵が終わったと判断。代表オリジナルのぼかし肥料が完成した。

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 おから25リットル、米糠30リットル、籾殻堆肥30リットル、醗酵鶏糞20リットルの合計105リットルの材料で出来上がりが70リットル。あれ!?35リットル分は何処に行ったのか?微生物の活動で消費されたり熱になったり水分が蒸発したんだと考えられるが、それにしたって多すぎるだろ。おからの測り方に問題がある気がするので、次回やり直しだ。

 しかし、仕込んでからたった8日間で出来たというのは事実なら新発見レベルだと思う。

 液肥の方も材料違いの二つの樽で発酵が進行中。もう明日明後日には使えるようになるはずだ。こっちの樽はおからと醗酵鶏糞で仕込んだ樽。漬物みたいな匂いがする。

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 こっちは青草や野菜屑で仕込んだ樽。ウンコそのものの匂いだ。おからと醗酵鶏糞のに較べるとやや醗酵が遅い。

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 ホームセンターに並んでいる肥料とは姿形も匂いも全然違うが野菜の姿形味も違ってくるんだよ。

さつま芋は失敗できない

 4月24日に植えたさつま芋が失敗気味だ。さつま芋は強いので、苗は日陰に1日2日置いて萎れさせるくらいにしてから植えるんだが、その後晴天と高温が続くことが大事だ。すると一旦縮れるが、4、5日すると急に元気になってグングン成長する。ところが、今回は植えた直後に雨と低温が続いてべしゃっとなってしまった。普通の苗だったらそれでほとんどダメになってしまっただろう。代表は飽和石灰水に浸漬処理をしておいたためにまだ生きている。

 しかし、一旦溶けそうになった苗はその後の成長にも愛嬌が出ることが多い。もしかすると収穫が無いことも考えられる。そうしたらさつま芋が大好きな家族ががっかりするだろう。だから追加で植えることにした。

 飽和石灰水に浸漬中のさつま芋の苗。一回萎れさせて、石灰水が吸いやすいように茎の端をカッターでカットして浸した。すこぶる元気。

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 前回植えたのが56本で1本枯れ、今回51本追加したからトータルで106本。一本に3個ずつ芋が付けば318個収穫できる。半分失敗したとしても150個確保できる。よかんべ。

宿場完成

 もうこれくらいでよかろう。技術者は放っておけば際限なくいじってしまうが、いい加減にしとかないと肝心の野菜作りができない。今回写真の左の奥のブロックを5枚追加したので、行き過ぎてバックして宿場に入るのに一発で登れるし、来た方向に戻る時にも一発で行けるようになった。宿場建設はこれで終わりとしよう。

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 正面から見るとこんな感じだ。

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 これで畑Bへの行き来、道具や資材の積み下ろしが楽になった。

 畑ABの除草も終了し、道具も揃い、液肥とぼかし肥料の原料の調達及び仕込みも済んで、だいたい代表がやろうと考えている作物を栽培する目途が立った。当初の計画よりはだいぶ遅れたが農大を卒業してからまだひと月半しか経っていない。こんなもんだろう。さあ、ここからがスタートだ。

ぼかし肥料の熱

 たいへんだ。ぼかし肥料の発酵熱が60℃を超えている。

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 経験上こういう時は悪い菌が勝っている状態だから腐った臭いがする。肥料分が熱になって逃げるのを抑えるために大至急切り返しをやって空気を入れつつ温度を下げ、良い菌が優勢になるように導いてやるということをしないといけない。

 ところが、悪くないのである。

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 ブルーシートと接触していて空気が供給されないところ、それから蒸発した水分が凝結したところで嫌気性醗酵してわずかに腐臭が出ているが、全体的には乳酸菌の香りがして良好な状態だ。一体何が起たのか?

 推測するに、既に醗酵中の籾殻ベースの肥料である「穂のか」を混ぜたために、それが予備発酵的な役割をしていきなり全体が醗酵のピークにまで進んだ感じがする。普通は40℃になるまでに4,5日かかり、自らの発酵熱で水分が不足するためにそこで一回給水してやってからピークに到達する。ピークは仕込んでから約15日前後だ。

 ところが、今回は仕込んだその日に50℃を超えた。ということは、40℃になるまでの4,5日間を短縮できる可能性があるという話だ。通常ひと月かかるぼかし肥料の製造期間を25日に、否、20日くらいにできるかもしれない。これはいいかも。

代表の5月の予定

 昨日来からの雨が止んで、朝方からは日が出てきたので、しかしながら畑はまだ泥んこで作業ができないため、畑の周りの草刈りをしていた。すると、畑Bの東側にある桑の木に何かがぶら下がっているのが見えた。

 モリアオガエルの卵じゃないか!?

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 なんという。埼玉の、秩父あたりでの話ならわかるが、人家の多い川越くんだりにモリアオガエルが生息していたとは。大発見だ。とっさに代表の頭の中に一句浮かんだ。

 「うまわるや 野辺の蛙は川越の 田んぼの岸べ 桑の木の陰」

 吟じつつ近づき手元に引き寄せてみると...
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