2014年08月の記事 (1/1)

9月でホームページを閉鎖します。

なんだかブログに変なコメントをもらうようになってしまった。「金」とか「儲け」とか「死」という字を入れるとそれに反応するみたい。そんなフィッシングコメントに引っかかる人があっては申し訳ないので、発見し次第削除します。だまさないと損、だまされる方が悪いみたいな、人も情報も信用できないまったく寂しい世の中になったもんだ。

 代表のブログも書き始めてから6年。ネタはたくさんあるしどんどん新しくできるから書きたいことが尽きることはないんだが、時間があまりないから充分に書けないのが悩みだ。また、長くやってきたせいかへんなコメントみたいな、垢みたいなのが付いてきた感じがする。ひとの駅も終わるし、川内村も変化していて自慢できるものが少なくなってきているので、そうするとこのブログの目的も無くなり、そろそろヤメ時かもしれないなーと思ったりもする。個人の記録みたいなブログは意味がないと思うし読む方だってつまらないだろう(最近はそういう傾向になってしまっているけど)。

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 ところで、ホームページは9月末で閉鎖することにします。ドメインの有効期限が10月1日で切れるので更新しないつもり。実質的に機能していないから問題はないはず。これで飲み会が2回増やせる。
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ボンネットバスよ、君はどうする?

 ひとの駅かわうちのシンボルはもちろん旧川内村第三小学校だが、他にもいくつかある。校庭にあるボンネットバスもその中のひとつ。元々双葉森林組合で使われていたものだが、今となってはどういう経緯でそうなったのかわからないが、下川内のとある農家の物置になっていた。それを、隆之さんが自分のコンテナと交換してもらってここに運んだ。隆之さんはレストアして川内村を走らせたいと話していた。

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 隆之さんは病気で亡くなったためにそれは実現しなかったけれども、ボンネットバスの大らかな姿はひとの駅のシンボルとして親しまれてきた。ひとの駅が賑やかだった時はという条件が付くが。代表もこのバスが川内村を走る風景をイメージしながら自分でも走ってきた。だから複雑だ。今となっては愛嬌のある表情もうつむき加減で寂しそうだ。

 ボンネットバスの行先を見つけてやらないといけない。君はどこへ行きたい?
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巣立ち

 韓国旅行に行っていた次女(大学1年)が帰ってきたので駅まで迎えに行く。

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 いやーたくましく(精神的に)なった。もう放っておいても大丈夫だ。燕の雛も巣立っていったが次女も巣立ちだ。次女の子育て終了!

川内村復興地域振興券の使い方

 川内村へ行くと、いつも親父が「これでガソリンを入れでこ!」といって代表に渡す手帳のようなもの。村民に支給された川内村だけで使える商品券らしい。平成27年6月1日までの期限付き。

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 親父は「使いにぐぐてしょうがねぇ」とこぼす。たとえばタバコに使おうと思っても、村内の店に親父の好きなタバコが置いてないから使えない。その他の生活必需品も村内の店にすべて揃っているわけではないので、村外の大きなショッピングセンターへ行って仕入れざるを得ないんだが、そういうお金をたくさん使うところでも使えない。おかげで代表はしばらくガソリンをタダで満タンにすることができる。いいのかな?こんな使い方で。

代表のエリシオンまたぐずる

 車を手放そうとすると必ずトラブルが起こる。故障したりぶつけたりする。たまたまなのか。古くなって壊れるころだったのか。車への愛情が薄れて扱いが手荒になっているということなのか。それとも車が人間みたいに嫌がって駄々をこねているのか。全部が絡み合っているのか。わからないが、事実トラブルが増える。代表はたくさんの車を乗り継いできたけど、手放すときは必ずトラブルが起きた。

 エリシオンを処分して軽自動車に変えようかと考えはじめたら、代表が川内村に行くのを狙ったみたいにバッテリーが上がったことは書いた。川越に帰ってすぐにバッテリーを新品にしたんだが、今度はエアコンが効いたり効かなかったりすると言う。思えば暑くなってきた頃からそうだったという話なので、これも処分を知っての嫌がらせなのかなーと思いながら、近所のオートテラスに持って行って修理を頼んだ。

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 原因はエアコンをオン-オフする電磁コイルの不調だった。まあ、機械だからそういうことなんだろうけど、代表は、エリシオンの魂というものを感じて、もうちょっと可愛がってやらないといけないと思ったんだが、すでに家内や次女の心はエリシオンから離れて軽自動車に移っているもんだから、次から次にいろいろな理屈を並べてブーイングの嵐だ。そういうわけで、かわいそうだがとにかく軽自動車に買い替えるということだけは決まった。さーて、何にするんだろう?

新団体設立

 新しくアルバイトが二人増えたのでユニフォーム(?)が足りないと聞いたから、急遽マンスールさんの居酒屋『花門』へ行ってひとの駅かわうちTシャツを届けてきた。

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 代表とマンスールさんと、たまたまその場にいたお客さんと3人で、団体B(仮称)の設立を決定した。これは、とりあえずよい美術作品が正当に評価される場をつくることで新しい美術市場を創りたいよねということで、細かいことはなし。合わせて、言ったことに責任を持たないし、期限もはっきり決めないことに決めた。いつもの酔話だ(笑)。

親父に恋人か?

 親父と同年代のおばあさんが話しているのを盗み撮り。さては親父に恋人ができたのか?

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 いやいや。おばあさんは近所に住む、代表の同級生のお母さんだ。親父も同級生のお母さんもずいぶん前に連れ合いを亡くしている。

 この写真はいろいろな事を語っている。

 二人が近寄って話しているのは、おばあさんの耳が遠いからだ。鼻をくっつけるくらい顔を近づけて、しかも大声で話さないとおばあさんは聞き取れない。それでも聞き取りにくいみたいで、いつも不安そうに、話す人の口元をじっと見つめている。

 二人が玄関で話しているのは、おばあさんが家の中に入らないからだ。なんでかというと、まだ気持ちが女で、親父を男とみているだからだ。と代表は思う。80歳を過ぎているのにである。親父も、たとえ病で寝たきりであったとしても、訪ねた相手が女性一人だったら絶対に家に入らない。近所には親父や同級生のお母さんみたいに連れ合いを亡くして独り身になった老人がたくさんいて、それぞれこうやって行ったり来たりしているが、相手の家に入ってお茶を飲んだりとか、まして酒を飲むなんてことはしない。みんな庭で、入っても玄関までで、大声で話して用事を済ます。それが、田舎の老人男女の付き合いなのである。

 余談だが、そういうデリカシーが麻痺した都会の人が田舎に住んで、親切にされるがままに家に上がり込んで、犯してはいけないガードを無視して夜遅くまで飲み食いし、ずうずうしく連日来たりするもんだから嫌われたりする。説明するのがむずかしいんだが、人を感じる距離というものが田舎と都会とではぜんぜん違う。

代表の家は美味しい?

 代表の家は100年以上前に建てられた古い建物を移築した。柱とか梁とかの骨格部分はそのまんまで、茅葺だった屋根をトタンにして、天井や床や部屋の壁に新しい材料を使っている。

 家の中のあっちこっちに木屑が落ちている。数えたら7ヶ所もあった。代表の家を食料にしている生物がいるみたいだ。これは玄関を入ってすぐの階段の下のところ。

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 ↓は、トイレの中。

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 ↓はリビングの端っこのところ。

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 木屑の状態はそれぞれ違うから、食っている虫か何かも違う種類だと思うが、ほとんど留守だから安心して食えるんだろう。美味しいんだろうなー。でも、このまま無銭飲食させておくわけにはいかない(笑)。

おおとんぼと遊んだ夏

 オニヤンマのことを川内村では「おおとんぼ」と呼ぶ。大きいトンボだから「おおとんぼ」になった、と思うがほんとうのことはわからない。

 ちなみに、川内村にはおおとんぼの他に「いしかわとんぼ」「かみさまとんぼ」「よるとんぼ」などがいた。「いしかわとんぼ」は「しおからとんぼ」のこと。「かみさまとんぼ」は「いととんぼ」。「よるとんぼ」は夕方になると出てくる「かとりやんま」だ。「ぎんやんま」と「赤トンボ」は川内村でもそう呼んでいた。今では数が少なくなったのかあまり見ない気がするが、代表があまり川内村にいないから見ないのかもしれない。

 ひとの駅に行く途中の道におおとんぼが落ちていたので、写真でも撮っておこうと拾ってみた。

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 車にぶつかったんだね。大きな目なのに、車が近づくのがわからないらしくてよく代表の軽トラにも衝突する。このおおとんぼはしばらく代表の手の上でプルプル体を震わせていたが、ブンッと羽ばたいて飛んで行った。気絶していただけだったみたいだ。良かった良かった。

 子どもの頃、おおとんぼにはずいぶん遊んでもらった。

 おおとんぼのメスを囮にしてオスを捕まえるという遊びがあった。産卵をひかえたメスは、道路やひらけた原っぱ周辺を低く飛ぶながら往復する。それを待ち伏せて網で捕らえる。捕まえたメスの後ろ足2本を束ねて、長さ1.5メートルほどの木綿糸で縛る。それを胸にとまらせておいて、オスが来たらその前に飛ばす。オスもまた産卵のために低いところを往復しているわけなので、メスを見つけてやったとばかりに飛びついてメスの後頭部を尾っぽの先でつかむ。その瞬間を狙って糸を引き寄せオスをつかまえるわけだ。あの、オスがメスの下方で見上げながらホバリングするときのブーンという羽音の迫力や、相手がとんぼとはいえ、目の前での交接を覗き見する興奮を思い出す。

 捕まえたオスは尾っぽを3分の2ほど残して千切って、夏の土手に咲いていた白い小さな花を挿して飛ばした。尾っぽに花を挿されてしまったおにやんまは、ふらふらしながら高く遠くの空へ逃げていくのだった。哀れだったが、そういう行為のしょむなさで、子ども時代の爆発的なリピドーが緩和されていた気もする。

  そうだ。おおとんぼを追うときに歌う歌というのがあった。
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代表の盆休み・・・その4(おわり)

8月16日(土)
朝から雨が降っていた。弟家族が千葉へ帰って行き、他の里帰りしていた人たちもすでに我が家に向かったのだろう。人の声はなく、ポツンポツンと雨がトタン屋根に落ちる音だけが聞こえた。車の通りもなくていつもの川内村よりも静かなくらいだった。

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代表も帰りたかったんだが、やろうとしていたことを終わらせてから帰ることにした。
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代表の盆休み・・・その3

8月15日(金)
昨日からの続き。

BonDanceの会場にも行ってみた。こっちは例年とまったく同じ。村の若者たちの手作りイベントだった。知っている顔が多くて懐かしかった。シュンペイ君も頑張っていたよ。若い人たちが活き活きしている姿っていうのはほんとうにいいもんだ。

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昼過ぎにはっさくのライブがあった。
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代表の盆休み・・・その2

8月14日(木)
ゴルフは素晴らしいスポーツだ。子供から老人まで男も女も弱い人も強い人も同じフィールドでフェアにプレーを楽しむことができるように考えられている。技術が未熟なプレーヤーにはハンディが与えられ、非力なプレーヤーは短い距離でプレーできる。上級者にはブルーティーという特別なグランドが用意されている。

長い歴史があり、金持ちであっても品格のない者やマナーを守れない者にはプレーする資格が与えられない。厳格なルールが決められていて、なんとプ審判はレーヤー自身だ。性善説に根ざしたスポーツなのである。

おおっぴらにやってはいけないが、賭けも楽しめる。スポーツとコミュニケーションとギャンブル。喜びと悲しみ。涙や怒りや笑い。歓喜。絶望。自棄。同情。興奮。等々、それら人生のすべての要素が凝縮した人間性がむき出しになる舞台。それがゴルフ場だ。

6時30分。とっち君の車でこの日の舞台白河に向かった。あらし君のゴルフシューズが小さくて履けなかったので、代表はクラブハウスで新しいシューズを買ってコースに立った。

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代表の盆休み・・・その1

 連休前、たくさんの人たちから遊びのお誘いがあったんだが、全部お断りさせてもらった。今年のお盆はひとの駅の後始末に集中したかったからだ。昼間はひとの駅で作業をやって夜はゆっくりと本を読むと。そうすることにした。それでも、初日と最終日は埼玉にいるはずだからと思って、岡本雄司さんとの食事と、京都に住むM君の東京出張に合わせた飲み会だけは入れた。それで、こんな感じの計画になったのだった。

8月9日(土) 岡本雄司さんと会う (川越市)
8月10日(日) ひとの駅関係 (川内村)
8月11日(月)     ↑    
8月12日(火)     ↑
8月13日(水)     ↑
8月14日(木)     ↑
8月15日(金)     ↑  (夜、復興祭)

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8月16日(土)     ↑
8月17日(日) プチ同級会 (東京・上野)

 細かい内容まで決めていなかったが、代表の目論見ではこれならだいたいひとの駅関係の区切りがつくところまで行けるはずであった。ところが実際は・・・
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いい夏だった

 代表は埼玉に戻りました。
本日は京都から中学時代のM君(後列左から2番目)が仕事で状況してきたのに合わせて同級生が集まってプチ同級会。

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 場所は上野駅。12時から延々19時まで飲んで歌った。川内村はすでに秋の気配だったが、上野駅もじりじりした暑さはすでになく、陽射しがつくる影は秋のものだった。夏が終わった。いろいろあって忙しかったけど、最高にいい夏だった。

 

8月16日までブログ休みます

 明日役場と打合せするための資料がようやく完成。
 今晩か川内村へ行きます。16日までブログを休みます。

                                代表より

週末、台風かな・・・

 会社の帰りに土砂降りに遭い全身ずぶ濡れ。カバン、手帳、サイフまで。

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 週末の天気、あまり良くなさそうですね。

頑張れ!小保方晴子さん!・・・笹井芳樹副センター長が自死した理由

 5日、STAP細胞論文の共同執筆者で、小保方晴子さんの支えであっただろう理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が亡くなった。遺書があったから自殺だろうと報道されているが、なぜ笹井氏は自殺しなければならなかったのか?いろんなところでいろんな人が書いているが、それらはずれているので、とりあえず結論だけ言っておきたい。

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 断言する。笹井氏の自殺の原因は理研上層部のパワハラだ。おそらく笹井氏には、社会のため理研のために一生懸命に頑張ってきたのに、理研上層部の保身のためにすべて否定されてしまうということがあった。それでプライドがズタズタになった。笹井氏のように真理を追究する人間は、門外漢から何を言われようともまったく気にしない。だが、同じジャンルの尊敬する人の信頼を失った時に最も傷付くのである。それでなかったら死に場所に理研を選ばない。自宅で薬を飲んで静かに逝けばよかった。しかし、理研に怨みがあったのである。そこについては時間ができたら改めて詳しく書きたいと思う。

 心配なのは小保方晴子さんだ。笹井氏が遺書に「あなたに責任はない。自分が弱かったからだ。」と書いても、しょせん笹井氏の感傷だ。実際には小保方さんにはかえって辛い。ぜんぶ小保方さんにかかってくる。彼女は強いと思うし、新しい価値発見のためにはこういうことを乗り越えないといけないことはわかっていると思うのだが、ショックは大きいだろう。守ってくれそうな友人とか組織の姿というのが見えないのも心配だ。

新しく井戸を掘ることにする

 水が無ければ生活できない。

 5月に親父が「新しぐ井戸を掘れ」と言うので、「壊れてもいないのになんで?」って聞いたら、「今だったら村がら補助金が出っからだ」と言った。(放射性物質汚染によって)水質に不安がある家に対して、新しく井戸を掘るのにかかる費用を、何円までだったか忘れたが、補助することになっているらしい。

 水道ポンプは一昨年新しくしたばっかりだし、水質検査も何回もやったが問題なかった。それで、「わざわざ新しくしなくてもいいべ」と返事しておいた。

 なのに、この前川内村に帰ったとき「役場さ井戸申請しておいだがら」という。「やんねくていいってゆったべ」というと、親父が長々と理由を説明し始めた。

 代表ん家の水道は、裏山の湧き水がチョロチョロ流れている40メートルほど離れた場所に掘った井戸から引いている。

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 その井戸と水道は、50年ほど前に親父と近所の叔父さん2人と、合わせて3人で協力して作ったものだ。その時のことは、土の穴に隠れていたタヌキを捕まえてみんなで煮て食ったりしたのでよく覚えている。

 で、親父が最近、水管が埋まっているところを所々掘り返してみたら、50年の間に大きく育った木の根で水管が持ち上げられたり曲げられたりして折れる寸前になっていたということだった。それと今水管を埋めてある場所は親父にしかわからない(近所の叔父さん2人は既に亡くなっている)ので、トラブルがあったら直すのに苦労するから、補助が使えるうちに近い場所に井戸を掘っておいたらよかっぺ、というわけだった。

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 「オレはこれで充分だげんちょなー」と抵抗して、ポリバケツに水を汲もうと庭にある水道の栓をひねったらゲボッ!ゲボッ!っと息つきした。水路のどこかがリークして空気が入るとこういう現象が起きる。心なしか水の勢いも弱くなっている感じもした。親父の心配が現実になってきたのだろう。前言翻し「わがったよ。まがせる。」と代表は言った。

スマホ儀式

 代表は、普段は車かバイクで会社に行く。しかし、今日は電車で行った。先週の飲み会があったためにバイクを会社の駐輪場に置きっぱなしにしてあったからだ。帰りはそれに乗って来た。

 田舎から出てきて15年くらいはこの通勤電車というのが苦手だった。たくさんの人たちが体が触れるくらいの距離に居ながらお互いに無視をするという都市部独特の距離感がどうしても馴染めなかった。今は慣れた。慣れるとたった一人で山の中にいるよりも混んでいる電車の中の方が自分の世界に集中できたりするから不思議なもんだ。都会の人たちって雑踏の中でもまったく他人の存在を意識していないんじゃなかろうか、と思ったりする。

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 いや~、たまに乗ると、通勤電車の中の風景も変化してるよなーと思った。ついこの間まで、と言っても2、3年前だが、その頃はまだ新聞とか週刊誌とかを読んでいる人がいたが、今はあんまり見かけない。その代わりほとんどの人がスマホをいじっている。みんながみんな手帳みたいな箱の表面を一生懸命に指でこすっている。その姿は何かに憑かれたみたいに見えてスマホを使わない代表には異様な感じがするのだが、ふと、昔、京都の人間と一緒に関東のホテルで朝食を食ったときに、宿泊客が一様に顔の前で箸を回している姿を見て顔をひきつらせていたことを思い出した。宿泊客は口からひいた納豆の糸を切っていたのだったが、関東地方の食事の儀式だと思ったらしい。

 たぶん代表は電車の中で手帳のような箱の表面をこすることはないと思う。京都の知り合いが未だに納豆を食べていないのと同じように。

フクイチが自慢だった時代

 よくわからないかもしれないが、左の額の中の写真は、東電の福島第一原発を空から撮ったもの。我が家の玄関を入った一番目立つところに飾ってあった。

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 東電が配ったものなのかわからないが、そういう家がけっこうあった。第一原発がこの地域の自慢だったことがうかがえる。結局、東電によって潤い東電に破壊されたというわけだが。

 親父はなんでもどんどん捨てるが、ついにフクイチの写真も捨てることになったみたいだ。100年後のお宝鑑定団に出したらいい値がつくかもしれない。そのころはこの地域はどうなっているのかね?

ついに消えた代表のKトラの「キュー」音

 代表がQトラをKトラに代えてから、クラッチを踏んだ時に出る「キュー」という音に悩まされてきた。代表も技術屋の端くれ。歴代乗ってきたクルマやバイクの故障を自分で修理してきた実績と自信があったので、これも自分で原因を見つけて直そうとした。

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 最初はペダルの回転軸に潤滑油を塗った。消えなかった。次に、ケーブルが摺動する部分に潤滑油を塗った。しかし、消えなかった。さらに、ケーブルが固定されている部分の位置や角度を変えて擦れが少なくなるようにしたりしてみたが、ダメだった。自動車整備士のハタノさんにもらった小さなオイラーを使って、浸透性の高い潤滑油を注油してみても効かなかった。ケーブルの通しに無理があるのだろうと考えて、固定している部分を開放してみた。同じだった。それぞれ一瞬は音がしなくなるのだが、半日も経つと「キュー」と鳴る。

 ついには新品のクラッチケーブルを買って交換した。このときも音が消えたが、川内村から川越まで走って来る間に再発。がっかりした。あーでもないこーでもないとやってきたが、足元から、クラッチペダルを踏んだ時に音が出ることは確かなんだが、原因がわからない。次はクラッチペダルが付いているブラケットかな?なんて考えていた先月28日の夜に、他の用事でハタノさんと打ち合わせることになって鶴ヶ島のスタバで一緒にコーヒーを飲んだ。

 その時、ハタノのさんは「ついだだから見てみよう」と言って、代表のKトラの運転席の足元にもぐってなにやら作業を始めた。そうしたら音が消えた。ケーブルを踏んだときに今までとは明らかに違う滑らかな作動感がある。ここだったのか!

 全国のホンダアクティトラック、アクティバン、並びにバモス、ホビオのクラッチケーブル鳴きでお困りの皆さん。お待たせしました。原因がわかりました。原因はこれです。
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代表の8月の予定

 もう終わってしまったが、26日に、ギャラリーいわきで開催されていた『遠藤道仁作品展』に行った。道仁さんは画家だが今回の作品は木や石や金属を使ったオブジェだった。絵画作品はハガキ大の小品数点があるばかり。

 代表と道仁さんは同い年。知り合ったのは50を過ぎてからだが、最初から同級生だったみたいな気安さがあった。道仁さんは双葉高校の美術部で活躍して東京造形大に進学した。卒業後、地元に戻って美術の教員になった。教員になったのは美術教育をやりたかったからではなくて制作活動に都合がよかったためらしい。それでも制作時間は限られる。制作に集中したいと定年前に辞職しところで震災が起きた。福島第1原発に近いところにあった自宅には住むことができなくなって、今はいわき市泉に避難中だ。

 それ以来絵に向かうのが辛くなったという。ただしオブジェを制作しているときにはそのことだけに没頭できるということだった。

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 道仁さんのオブジェはどれも美しかった。丁寧で清潔で簡潔でニュートラル。だが、緊張感やリアリティといったものは感じない。自己主張しない。不思議な作品だ。じつは代表はこういう作品が好きだ。

 絵を描くことができないことを忘れるためのオブジェ制作。それは、泥団子を作って空腹を我慢する姿にも似て切ないものがある。でも、今の道仁さんにはそれが目一杯なのだろう。

 代表の8月の予定です。
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