2012年08月の記事 (1/1)

暑気払い

 暑さで脳みそが溶けそうだ。こんなときにはマンスールさんのダジャレを聞いて涼もうと思い立って、仕事帰りに上板橋の花門へ向かった。

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 何ヶ月振りかの上板橋北口の駅前。いつもと同じ商店街を歩いて、花門の看板を見て入口の戸をガラガラと開ける。いつものマンスールさん、いつものお客さん。いつもの酒と、安くて美味しくてたっぷりの料理もいつも通り。そして、いつものダジャレだ。おかげですっかり涼しくなりました。暑気払いはマンスールさんのダジャレにかぎる(笑)。

 今晩のマンスールさんは・・・
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鶴田松盛さんからの便り

きょうは、鶴田松盛さんからいただいたお便り(メール)を紹介します。

『8月26日(日)
楢葉町を、縦、横、外周、と巡回してきました。道路が壊れて通行止めのところもありましたが、主な所は見てきました。田んぼは原野を見るような状況でした。雑草で覆われた田や畑を復旧する事は、並大抵な事では出来ないと痛感しました。

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今もって通行止めの富岡町や双葉町、大熊町、浪江町の現状を推し量ると、双葉郡協会会員の方々の心境は「絵どころではない」と言う事だろうと、美術展開催に対し弱気になってしまいました。今年は、「やれる人の作品」と「やれない人の便り」を集めての展覧会にしようと改めて考えました。』
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ガラクタ?芸術?

 お盆に代表の大工道具を持ち出して息子と甥っ子が木工作をしていた。

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 こちらが息子が作った作品。
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川内高校の図書

 二千冊以上のタイトルをチェックして選んだ、川内高校からひとの駅に移管する図書は、全集や図鑑、日本や地元の歴史関関係の本、地元発刊の希少本、特別な寄贈本など。ついでに廃校時に配布したと思われる資料なんかも。小説はきりがないので選ばなかった。当然、残った本のほうがはるかに多くて、なんだか見捨てたような申し訳ない気分になったので、せめて記録だけでもと思い図書カードをケースごと引き取らせてもらった。

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 この先見たがる人もないと思うが、こんなやるせないことを頼まれてしまった代表の気持ちの問題だけなんだけどね。結局、軽トラック一杯分になった。

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水が出ない

 川内村は緑豊かで山林がたっぷり保水してくれるためにどんな日照りの年であっても水が涸れたという記憶はない。今も特別な貯水施設などは無く、各家の飲料水は庭に掘った井戸か、裏山の小川などの自然水を使っている。代表の家の場合は、「水場」と呼んでいる裏山の沢の湧水をためて、ポンプで引いて使っている。

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 今度の震災で、水脈が変わってしまって井戸が涸れたり、避難中にポンプや水管が凍結して破裂してしまった家がほとんどだったようだ。新しく井戸も掘れず水道の修理もできず、それで家にもどれない家庭も多いと思う。
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付喪神(つくもがみ)

 付喪神(つくもがみ)というのは、古い道具や自然の物に神や魂が宿ったものだ。怒ると禍をもたらして、穏やかに憑けば幸をもたらすらしい。八百万の神と言うが、代表はいろんな物を持ちすぎて、その10倍の付喪神にとり憑かれている感じがする。いつかまた使うというつもりがあるから取っておくのだが、いい加減に残った時間で何がどれだけできるかを考えて、使わないものは何とかしておかないといけないという気持ちになってきた。

 このパソコンは、1990年中ごろに代表が初めて買ったもので、松下電器のWOODY PDというモデル。定価は40万円超だったが、知り合いのパソコンショップでたしか半額くらいで買った。

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 この知り合いは、パソコンブームにのって埼玉県内に10店舗以上のパソコンショップを展開したあと、突然すべての店をたたんで行方をくらました。噂では、タンスにため込んだ数億の現金をつかんで夜逃げしたらしかったが、いまどこでなにをしているのかわからない。同じく知り合いの某電機メーカーの営業マンの話では、商品の仕入れ量が明らかに異常だったため、(横流しして?)計画的に倒産させたのではないかということだったが、真相はほんとうにわからない。知り合いもパソコンと言う道具に祟られた弱味を抱えた人間で、代表のパソコンも付喪神が憑いた一台だったのかもしれない。

 そういうドロドロした面白い話は、ほとぼりが冷めてから改めて書くとして、とっても重く(20kg)て嵩張るWOODY PDを捨てることにした。が、その前に、あんな、今ならゲームボーイにも及ばない、オモチャみたいなパソコンが、なんで40万円もしたのか、分解して調べることにした。

 WOODY PDは台湾のパソコンメーカーに委託して製造したか部品を調達したかしたらしいが、すべて一級品でしっかり真面目に作ってあった。これでは松下電器はあまり儲かっていなかったんじゃないだろうか。儲けたのは知り合いだけだったみたいだね。これで疑問が解けたのでスッキリ捨てられる。

 とりあえず、ひとつだけ付喪神の祟りが落ちた。

ギャラリー木楽へ行く

 川内村も暑い。しかし、エアコンを使うほどではない。今(夜9時)は涼しいくらい。寝る前に窓を閉めないと明日の朝は寒いくらいかもしれない。

 今日は三春町の、ひとの駅事務局だった斎藤昭蔵さんのギャラリー「木楽」へ遊びに行って来た。

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 すごく暑くて埼玉と変わらない。昭蔵さんの話では、この辺も盆地なので熱気がこもるんだそうだ。それでも、郡山市や福島市よりはまだしのぎやすいらしい。夏だからどこへ行っても暑いのはしょうがないけどね。
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キングギドラ倒れる

 ケナフの龍キングギドラ。最後の川内高校卒業生、生活科学部3名による共同製作。全長2メートル40センチ。全幅3メートル30センチ。素材ケナフ(東京電力株式会社福島第二原子力発電所提供)。

 代表が川内高校の図書などの備品を運んでいたときに、パキパキと音を立てて傾いた。なんでまたこのタイミングで。死に目に代表に会いたかったというのか?

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 代表の人生はいろいろなものを背負う。
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福島の恵み

 いただきものの地元のきゅうりと桃とスモモ。人間に食べられるために育ったわけではないだろうけど、種を残すべく強い本能で豊満に熟し鮮やかに色づいて「早く食べてくれ!」と主張している。おいしい夏の味だ。

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 きょうりは、みずみずしさで満たされ、歯をあてると自らパリッと割れる。それと同時にシュッとオアシスの水と緑の香りが広がる。桃は要注意。どんなにやさしくかじったって甘い果汁が口からあふれてしまう。この柔らかな薄肌で、いったいどうやったらこんなにたくさんの果汁をためられるのだろうか。スモモは毛虫との一本勝負だ。熟れるのを待ちかねてアッと言うまに毛虫がつく。この甘酸っぱさが夏の疲れを中和してくれることを毛虫も知っている。

 野菜や果実は、太陽の放射線をたっぷり浴びて、ビタミンや養分や情報として体内にためる。動物は、それらを食べることで体に取り込んで、放射線から守られるようにできている。だから、体が求めておいしく感じるわけだ。おいしい福島の野菜や果実は、それだけありがたみも大きいということ。安売りしたり捨てたりするなんてもったいないよ。

再び 柏秀樹さんの「ライディングスクールin 川内村」開催

 バイクの安全と楽しさを伝え続ける情熱の人柏秀樹さんが、全国各地で開催しているライディングスクールは、モビリティ社会を安全に楽しく生きるための知恵とテクニックが満載だ。おまけに洒脱なトークと親睦会もつく。

 震災のため中断していた「ライディングスクールin 川内村」が、10月に2年ぶりに開催されることになった。柏秀樹さんとスクールのみなさんが川内村を忘れないでいてくれたことがとてもうれしい。

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 あれは2010年のこと。あぶくま地域でのライディングスクール定例化やバイクイベント開催の可能性を検証すべく、5月10月に、オフロードとオンロードの二度「ライディングスクールin 川内村」を開催していただいたのだった。
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ツーショット

 去年買い替えた代表の携帯電話(緑色)と新しいiPhone(ピンク)のツーショット。iPhoneの方は娘(次女)のもの。

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 娘にはいっしょに写真におさまってもらえないので、せめて電話だけのツーショット。娘との間でちょっとうれしいことがあったので。
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横溝森子さん 『還暦』です

 川内村在住の銅板画作家で、ひとの駅のボランティアスタッフの横溝森子さんから近況メモが届いたので紹介します。徐々に震災以前の生活ペースにもどりつつあるようで、銅板画の制作が再開されるのもそんなに先のことではない感じがします。

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『 還暦 -横溝森子-
 先日 還暦祝賀同級会の案内状が届いた。
 え!還暦?誰?
 いやだ 私だワ
 もうそれから大変、還暦!還暦!
 いや~どうしましょう。
 何だか変にあせって来た。
 今まで「あの人還暦なんだって!どうりでふけてると思った」などと言って来たが、
 今度は自分が言われる番。
 60才までにやっておこうと思っていた事があったのに、
 何だっけ?
 忘れちゃった・・・ 』


 いや~どうしよう。じつは、代表もあと2年ちょっとで還暦なんだ(笑)。横溝森子さんの『還暦』を読んで、代表は小説家深沢七郎と彼のデビュー作『楢山節考』を思い出した。
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『MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭2012』が終了して

 日本橋の三越本店で開催されていた『MITSUKOSHIX東京藝術大学 夏の芸術祭2012』が、15日で8日間の幕を閉じた。代表は、作品『風輪』を通して川内村を紹介してくれた鉾井喬さんにお礼を言って、それから、作品の撤収などについて話し合った。

 「人生でいちばん忙しかったかもしれない」
鉾井さんがそう振り返った『風輪』の構想と制作、展示は、ようやく終わった・・・はずだった。

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 ところが、『風輪』の手直しと記録撮影などがもう少し続くらしい。なんと作品が売れて、購入された方のご要望に応えるためなんだそうだ。
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一日批評家 その3

 埼玉にもどった代表は、申し訳ないくらいにゆったりとした時間を過ごさせてもらっている。いつもは、連休も後半になると、予定していたことができないために、宿題をやっていない子どもみたいに焦るのだが、今回は用事をつくらなかったからそれもない。充実した暇とでもいおうか。たまにはこんな休みもいいものだね。連絡をご遠慮いただいた皆さん、もう大丈夫です。

 今日は、スターバックスでコーヒーを飲みながら半日本を読んだ。昔読んだ柄谷行人のエッセイ集だ。

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 以前、代表のブログで小林秀雄の随想『美を求める心』を紹介したが、かなり大きな反響(3名・笑)があった。『美を求める心』は、鑑賞者が芸術作品を鑑賞するときの対峙のしかたや精神のありかたについて、たいへんわかりやすく解説されたものだったので、ひとつの見本を示されて、もやもやしたものが整理されたような爽快感が感じられたのではないかと思う。

 それでは、わたしたちが鑑賞する芸術とは、一体何を指すだろうか?どういう人を芸術家と呼ぶのだろうか?このわかっているようでわからない命題に対するひとつの答えとして、今日は、思想家柄谷行人のエッセイ『死語をめぐって(「文学界」1990年1月号)』の中から<2 芸術家>を紹介したい。

 このエッセイは文学について書かれたものだが、文中の「文学」を「美術」に、「文」を「絵」に置き換えるとそのまま美術についての評論としても読める。
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閉校記念マグカップ

 高田島の義弟の家に遊びに行って、義母の作る川内村の野菜たっぷりの美味しい昼ごはんをご馳走になっていたとき、閉校記念と書いてあって三小の写真がプリントしてあるマグカップが目にとまった。

 「あれ!こんなのあったの?」ってトッチ君(義弟)に聞いた。

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 ト「あんちゃん。これは三小が閉校になったときにつくって配った記念品だげんちょも・・・」
 代「ああ、そうがそうが。トッチ君はあんときPTA会長だったもんなぁ。」
 ト「あんちゃん。聞いでくんよでば。」トッチ君が話し出した。
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代表のお盆

 本来あるべきだった、震災で失った2年分のお盆を取り戻そうとした今年の里帰り。代表は一切の用事をお断りさせていただいて、家族だけの充実した時間を過ごした。

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 いつも兄弟のように仲良しだったいとこ同士は、会った最初はお互いの成長に驚き戸惑っていたけれども、打ち解けるのに時間はかからなかった。すぐに昔のように遊んだ。代表はあやしいおじさんみたいに、家族の姿を少しも見逃すまいとずっと眺め続けた。たとえようもなく愛しかった。
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BON DANCEの復活する日を

 震災前は、お盆になると必ず開催されていたBON DANCEだったので、同じ時期に同じ場所で行われるかわうち復興祭は当然BON DANCEの復活だと勝手に思っちゃったのだが、じつはまったく違う祭りだった。復興祭は、いわゆる盆踊りではなく盆踊りのような感じのイベント、まさに復興イベントだった。つまり村の人が自分たちでやる祭りというのではなく、村の人を元気づけるためのイベント。そういうコンセプトだったみたいだね。

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 したがって、夜店にも村の若者たちがやっていた綿飴やポールすくいやゲームなんかはなく、ほとんどが村外の方の出店で、よく都会のイベントに出る外人さんのアイスクリーム屋やシシカバブ屋があった。値段も都内とほとんど変わらない。

 太鼓やお囃子の人たちにもいつもの顔なじみがいなくてちょっと寂しかった。心なしか踊る人も少ないように感じられたが、除染と同じで、今は祭りも他から人を借りないとできないということなのだろうか。そんなことを想像してしまい、代表はかえってむなしくなってしまった。

 BON DANCEが懐かしくなった。
若者たちの手作り感満載の、賑やかだけれども静かで、野性的だが知的な、いかにも山奥の村の盆踊りという感じのローカルないい祭りだった。盆踊りの輪の人たちの、暗がりで見る顔がほんとうに素敵だった。
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かわうち復興祭

 川内村に来ています。
復興祭会場に行ってみました。本日が最終日のためか、お客さんは少ないです。

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 今晩の盆踊りは盛り上がるのでは・・・。

日本橋で宴会

 きょうは、日本橋三越で、東京芸大OBの中内安紀徳さん充岐さんと待ち合わせて一緒に『MITSUKOSHIX東京藝術大学 夏の芸術祭2012』を見鑑賞したあと、近所の焼き鳥屋に場所を移して宴会となった。

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 途中で鉾井喬さんも加わり、代表が3人にいつものテーマをぶつけて、議論は沸騰した。だいたい、こうやって若い人たちをやりこめて楽しんでいるのは、年をとった証拠だよね。自分では3人と同じくらいだと思っていたのだが、聞いたら、みんなの親御さんよりも代表が年上だった(笑)。それで、おごってもらっちゃうなんて言語道断だ。以降、そのあたりをわきまえて行動するように致します。

ひとの駅前風景のライブ

 8日から日本橋三越で始まった『MITSUKOSHIX東京藝術大学 夏の芸術祭2012』で、鉾井喬さんの作品『風輪』は、トラブルのために画像が送られなかっとのことだったが、トラブルが解消したらしい。

 USTREAMで映像が見られるのでご覧下さい。

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 代表は、明日『風輪』を見に日本橋へ行き、夕方に中内充岐さん安紀徳さんと待ち合わせてディナーを楽しむ予定です。

すわの杜公園

 震災があってからしばらくの間、すわの杜公園のそばを通るのが辛かった。

 公園は、自分の庭のように、かまえることなくふつうに楽しい時間を過ごす場所。いわば日常の平和な暮らしの象徴みたいなものだ。それがあの時期、公園の形だけが残った感じになり、廃墟感がいや増した。

 もうひとつは、この遊具のこと。子どもたちの作品があまりにも純粋で明るくて、やっぱり住民が避難しているという現実とのギャップを思い知らされるので、目をつぶるようにして通ったものだった。今はもう子どもたちの遊ぶ姿を多く見かけるようになり、そういう辛さは懐かしくなった。

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 お盆には、避難先から戻った子どもたちが、自分のプレートと落書きを見に来てくれると思う。それに触って、みんなで この遊具をつくったとき を思い出してもらえたらうれしい。代表は、看板掃除の水をバケツにためながら、この仕事をやっておいて良かったなぁ、とつくづく思った。

『MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭2012』開催中

8日から『MITSUKOSHIX東京藝術大学 夏の芸術祭2012』が始まりました。

三越X芸大1

 鉾井喬さんは作品を手直しして7日に設置したそうだが、どうもトラブルが発生したようだ。現在は画像データが送られていない模様。チェックしに行くとのこと。単純トラブルであることを祈りたい。

 代表は12日(日)午後に展示会場へ行く予定です。

ラーメン店『三七三』の野菜炒め

 疲れていると弱音を吐いてブログも短めにしておきながら、ご飯も酒も美味しいのでおかしいぞと思っていたら、原因は睡眠不足みたいだ。やたらあくびがでる。

 光に敏感な代表は明るい場所だと眠れない。朝日の明るさに反応して目が覚めてしまう。なので、日が昇るのが早いこの季節はどうしても早起きになり、睡眠時間が短くなってしまう。かといってカーテンで部屋を暗くするのも目覚めが不自然になるのでキライだから、今のところ解決方法が見当たらない。まあ、美味しくて栄養のあるものでもたくさん食べて、夏バテしないようにしながら秋が来るのを待つことにしようと思う。

 美味しいものといえば、久し振りに食べた川内村のラーメン屋『三七三』の野菜炒め定食(750円)は美味しかった。

 その前に食べたのは、いつのことだったかもう忘れてしまった。単純に震災からは一年半だが、三七三は日曜日休みだし、土曜日もときどき休むことがあって、昼の営業は1時過ぎ、夜はかっきり6時で終わりだから、代表の場合にはよほどタイミングが良くないと営業時間内に行けなかった。たぶん二年くらい食べられなかったと思う。

「まだ食わんにゃぐなっかもしんにぇがら、写真撮っとぐど」と言ったら、「早ぐ言え!んだったらまっとうまぐ作“ったのに!」って、おごられっちゃったよ。最初からうまく作ってくれって(笑)。

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 野菜炒めの原点。素朴そのもので、これっぽっちの飾り気もなし。甘くも辛くもなく、濃くも薄くもない。代表の体が求め、そのまんま体に浸み込む自然な味。もやしまでがカリっと歯ごたえがある絶妙な炒め具合で、アゴまで満足だ。健康で食べられる有難さが感じられる三七三の野菜炒め。珍品珍味、満漢全席にも勝る代表のご馳走だ。それと、三七三の水もとっても美味しいんだよ。代表のランクでは世界ナンバー1です。ぜひ味わってみてください。

片付けで疲れる

 代表は、疲れている。なぜか?
お盆に、2年ぶりに家族が川内村へ来るので、2年分散らかした家の片付けをしたからだと思う。頑張ったおかげでこんなにきれいになった。

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埼玉から運んだテーブルとイスも組み立て、代表の資料やら本やら雑貨やらは二階や自分の部屋に運んで家族の目に触れないようにしたつもり。

その結果、代表の部屋は・・・
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川内村の人口目標5000人?!

 親父の友だち(写真左)が、スーパーカブのエンジン音と共にやって来た。

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 きょう友だち訪ねてが来たのは、またひとり、仲間が旅立って行ったからだ。お盆を前にして、郡山の仮設住宅で亡くなったんそうだ。お互いの顔色や声の調子を確認しながら、「郡山でやる葬式は、身寄りも仲間もいねぇがらたいへんだっぺ」と話している。「んだな。川内さもどればよがったのにな」と話している。

 役場の資料によると、震災以降に新しく生まれた村民が9人。亡くなった人は70人。それで、復興計画の中で、2800人だった人口を5000人に増やしたいのだという。できるのかな?この老人たちがいつまでも幸せに暮らせる川内村だったら、それも可能だろうと代表は思うのだった。

復興に向けた川内村懇談会 その1

 今日、復興に向けた川内村懇談会というのがあったので、予定を変更して代表も行って話を聞いてきた。

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 お知らせしたい内容は盛りだくさんですが、代表はちょっと疲れ気味のため、詳しくは後日報告します。

鉾井喬さんの作品『風輪』を設置する

 川内村にはすでに秋の気配が漂ってきた。さすがに日中は暑いが、午後になって日が傾き始め、西日が作る日蔭の涼しさはすでに秋のものだ。

 今日は、東京芸大OBで、福島市内でカメラマンとして活躍されている鉾井喬<ホコイタカシ>さんが、8日から日本橋三越で開催される『MITSUKOSHIX東京藝術大学 夏の芸術祭2012』に展示する作品のセッティングに来られた。

【写真:鉾井喬さん】
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 鉾井さんは、ひとの駅の玄関横で再開を待っている作品『SOFA』の作者熊谷貴明さんと同級生で、SOFAを上野公園から東京芸大構内に一時避難した時に応援してくれた、斎藤篤先生の門下生だ。

 鉾井さんと代表は、2010年の芸大修了展で出会っていたが、そのときは、まさか川内村で再会するなんて思いもせず、それきりだった。2011年12月、鉾井さんが取材に来ていたかわうちの湯で偶然に再会。それから連絡を取り合うようになった。ひとの駅の美術スタッフのうーたんも斎藤篤先生に教えを受けたということで、同じ想いを持った人が引き合う不思議な縁というものを感じている。

 しして、鉾井さんの「福島県に住むアーティストとして、作品で復興を支援したい」という強い想いが、今回の作品『風輪』につながったとのことだ。
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ケナフの龍

 廃校になった川内高校に、一匹の龍が住みついていた。

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 この龍に関して、断片的な情報は持っていた。
川内高校最後の卒業生が製作した作品らしいということ。紙でできていて、その紙はケナフから作られていること。そしてその紙は、東京電力から提供されたものであること。ケナフの龍が、川内高校のイベントに使われたあと、しばらくの間富岡町の東京電力エネルギー館に展示されたこと。それから、東京電力の手配でひとの駅かわうちに運ばれる計画になっていた・・・とか。

 しかし、そういったことはすべて事務局の斎藤昭蔵さんが仕切っていたので、どういう時系列でだれがどう動いていたのか、代表の中でうまくつながらない。結論がどうなったかも知らない。要は、そういうことを検討しているときに震災が起きてしまって、やむなくケナフの龍はここを棲みかにしたんだろうと想像するしかなかった。
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代表の予定・・・8月

「毎日充実してるよ。やっぱり川内村は、俺がいねどだめだな。ハハハ」
ようやく電話がつながって、幹夫さんの元気な声と笑いが聞こえてきた。

     【 写真:2011年3月6日 梅の木を剪定する小林幹夫さん 】
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 埼玉に避難先されていた幹夫さんが、川内村の仮設住宅に戻られるという情報を、トオルさんから教えてもらったのは6月のことだった。それから何度か電話したが、なかなかつながらなかった。「もしかして病気にでも・・・」と、悪い方へ考えが行ってしまっていたが、これで安心した。今、幹夫さんは、川内村の仮設住宅から自宅(まだ宿泊が禁じられている)へ通って、片付けや農業を再開するための準備をしているそうだ。

 不思議な感じがする。震災で八方に散った川内村のスターたちが、引力で引き寄せられて、元の星座をつくろうとしているように感じられる。伏姫護身の数珠から飛び散った八つの霊玉が、八犬士になって再び巡り合う南総里見八犬伝の物語みたいにね。

 8月の代表の予定です。
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ばらあら ばらあ

 埼玉は連日ピーカンの天気。とっても暑い。
暑さのせいなのか、代表の運が悪いのか。昨日は、ガス欠の車が立ち往生しているところに出くわしてしまい、見過ごせなくて、安全なところまで大汗をかいて押してあげた。そのあと、ガソリンスタンドまでバイクを走らせてガソリンを運ぶはめになった。ちょっと危なかったが、ほかに方法がなくて、20リットルの携行タンクを、尻を後ろにずらしてバイクのシートと自分の胸で押さえながら数キロメートル走った。無事に給油して、エンジンがかかったのを見届けた後で、またバイクのシートと胸で携行タンクを押さえて数キロメートル走り、ガソリンスタンドに携行タンクを返却して家路を急いだ。

 悪いことが続くときには続くもので、こんどは目の前を走っていた荒っぽい運転の軽バンのリヤハッチが急に開いて、積んでいた仕事道具をばらばらと落とした。ドライバーに教えてあげようとしたが、かなり激しい運転をしていてなかなか追いつけない。ようやく追いついた時には、来し方に点々と道具が転がっていた。しょうがないから、また大汗をかきながら道具を拾うのを手伝った。

 そんなこんなで、家に着いたときに家族は夕食を済ませていた。しかたなく、家族に呆れられながらひとり寂しく夕飯を食べた。

 今朝起きてカーテンを開けると、またもや暑い一日を予想させる強い陽光が射し込んできた。「何もありませんように・・・」と祈りながら、バイクに跨って川越の自宅を出発した。

 やはりというべきか、志木市に近づいたところで突然雨が降ってきた。びしょびしょというほどではなかったが、服が湿るくらい濡れてしまった。「今日もツイていない」とがっかりしていると、西の空に虹がかかった。ブログのネタにできるかなと思って、カメラを取り出して写真を撮った。

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 その時、代表の頭に草野心平さんの詩の一節が浮かんだ。
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