2011年09月の記事 (1/1)

緊急時避難準備区域解除

節電協力対応の自動車業界の変則休日も9月で終了し、代表は10月から土日休日にもどります。

もう10月か。草野心平さんの10月の日記には、あけびやキノコの話題がたくさん出てきます。しばらく川内村に行っていませんが、山も色づいているでしょうね。写真は2007年に山口達己(山口さんのブログ「のら野良」)さんが川内村で撮ってくれた写真ですが、こんなアケビや野葡萄が実り始めている頃と思います。

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9月30日をもって20から30キロメートル内の緊急時避難準備区域が解除になりました。それはそれで喜ばしいことですが、解除の目安とされてきた1F(福島第一原発)が冷温停止したわけではなく、除染もされず仕事もなく、ただ補償金の支払いを少なくするためだけの話ですね。つまり10月1日以降の補償金は支払われないか、あるいは、減額されることを意味しています。国と東電は、補償を早く充分に行って、避難民に納得してもらって復旧につなげて、住民の理解を得ながら次のステップに移るという考え方はないようです。できるだけ補償金を払いたくないという気持ちのようで、これはいわば補償ではなく示談ですね。この姿勢をみたら地元も東電原発反対に回ると思います。原発対応は泥沼化して停滞する可能性がでてきました。そうならないように国と東電にはぜひ誠意を見せてほしいものです。失った時間を返せ!元の相双にしろ!という感情論になってしまうまえに。

川内村役場から連絡ありました。
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ギア付きの自動二輪車に乗ると脳機能が高まる

脳の研究で知られる東北大学の川島隆太教授とヤマハ発動機の共同研究によると、ギア付きの自動二輪車に乗ることが脳機能を高めるという結果が得られたらしい。

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研究は、二輪車利用者と非利用者へのアンケート調査や、医療機器を用いた脳活動の計測などを通じて行われ、走行中のライダーの脳活動を計測した結果、スクーターよりも、複雑な操作が必要なギア付き二輪の方が、加速、カーブ、停止などのタイミングで脳の活動量が大幅に増えていることが確認できたということだ。

また、バイク通勤を2か月間継続した人と、バイクを使わない生活を続けた人にアンケート調査した結果、バイク通勤をした人は、バイクを使わない人よりも、「身体の不調」「ゆううつな気分」「仕事の負担感」などの精神的な健全性を測る項目で、改善がみられたという。老化しにくいとも言えると思う。

これはよくわかる。代表もくしゃくしゃしているときにバイクに乗るとスッキリするし、そういう気分のときには無性にバイクに乗りたくなる。代表が無用にテンションが高くて、どうでもいいことまで考えてしまうのは、ギア付きバイクに乗っているせいだ。代表の場合は、バイクだけじゃなくて車もギア付きだから人一倍ハイテンションだ。代表の友人や同僚もバイクに乗っている人が多いから、やっぱりテンションが高い人が多い気がする。
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ついに出た!iPhoneが放射線測定器になるKIT

最近こんな話題ばっかりですみません。

iPhone(3G/3GS/4・iPod Touch<第2世代~第4世代>・iPad)のiOSデバイスを利用して演算や表示に使ったポケットガイガーKITを、非営利プロジェクト「radiation-watch.org」が開発し頒布を開始しました。

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現在はKITだけなので自分で組み立てなければなりませんが、KIT価格はわずか4000円!これからスマートフォンやパソコンをうまく使う計測器がどんどん商品化されると思います。

石井英男氏のレポート、たいへん参考になるのでぜひチェックしてみてください。

PC Watch
■石井英男のデジタル探検隊■ 4,000円でiPhoneが放射線測定器になる「ポケットガイガーKIT」

>田中隆さん
これは良いんじゃないでしょうか?

強盗事件現場を通る

昨日(26日)の午前9時過ぎに、JAいるま野の田面沢支店で強盗事件があった。警備員が撃たれてカバンを奪われたという事件だが、ここは代表の通勤路。自宅からバイクで10分くらいの川越中心部との中間点あたりだ。昨夜は警察や報道の人たちが多数いて物々しかった。写真は今朝のJAいるま野の田面沢支店だが、まだ緊張感が漂い、いかにも事件現場という感じだ。

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数年前、代表はこのJAに一度だけ入ったことがある。JAふたばに預けてあるひとの駅の活動資金を引き出そうとして。ところが、同じJAなのに預金の管理運用は別で、オンラインもつながっていないということでできなかったのだった。がっかりしながら、建物はでかいのに中がスカスカなのを見てJAの将来が心配になった記憶があるが、現在はカードならJA間での引き出しが可能になっているらしい。

警備員は重症。カバンには書類だけで現金は入っていなかったそうだ。もちろん狙われたのは金だろうから、犯人は今頃地団太踏んで悔しがっているだろう。今日のニュースによると、犯行に使われたミニバイクが見つかり、犯人の姿が防犯カメラに写っていたのが確認されたとのことだから捕まるのも時間の問題だろう。いろいろあるねー。

石川知裕衆議院議員に有罪判決下る

あちゃー、有罪ときたか・・・・・・・・・。
検察はなんでも罪にできるんだぞというみせしめのような判決だ。今にして思うと、不採用にした検察側の証拠資料は、結局誘導や捏造などの事実を示す検察にとってはもっと不利なものだった。あれで喜んでちゃいけなかったんだねー。なるほど。何事にも表と裏の二面性があるということだ。人間界は複雑で深い。勉強になるなぁ。

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しかしなぁ。ほんとうにどうでもいいような無駄な裁判だよなぁ。脱力だ。
来年分の生活費を今年少し借りて使っちゃったなんてことを、したことがない人っている?しかも、自分の財布の中の話。それを正直に申告した人が罪に問われて、隠してやりくりしている人はOKという、簡単に言うと、それだけのことなんだね。その時期を記載したのが数日ずれたってことだけが争点だったはずなのに、今回の判決では東北地方の公共工事を巡る談合で小沢事務所が本命業者の選定に決定的影響力を持っていて、西松建設からのウラ献金の授受もあったということにしちゃっている。

もしそうだったら、なんでボロがでるようなことをわざわざやったのか?意味ないよ。それ以前に、収賄で立件すればよかったじゃんと思う。こんな簡単なこと法律を知らない代表でもわかる。デタラメだ。

この程度で有罪懲役にできるとしたら、無実の人は日本には、まして政治家にはいないんじゃない?代表のような俗人としては生きることを放棄せよっていうくらいの話に思われて、ひじょうに不安になる。そこが、つまり目立つ奴を微罪で処罰して犯罪を抑止するというのが、司法側のねらい目なのかもしれないね。やられた方はいい迷惑だけど。

当然被告側は控訴し、次は高裁、そして最高裁まで延々争われることになる。指示したとされる小沢一郎だけ無罪という判決もあり得るが、今は相当なプレッシャーだろう。それも司法側のねらい目かもしれない。この行方には引き続き注目して参りたい!

P.S.
こういうタイトルをつけると場違いな検索で目立っちゃうことがわかりました。以降慎みます。

「比較的安価な放射線測定器の性能」レポートについて

独立行政法人国民生活センターが、安価とされる5万円前後の放射線量測定器9モデルの性能テストを実施して結果を公表した。興味のある方はレポートを読んでみてください。

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9月11日のTVの討論番組で自民党幹事長石原伸晃が「国民に放射線量を計らせない方がいい」と言ったのは、このレポートを受けてのことだったんだね。
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9月26日は石川知裕被告の判決の日

代表がここで予測したことのひとつ、それは、政治資金規正法違反の罪に問われている元小沢一郎の秘書石川知裕被告の無罪だ。今年1月に「敵の敵は味方?」というタイトルで文を書いてエールを送った。

裁判は8月22日に結審していて、いよいよあさって9月26日が判決の日だ。

【写真はネット上より借用しました】
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もともとつくられた事件なのだが、審議中に検察側の自白強要と証拠の捏造が明らかになり、無罪になる公算が大きい。そうなれば、当然小沢一郎も無罪になるわけだ。信頼し支えてきた人に裏切られるという、石川知裕氏と似たようなことで苦しんだ経験がある一人として、ここはぜひ無罪を勝ち取っていただきたい。

代表がブログでこの問題をとりあげた当時は、テレビも新聞も週刊誌も毎日毎日「小沢一郎とカネの問題」を流し続け、悪質なテレビ局はウソの映像をでっちあげて放送したのに、今ではこれらについて一切報道しない。もちろん謝罪もしていない。まったくヒドイものだねー。

もうひとつの予言は、民主党の自滅と政界再編だったが、調子にのっていつになるか予測しておこう(笑)。時期としてはですね、早ければ今年末、順当なら来年9月ころだと思います。

川内村の帰村宣言は12月か!?

ブログに(無責任に)いろんな予測を書いたりしているけど、けっこうあてている。われながらいい読みをしていると思う。とくに自慢したいのは、川内村の帰村時期をあてたことだね。お盆から年度末まで四段階に分けて、遅くても年度内には帰れるはずだと予測していたわけだが、どうもその通り(年度末)になりそうだ。

18日に遠藤雄幸村長が、ご自身のブログ『日々ゆうこう』に12月に帰村宣言もあり得ると書かれておられるのは、19日に細野原発相が、IAEA総会で、冷温停止を年内に前倒しすると表明したこと先に受けた上でのことだろう。ほぼ決定と言ってまちがいないと思われる。

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いよいよだね。その日その時をどんな形どんな気持ちで迎えるのか、代表でも予測がつかないが、その歴史的瞬間には必ず川内村に行って立ち会って、しっかり体に記憶しておきたいと思っている。
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インド映画『スラムドッグ ミリオネア』はよかった

しばらく映画を観ていなかった反動で、一日に3本も観た。
一本目は『ハリーポッター
二本目『ライフ
三本目が『トランスフォーマー

『ハリーポッター』は、原作は読んでいないし、シリーズ中の作品も観ていなくて今回初めてだから、案の定よくわからなかった。物語性というのは感じなくて、コンピューターグラフィック(以下CG)の映像に感心した作品だった。『ライフ』のほうは、もしこんなドキュメンタリーだったらつまらないな、と心配したとおりの内容でちょっとがっかりした。つまり、人間がつくったストーリーにそって動物の映像をつなぎ合わせて、教科書っぽい解説を付けたもの。映画でないと見られない迫力ある映像というのもなかったし。『トランスフォーマー』にはいちばん期待したのだが、これもCGありき。最近の映画はCGばかりになっちゃったが、しっかりしたストーリーというものがないと、どれだけCGがすごくても飽きる。

代表が近年観た映画でいちばん面白いと思ったのは、インドを舞台にした映画『スラムドッグミリオネア』だ。

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車の雨漏り修理終了

今日は台風が通過してすごかったですね。朝から埼玉も大雨と大風。ルーフの雨漏りを修理した代表の車、ホンダS2000の確認には格好の機会となった。

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心配だったが、雨漏れナシ。ホッとしました。
それから、時々どこかからビィービリビリとかカタカタコトコトとか、シューっと空気が漏れる音が出ることがあって気になっていたんだが、これらがすっかり消えて、グッと高級感が出てきた。しっかりと組み立て直したからだね。足掛け4ヶ月かかった車の雨漏り修理は、ようやく終了です。

「がんばろう福島」の幟(のぼり)を見て思うこと

福島のあちこちではためいているこの幟。「がんばろう福島」って、誰が誰に言っている言葉なんだろう?と見るたびに疑問に思う。被災地福島県の人たち同志で励まし合いましょう!というのが主旨だとは思うのだが、どうしても違和感がある。ひたすら駄文を書き溜める代表に文句をいう資格はないとお叱りを受けることは承知の上で、ちょっとだけ疑問を投げたい。

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たとえばの話。
代表一家が火事で焼け出されたとして、家族で励まし合おうと言葉をかけるときに「がんばろう!八木澤!」と言うだろうかと考えるわけだ。もし家内や子どもの手をとって「がんばろう!八木澤!」と言っちゃったとしたら、「お父さん、頭を打ったの?」ってことになるだろう。代表の友だちが代表に「がんばろう!八木澤!」と声をかけて、ハゲましてくれるのだったらおかしくない。

「がんばろう」と声をかけるときって、余裕側に立っている場合なんじゃないだろうか。瀕死の人が元気な人にとても言えないだろう。だから「がんばろう福島」には、被災していない人が被災した人をなぐさめるという状況が浮かんでしまって、余裕しゃくしゃくの人から「がんばろう!」と慰められている気がして、思い出したくもない不幸な自分を発見してしまい、かえって辛くなる。そういうことで「がんばろう福島」というスローガンは、福島県人が県内に立てる幟としてベストではなかったと思うわけなのだ。

でも、代表だけがそう感じるのかもしれないね。実際に福島県のみなさんが「がんばろう!福島!」って声をかけ合えることができていれば問題はないです。

ほれにしても、「がんばろう福島」「がんばろう東北」「がんばろう日本」という言い回しは、日本語としても問題なんじゃないんだろうか。がんばるのは生き物か、無機物にしても擬人化が可能なものでなくてはいけないと思うんだが。あるエリアを指して、そのエリアにいる人や生き物に「がんばろう」と言いたかったということなら、「がんばろう山の手線内」とか「がんばろう国会議事堂」とか「がんばろう青山墓地」とも言えるだろうけど、やっぱりしっくりこないよなぁ。

代表の放射線量測定器がゆらぐわけ

代表の放射線量測定器はDoseRAE2というモデルだが、川内村で測るときだけ数値がふらつくので、川内村の放射性物質は動いているんだろうと思っていた。しかし、どうもそうではなくて、ふらつくのはこの測定器特有の欠点らしいということがインターネットの書き込みでわかった。

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この測定器には、高線量用と低線量用のふたつのセンサーが入っていて、放射線量のレベルに合わせてどちらかのデータを選んで表示するようになっている。そのために、低レベルの領域での切り替えが不安定なのか、あるいは、計算が追いついていないためにふらつきがでるようだ。0.3~2.5マイクロシーベルトの間でふらつきが発生すると指摘があった。んー、その通りだ。

さらにこの測定器は、静電気の影響を受けやすいらしく、それもふらつきの要因となっているらしい。たくさんのひとたちが使い出すと、こういうデータが集まってどんどん改良されて、進歩していくわけだね。

ふらつきの原因がそういうことなら、風が吹いたときにふらつきが大きいのは、放射能が動いているんじゃなくて風が静電気を発生させるからかもしれない。とすると、アルミホイールで測定器を包んでシールドしてやれば静電気の影響はなくなるはずだね。そうしたらセンサーのプログラムの問題なのか、静電気が悪さをしているのかがわかる。もし静電気のせいだったら自分で対策できそうだ。こんど川内村へ行ったときに実験してみよう。

いずれにしても、これからの放射線量測定器は、日本の電気メーカーが信頼性の高い測定システムを携帯電話に入れた商品を販売してくれることを望みたい。代表の携帯電話なんか1.3ギガのカメラ、温度、気圧、方角と位置、潮汐、日の出と日没と月齢、星座までわかる機能を装備している。たった一個ダイオードを追加すれば放射線量の測定ができるはずだから、それくらいのことはいとも簡単だ。「そんな技術なんてもうたくさんだ!」とお怒りの声がきこえてきそうだが・・・(苦笑)。

ブログを休んで失礼しました

昨日は、代表の会社は出勤日だった。退社するころに急遽、青山本社の先輩と、代表のITの先生の和光ビルの友人とで酒でも呑もうという話になり、東武東上線の朝霞台駅で待ち合わせして、だいぶ遅くまで語り合いながら盃を重ねた。お開きにして帰る段になって、電車とバスが休日運行だったことに気づき、最終バスに間に合わずに駅から自宅まで2キロメートル千鳥足で歩いた。家に着いてシャワーを浴びたら昏倒。ということで、ブログを休んでしまいました。たいへん失礼をばいたしました。

どうも木曜日と金曜日の休みっていうのが調子くるっちゃうね。会社を休む日は土曜日と日曜日だっていう生活を何十年も続けたために、頭も体も、休めば土日と思い込んでしまう。出勤すれば土日以外と勘違いしてしまう。平日にひとりだけ休んで時間を潰すのはとても空しいし。こんなことは景気回復にも代表の思考停止にも逆効果だと思う。

ところで、昨日の飲み会の肴は一冊の社内誌。数年前、社員だけに配布された冊子で創業期の頃の逸話が収められている。青山の先輩は、こういったフィロソフィー関係が仕事なので、わざわざライブラリーから持ってきてくれたのであった。12ある話のそれぞれが改めて懐かしく面白く、宝石のような輝きをも感じた。今日はその中のひとつを紹介します。

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齋藤昭蔵さんの「ギャラリー木楽」が10月22日オープン

福島県田村市三春町で準備を進めていた齋藤昭蔵さんの新しい拠点「ギャラリー木楽」が、10月22日にオープンします。

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場所:福島県田村市三春町御祭字小山119 (ゆうゆうあぶくまライン 三春駅より車で5分)
開館:木曜日から日曜日 9:30-16:30(月曜日から水曜日は休み)
入館料:300円(コーヒー、お茶付き)

本館と蔵ふたつに作品を展示、販売するそうです。

代表も早く行ってみたいです。


10月5日から『鶴田松盛油絵作品展』開催のお知らせ

現在上尾市に避難中の双葉郡美術協会会長鶴田松盛先生の作品展の詳細が決まりましたのでお知らせします。

『鶴田松盛油絵作品展 -大震災被災地での心象を描く-』

開催期間:10月5日(水)~30日(日)
開催場所:「カフェ&ギャラリー山本屋又右衛門
      埼玉県上尾市原市737
      TEL 048-723-3901
      会館時間 午前11:00-午後4:00
      月曜定休日(月曜日が祭日の場合は翌日が休み)

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鶴田松盛先生からメッセージです。
「油絵作品展を開催する事に決定しました。
広野へ帰る日が予定より早くなりそうですので無理をして10月開催としました。設備的に20点しか展示できないので、被災前の作品10点と被災後に描いた作品10点を見比べられるように展示する予定です。
10月4日(火)に搬入展示作業です。急なことで、ハガキの制作や郵送、キャプション製作、広野からの作品運搬、作品の手直し、などなど準備に追われています。
ぜひ遊びに来て下さい。」

代表は、3月11日の震災で思考停止に陥り、まだその状態が続いているが、あのとき鶴田松盛先生は、広野町から埼玉県浦和市の親類のお宅まで、機能停止した高速道路と、信号も壊れガソリンスタンドも閉店した通行止めの一般道路をジグザグに走って二日がかりでたどりついた、という話をされていた。一年間に60点以上の作品製作を続けられてきた、とにかくタフで行動的な方なのである。

タフな鶴田松盛先生が「震災直後は花ばかり描いておった」とおっしゃていた。ということは、先生にしても震災の前と後でなにか大きな変化があったということなのだろう。先生の変化とは何なのか?花の作品は公開されるのか?すべての鍵はこの作品展にあるようだ。

鶴田松盛先生に相談して、期間中に作品観賞会を企画したいと思います。
双葉郡とひとの駅にゆかりのあるみなさんにお集まりいただけたらと考えています。

東京電力の補償が始まる

東京電力の福島第一原発事故による損害補償の申請が始まった。川内村の緊急時避難準備区域に家がある代表のところにもこういう賠償請求書類が郵送されてきた。

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この関係の、国、県、市町村、東電の対応には問題が多く不満がたくさんある。代表がブログを書くときに「悪口」「批判」「説教」は書かないことにしている(それが書けるほどの人間ではないというのが正解)んだが、こういう実態は伝えておきたいと思うので、とりあえず今日はひとつだけ批判する。
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雑談

日曜日の討論番組で、自民党の幹事長石原伸晃が「4~5万円の線量計は数値がまちまち。 市民に線量を計らせないようにしないといけない」と言ったらしい。代表の線量計もそれくらいの値段だから計ってはいけないかな?

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余程市民の計測が都合が悪いみたいだね。

代表は、原発事故が発生してすぐに、線量計を手に入れようとしてインターネットで調べた。どんなつまらない情報でもゴミのように溢れているものなのだが、この時は驚くほど少なかった。今では何百点も出品があるヤフーオークションにさえ20点程度しかなかった気がする。不自然だと感じたが、噂では、政府関係筋から販売しないように通達があったということだった。だから、石原伸晃が言ったことは冗談ではなくて、やろうとすればやれる、あるいはやったことを示している。国民の安全を守るのが政治なのに、どの政治家も自分たちの都合しか考えていない。

代表の線量計は、毎週、誰かが借りに来る。そのときに代表がまとめた情報のコピーもつけてあげている。最初はみんな心配しているけど、自分で計ってからは安心して返しにくるよ。へたに隠蔽するから市民は不安になる。そういう簡単なことがわかっていないんだね。

生きてりゃいいさ

おてんば娘や若い男衆が恋をして、急に静かになる。遠くを見つめてため息をつくようになる。昔は、こういった恋患いを病気だと考えたらしい。人間の心というのはかくもデリケートなものだ。

震災以降、避難民と呼ばれる人たちは、いまだにどこかしら病んでいると代表は思う。興奮状態が続いている人。感情を失いうつろな顔をした人。苛立ちを抱えた人。症状はそれぞれだが、それまでとは明らかにちがう。自分にしてからが、楽観的でポジティブなところだけがとりえだったのに、気がつくと考え込んでいたりする。

忘れるにはまだまだ時間が必要だ。そして、時間がたっても忘れられないものが残る。ずっと背負っていかなければならない何かがある。

でも、生きていてよかった。それだけで充分だ。
きょうは辛かったことは忘れて歌でも聴きたい。代表が繰り返し聴いたこの歌を、みなさんも聴いてみてください。河島英五は代表の友人の同級生でした。

かわうちの湯で

ありがたいことに、かわうちの湯の改装工事はまだ始まっていなくて、営業継続中だ。

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9日の男湯の夕方の客は、代表と80歳を過ぎたと思しきおじいさんとの二人人だけ。貸し切り状態だった。
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川内村役場の放射線量

9日に川内村役場へ行って、常設の放射線量測定器の数値をチェックしてみた。役場の中の放射線量は毎時0.07マイクロシーベルト。

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お盆の前から変化がなく、埼玉の代表の家の放射線量とほぼ同じ。
しかし、代表のおもちゃのようなカウンターの測定値は・・・
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車の修理おわり

なんとか修理がおわり、無事に埼玉へもどりました。

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しばらく改造車のようだったトランクも、この通り、本来の姿になりました。

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ただ、ねじが足りなくなって、まだ取り付けられない部品が2点ほど。軽トラの排気漏れも手がつけられかなかったし。ひとの駅の清算も終わらなかったし。またこの次だ。

いろいろな情報はおいおいお知らせします。きょうは疲れましたー。

写真でつづる代表の一日・・・9月8日

朝4時30分に起床。代表は目覚まし時計をつかったことがない。寝る前に「○時○分に起きる!」と念じると、だいたいプラスマイナス6分くらいで起きられる。時差がある海外でもオッケーだ。人間の生体時計ってすごいよね。

関越道の川越ICから高速にのって、外環で常磐道の三郷ICまで横に走って三郷から北上。7時に関本PAに到着して朝食。いつものドトールコーヒー、ブレンドをブラックで飲む。

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この間、放射線量測定器でチェック。移動するときは必ず測定してデータを蓄積している。今埼玉県の中央部の放射線量はだいたい0.03から0.07マイクロシーベルト(以下単位はすべてマイクロシーベルト)くらい。ほぼ原発事故前にもどった。しかし、三郷へ入ると0.15ある。事故直後は0.2あったからすこし減った。途中の放射線量は・・・
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川内村が復旧計画に「帰村宣言」

代表が文句を言ったり要望したりすると、なぜが叶ってしまう。
かわうちの湯営業してくれぇ~って書いたら、すぐに営業が再開されたし、かえるTシャツ売ってないで復旧してほしいって言ったら、きのうの夜のニュースで、示された川内村の復興計画案に、今年度末の帰村宣言が明記されたとあった。当然のこと偶然だが、代表もいい読みしているんじゃないだろうか。ちょっとうれしくなった。

■川内村の復興計画案「帰村は来年3月」  -FTVスーパーニュース 9/ 6(火)-
『川内村は避難区域解除に向けた復興計画案で、来年3月にも村民全員が村に帰る方針を示しました。緊急時避難準備区域の解除に向けた国の担当者によるヒアリング。この中で川内村は復興計画案を示しました。計画案では来年3月をメドに村民全員で村に帰り、来年4月からは学校や病院を再開するなど具体的な方針を示しています。また役場に「除染班」の新設し幼稚園や小学校を手始めに村内の本格的な除染を開始するとしています。』

いよいよ日程目標が明確になったわけだ。

写真はもうすぐ稲刈りをむかえる代表の家の近くの田んぼ。この風景をこれほどうらやましいと思ったことはない。

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来年は川内村でも同じような景色が見られるはずだね。

Tシャツ その2

いろいろ情報をさがしたら、川内村かえるTシャツは川内村観光協会が企画した商品らしいということがわかった。川内村観光協会販売分は限定100枚で、すでに売り切れだそうだ。値段は2500円プラス義捐金(金額は購入する方の気持ち)ということだから、友人が見た3500円というのは、もう義捐金分を上乗せした価格だったということだろうね。

ところで、Tシャツで思い出したが、よく外人さんでおかしな日本語がプリントされたTシャツを着ているのを見かけたことはないですか?代表がこれまでに遭遇したり聞いたりしたもので、可笑しくて手帳にメモったいくつかを紹介します。

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「川内村かえるTシャツ」ってのがあるらしいが

会社の同僚が近づいてきて「川内村復興記念かえるTシャツっていうのがあるんですねぇ。」と教えてくれた。「ある場所で売っていたので買おうとしたら、義捐金込みで一着3500円っていうんでやめました。」

「へぇ~」と代表。
この「へぇ~」は、「そんなTシャツがあったんだ」という驚きと、「うまい商売を考えたもんだなぁ」という感心と、「値段が高いねぇ」という呆れと、苦境も商売にしてしまうたくましき商魂への尊敬の「へぇ~」だ。

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「役場がやってんですか?川内村もやりますね」と続けた同僚の顔はあきれ顔だった。役場がそんなことをするとは思えないが、そう受け取ってしまうのがふつうの人の感覚だろうと代表も思った。
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草野心平日記から

1973年9月5日の心平さんの日記
「きのう往復六時間のドライヴその他で疲れているので、午前はベッドで槐多を読む。そして眠る。
昼から仕事をしようと思っていると、双葉高校の古市(野球部捕手)君のお母さんが、一箱のインゲンと甲子園出場記念の風呂敷を持ってきてくれる。

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三時から書きもの。
文春事業部に「その香りと味」200字を書く。これはコニャックを飲む自分のシャシンの解説。
きのう書いた「ふるさと歌まつり」を一枚程訂正、半6枚。(ミセス)
文春への仏教アンケートの三つを速達でだしてもらう。
村山槐多(十五)書きはじめる。半4枚まで。
夕食。風呂。TV、コップ酒3杯。睡眠剤なくなり、早くねる。
(他の薬もなくなったので、川内の薬屋からアリナミンと太田胃腸薬をとどけてもらう)」
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代表の日記の中だけの『鶴田松盛展』

1日に双葉郡美術協会会長の鶴田松盛さんと川越市のギャラリー呼友館へ行ったときに、少しの時間だったがコーヒーを飲みながらお話をうかがうことができた。

「震災の直後は花ばかりを描いておった」と、鶴田さんはおっしゃった。それがどうしてなのかは、ご自身でもよくわからないということだった。そして、避難中に描かれた画の何枚かの写真をくださった。それらを拝見して代表はちょっと驚いた。震災以前とまったく違うイメージの作品が写っていたからだ。みなさんはどのように感じるだろうか?

【慟哭(2011年自画像) F30号】
鶴田松盛震災後作品 1
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ユーザー車検

代表は一応何でも自分でやってみたいので、車の車検を自分で受けるようになってから10年近くなる。ユーザー車検ってやつだね。今回は、9月で車検が切れる代表の大切なスポーツタイプの車、ホンダS2000の更新をしてきた。

ここが車検を受ける場所、所沢自動車検査登録事務所。浦所街道の所沢寄り、航空公園の近くだ。

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代表が会社に入ったばかりの若かりし頃に、この近くの農家の倉庫の2階をかりて住んでいたことがあった。遊ぶために生活費を切り詰めていたから、家賃が安いのがありがたかった。トイレは、農作業の途中で使えるように、川内村だったら定番の外便所だったが、あたりまえのことながら大便をするとオツリがきた。オツリがこないようにするには、大便をするまえに新聞紙を広げて落としておくのがノウハウなのだが、うまく落とさないと位置がずれる。友だちが飲みにきてトイレを使うと、よく「ギャー」っていうオツリをもらった叫び声が聞こえたものだった。
池田均さんの家も近くだったから、時々銭湯で一緒になったりしたなぁ。このへんにくるとそんな思い出がよみがえる。

おっとっと。脱線しちゃった。きょうは車検の話だった。
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鶴田松盛さんと池田均展へ行く

双葉郡美術協会会長鶴田松盛さんの家は、広野町の、国道6号線から山側の高台にあって、この時期は爽やかな海風が潮の香りを運んでくる、鶴田さんがアトリエに選んだ最高の場所なのだったが、ご存じのとおり、広野町も川内村と同じく町全体で避難したために、今は埼玉の上尾に避難されて創作もままならない状況だ。

きょうは、鶴田さんご夫妻といっしょに池田均さんの個展へ行って、池田さんの解説と鶴田さんの感想をうかがいながら鑑賞するという最高の贅沢ができた。

【呼友館にて。左から代表、池田均さん、鶴田松盛さん、鶴田さんの奥様】
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代表としては、ひとの駅の立ち上げと発展とに協力してくださった尊敬する二人の巨匠と、ここにこうして一緒に立てることに感激している。年齢も違い、生まれた場所も仕事も違い、それぞれまったく接点のない別々の人生を旅しながら、百年来の知己であったかのように、この日この場所で出会って言葉を交わす。その不思議な縁とすばらしさに。

この美術館を呼友館とはよく名付けたものだと思う。代表の中で、この日以前と以降ではまったく別の世界になった気がする。