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2,3日ブログ休みます

 用事ができたため、2,3日ブログ休みます。
                         代表

新ルール提案

 有田みかんの有田って、「ありだ」って濁るんだ。知らなかった。

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 代表の知っている有田さんは3人いるが、全員ありた。ありだと読ませる人はいなかった。ありだという読み方があることさえ知らなかった。

 どっちに読むかなんてわからないだろう。ありだの場合は「有田"」と点々を付けて書いてもらった方がいいと代表は思う。そうしたらこのような間違いは無くなるはずだ。

Kトラのメンテ その3 (終わり)

 点火プラグはどうなっているんだろうか?代表が感じるゴウンゴウンというエンジン回転の不整に対し、点火プラグの減り具合はどれ程なのか?代表の予想では、電極が無くなるくらいまで減ってしまっていると思われるが、果たして...。

 交換作業開始。アクティトラックのエンジンは荷台の下、このメンテナンス用のリッドの下にある。

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 固定しているボルト4本を緩めてリッドを外してみると、エンジンは埃で真っ黒だった。

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 箒と歯ブラシで埃を払うと、「久し振り!」と元気そうな顔を見せた。

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 懐かしい。代表が追加したアーシングの青い電線が美しい弧を作っている。さあ、いよいよ点火プラグとご対面だ。
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Kトラのメンテ その2

 ホンダアクティトラックは、他のメーカーの軽トラに較べて、値段が同じグレードで15万円は高い。売価を決めるのは、開発にかける費用、使っている材料の単価と部品の数、工数とも言われる労務費、それらの原価にメーカーや販社の儲けを載せた金額なので、バッテリーの組み難さに象徴される製造のし難さが、15万円の内の何円かを占めているに違いない。

 とにかく、この長いネジの先っちょの曲がった部分を、全く何も見えない状況で挿し込み穴を探り当てて通すのは、プロの鍵開け職人でも難しいだろう。

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 しかも、長いネジは裏側にもう一本ある。幸運にも片方が出来たとしても、もう片方をやるときに手を2本使わないといけないから、できた方を持っている手がもう一本必要になる。手が3本あるか、または、二人で作業するかだが、この狭さに二人で取り掛かるのは無理。ホンダの工場でどういう状態で組み立てられているのか知らないが、どうしたって前側のバンパーを外さないといけない。ホンダの車の整備は手が3本必要になるところが非常に多い。

 そういった理解しがたいところがある反面...
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Kトラのメンテ その1

 大変なことになった。代表の片腕、ホンダのアクティトラックが生産中止になるらしい。厳密に言うと、今代表が乗っているモデルは既に生産していないんだが、その次のモデルにあたる現行のアクティトラックが、今年半ばで生産がストップして、以降の新しいモデルの発売は予定されていない、ということ。つまり、ホンダからアクティトラックが消滅する。すなわち、世の中からアクティトラックが消えてしまう、ということだ。困った。大問題だ。

 代表は、今のアクティトラックを終生のKトラと考えて付き合っているが、もしも万が一の安全碑として、壊れたとか事故ったとか、あるいはうんと長生きし過ぎて修理する部品が無くなったりした時には現行モデルに乗り換えようと考えていた。それしか選択肢が無い。スズキキャリィやダイハツハイゼットにはあまり乗りたいとは思わない。

 ところが、現行のアクティトラックが生産されなくなれば、中古車市場から見つかけるしか手はなくなって、代表が満足するようなものを探すのはかなり難しくなるだろうと思う。何故なら、あまり売れていないために中古車の数そのものが少ないからだ。慢性的な品不足から、生産中止になった暁には相場が高騰することが考えられる。きっとそうなることだろう。

 そうすると、先手を打って現行モデルに買い替えておくかだが、今のKトラが気に入っていて、調子も悪くないのにそうするのは気が進まない。無駄だ。もしかしたら今のKトラに一生乗れるかもしれないし。まだ時間があるので、もう少し様子を見てみよう。

 話は変わるが、Kトラのヘッドライトが暗いなーと感じてから一年近く経つ。最近になってアイドリングも僅かにパラつく兆候が出始めたので、バッテリーと点火プラグを新しくすることにした。バッテリーはもう4年使っているし、点火プラグに至っては9万キロも走っている。電極がすり減っているに違いない。

 まずバッテリーからやることにしたが、このKトラほどバッテリー交換がやり難い車はない。なんとバッテリーはこんな所にある。

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 わからない?では上から覗いてみよう。
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雨が降る日は天気が悪い

 明け方には雨が止む予報だったが、いつも通り外れて、夕方まで断続的にパラついた。晴耕雨読、半日肥料の資料を読み返して、残りの半日は農具類の設計に集中できた。筋肉痛もだいぶ和らいだし、思い切って休みにして正解だった。

 途中でビニールハウスの様子を見に行ったら、完璧に雨漏りが無くなっていた。

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 屋根を張り替える前まで床のあちこちに雨垂れの斑点ができていたが、もうどこにも一個も無い。やったー。

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 これなら道具類も濡れない。歩いても泥で汚れない。雨の日でも作業ができる。ここで寝られるくらいだ。最高だ。大雨の時にはまた何かあるかもしれないので油断はできないが、そろそろハウスの整備は終わらせて次の準備にかからないといけない。次には用水路の土手の補修が控えている。

明日は休み

 なんとか作業場の屋根の張り替えを終えることができた。明日は雨が降るはずだが、雨漏りは解消されるのだろうか?結果が楽しみだ。

 しかし、代表の体の方は、スパイダーマンのようにビニールハウスの屋根に上ったり降りたりを繰り返したせいで、あちこち痛くて動かすのも難儀な状態になってしまった。だから明日一日体を休ませようと思う。久し振りにゆっくりコーヒーを味わって、スポーツクラブのサウナで汗を流して、今年の展望など見つめ直してみようと思う。

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やってみて...

 やってみたのか?
若い駆け出しの頃、よく上司に聞かれたものだった。「やってません」と答えると、「それじゃだめだ。やってみろ!」と言われ、現場現物で確認するまで絶対にOKをもらえかった。果たして、実際にやって確認してみると致命的な問題が発生したりして、なるほどと思ったのであった。人間が頭の中で考えられるのはせいぜいその程度のことである。実物、実体験を超えることはできない。だからということでもないが、代表はバーチャルリアリティーという世界が嫌いである。

 この間代表はビニールハウスの屋根を葺いたが、それは生まれて初めての経験だったので、教えを乞う人とて無く、よくわからないまま、とりあえずやってみないと進まないと思って作業を開始した。

 まだフィルムが残っていたエリアで多少のピンホールがあるくらいの部分については、もったいないと思ってそのまま利用した。また、新しいフィルム(と言っても使い古しだが)を使った部分で、うっかり2,3ミリの穴を開けてしまった何ヶ所かは、「後で蓋をすればいいだろう」と軽く考えてそのままにした。

 甘かった。

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 水は穴があったら当然漏れる。雨が降ったら穴から滴が落ちる。下にある物は濡れる。その単純明快な物理現象が代表が葺いた屋根でも発生した。どんな小さな穴でもあったならば雨漏りしてしまうものなんだね。それと、雨は横から吹き付ける場合もあって、広めにカバーしないと床が水浸しになってしまうこともわかった。やっぱりやってみることは大事だと思った。

 本日は、穴が開いたフィルムを取って東隣の屋根に移植した。そっちは少しくらいの雨漏りなら問題にならないはずだから。

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 しかし、ここで日没時間切れとなった。早くしないといけない。次の雨が降る前に。

ラーメンは店主の顔

 昼飯に人気のラーメンを求めて遠出してきた。と言っても、自宅からKトラでほんの30分余りの毛呂山という場所だ。昼ご飯はいつも自宅の残り物で済ますか、せいぜい畑から6,7分の範囲の飲食店やマーケット弁当で軽く終わりにするんだが、今日は娘(次女)のグルメ旅のアッシーの役目を仰せつかったので仕方なくついて行った。

 魚介系スープのワンタンメン。値段は950円。

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 美味しかった。麺もワンタンもメンマも海苔もチャーシューも卵もナルトも、それぞれがしっかりした味でありながらスープと自然に調和してしている。量が多かったので不安だったが、最後まで熱いまま麺が伸びることもなく苦しくなることもなく食べ切れた。飽きない。構え、店内は和食のように落ち着いた造りで清潔。BGMはクラッシック音楽を低い音量で。全てにおいて控え目で押しつけがましくなく代表好みだ。食べ終わってすぐ、また食べに来たいと思った。こういうところが長く続く人気の理由なのだろうか。勉強になった。

 

野菜の気持ち

 作業場Aの片付けと整備を始めてから1ヶ月半が過ぎたが、やればやるほど手を加えたい所が増え、やった所からも問題が出て来るので、やることが減り具合が計画に対して少ない。進んではいる。

 ここを新しい拠点にしてからの人的及び情報的な広がりというのは考えもしなかったことで、代表は、やる気になればどんな形でも規模もあまり関係ないと考えていたが、やはり見え方というのは無視できないと認識を改めるようになった。

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 作業場の周りに防草シートを張っていると、通りかかった時に時々挨拶だけする近くの農家の方が入って来て「よかったら教えてもらえませんか」と言った。この方は里芋だけでも代表の5倍くらい作っている立派な農家なんだが、大きなビニールハウスでゴソゴソやっていると新人の代表も立派に見えてしまうようだ。

 何事かと思って話を聞くと、1反のホウレン草が全部黄色くなってしまったということで、原因がわからないということだった。使っている肥料は鶏糞と化成肥料だけらしいので、実際に黄色いホウレン草を見てみないとわからないが、代表は肥料切れだと思った。「胡瓜も駄目じゃないですか?」と聞いたら、その通りだった。育ちが悪くて早く枯れてしまうらしい。一度肥料切れを起こしたら追肥しても復活しない。直ぐ効いてあっという間に無くなる化成肥料じゃなくて、じんわり長く効いてくれる有機肥料を使って、時間をかけて土作りすることを勧めた。やり方がわからないというので、代表が手伝いながら一緒にやることになった。

 この農家の技術が劣っているというのではなく標準的で、大々的にハウスで作物を栽培しているようなプロの方々でも野菜の気持ちがわかって肥料を与えている人、わかって土作りをやっている人は本当に少ない。大抵は普及員の指導だとか家長の長年の経験と勘でやっている。一方的に「俺はこうやっている」というのが普通なのだ。それでも作物はできるし。

 しかし、そこには作物と対話するという発想が無い。作物がどうして欲しいのか?どうしたら幸せになるのか?という、作物も人間と同じ生き物なんだという理解が欠けている。だから、作物の声が聞けなくて、機械的マニュアル的なやりかたになってしまって、ホウレン草が黄色くなるまで気が付かないというようなことが起こる。毎日ホウレン草に話しかけて、ホウレン草の気持ちがわかっていたら黄色くなる前に肥料をやることができたはずなのである。有機の肥料や土作りの大切さに気付けたはずなのである。もっと言えば、人間がご飯を食べるように野菜にもご飯をあげるという代表の理論にみんなが辿り着くはずなのである。

 嗚呼。代表が対話しながら育てた可愛い作物たちはどう評価されるんだろうか。違いがわかってもらえるんだろうか。早く世に問うてみたい。強くそう思った一日だった。

もずもーず

 作業場のビニールハウスの、ビニールをはがしたままにしていたところにカエルが磔にされていた。3,4日前にハウス内を耕した時に冬眠中のカエルが数匹出てきたので、それを捕らえた百舌鳥の仕業だろうと思う。もずもず百舌鳥よ、百舌鳥さんよ。困ります。こんなことをされては。

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 百舌鳥は、大抵は折れた枝先の尖った部分に刺すもんだが、ビニールを押さえるバネと鉄骨との間に挟んでいる。てんとう虫ほどの小さな昆虫だとか、ミミズみたいな軟らかく細いものも崩さずに刺すということをやるらしいので、その器用さは折り紙付きだが、こういうところも使うのかと感心した。初めて見た。

 しかも、芸術的センスもある。カエルには気の毒だが、イヤミのシェーのような形にして挟んでアピールしている。代表がそう断言するのは、ただ後の保存食として干物を作るのだったら、カエルは裏返しでもいいし逆さまでもいいし、足の先を刺しておけば本体は傷付かないので干物の価値が上がるはずだ。が、それをしていない。偶然ではない。明らかに受けを狙っている。少なくとも、代表には受けた。

 百舌鳥に限らず鳥たちは頭が良い。耕運機で耕し始めると、出て来る虫を狙って色んな鳥が集まって来る。何も考えないで耕している時は耕運機の50cm近くまで寄って来て虫を食っているが、鳥が邪魔だなという思いが代表の頭に浮かんだ瞬間にパーッと離れる。もしもこの賢さを農業に活かせたら...。虫や蜂よりは人の言うことを理解して働いてくれるんじゃないか?またも妄想を巡らす代表だった。

構想固める

 役所に提出する担い手塾の書類がようやく終わった。提出するものは申請書と誓約書だけだから合わせて10ページも無いんだが、それを裏付けるための「作目作付け計画」だとか「設備投資計画」だとか「収支予想」だとかの資料が多くて時間がかかった。久し振りに集中して頭を使った。この後、農林振興センターに行って内容を整合してから市の農政課に提出するので、もう一仕事残っている。まだまだたいへんだ。

 農作業をやっていると、毎日ひとつやふたつは必ず「調子が悪い」とか「壊れた」という問題が発生する。今日は唐鍬の柄が抜けてしまった。

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 この唐鍬は代表が畑を始めた最初から使っていたものなので、もう5年になる。一番オーソドックスな構造。だが、2年くらい前からガタついて塩梅が悪かった。何とかしないとなーと思っているうちに我慢できないレベルになって、ついにこうなった。

 永遠に劣化しない材料はこの世に存在しない。ダイヤモンドだろうが金だろうが必ず風化して行く。まして鉄と木を組み合わせたこのような道具で5年もの間土を起こし、使わない時は野外に放置していたらこうなるのは当たり前だろう。よく長持ちした、頑張った、寿命だという話だ。

 しかし、代表は納得しない。ガタつくのが早いし、壊れ方が危ない。もうちょっと何とかできるんじゃないか、何とかしないといけない、代表ならやれるはず、と、いつもあーでもないこーでもないと頭の中で構想をこね回している。この鍬以上にシンプルで且つ確実な構造。そんなものが本当にあり得るのか?あるよ。絶対今年中に試作品を作って見せたいと思う。

代表の1月の予定

 東武東上線に沿って開発された住宅地から、川越線を横切り入間川を渡って国道16号線に抜ける何本かの道の内の一本の道沿いの、小畔川の岸に代表の新しい作業場はある。農道よりやや広い程度の道路だが、車の通行が多く、車から作業場が良く見える。とにかく目立つ。

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 長く放置されていたビニールハウスに代表がウロウロするようになったので、皆さん気になるらしくてこちらをちらちら見て行く。また、道路を直交しているビニールハウスの両側の細道は、近所の住人が散歩やジョギングに使うため、通りがかりにわざわざ寄って覗いて行く人もいる。野菜の直売所にしたらたくさん売れそうだ。

 代表の1月の予定です。
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謹賀新年

 明けましておねでとうございます。
本年も本ブログにて代表の存在を示して参ります。
どうぞよろしくお願いします。

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 皆さんにとって今年が良い一年となりますように。

                               元旦 代表

効く?効かない?

 この前同級生のブドウ園に遊びに行った時に、カラスのデコイが下げてあった。もちろん、大切な葡萄をカラスやその他の鳥に食べられてしまわないように。

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 「これって効果無いでしょ!?」と聞くと、意外や意外「ものすごく効果があったよ。」という答えが返って来た。このデコイは非常に効果が高くて、葡萄園で大流行した商品だという話だった。同級生の葡萄園でも、これを下げた周辺は鳥類の被害が無かったんだという。

 目が点だった。かつて代表もあらゆるデコイの類を試してみたことがあったが、全く効果が無かった。こういうことをやると、かえってカラスがバカにして、餌にもならない作物を突いてイタズラして行ったし、ムクドリや雀などがデコイをかすめるように飛び回っていた。とにかく、細い糸を張ったり、キラキラするものを下げたり、音が出る物を立てたり、目玉のような風船を置いたり、レーザー光で脅したりと、効果があるとされるあらゆるものを試したが、ちっとも効果が無かった。このデコイは何が違うというのだろうか?下げ方か?作りの精密さか?

 鳥だけでなく、もぐら、獣、害虫等、それぞれに対して、効果があるとされる様々な対策があるが、100パーセント効果があるのは、薬剤なりトラップなりで直接やっつけるか、作物を何かで囲むなどして物理的にガードするかしか手は無く、効果があるとされる様々な方策は、鳥やもぐら獣害虫でなく人間を騙すためのものである、というのが代表の結論だ。1、2割程度効いても、或いは時間が経つと効果が無くなるようなものは効かないのと一緒。おまじないと変わらない。代表が求めるのはパーフェクト。もう騙されないぞ、と思った。

2時間-(15分X4+1時間)-1時間=-1時間

 いつもは片付けられないゴミを年末に片付けてすっきりとして新年を迎えたい。そう考える人は多いのだろうと思う。代表の場合は片付けられる物は常時片付けているので、改まって「年末に...」なんてことはこれまで無かったのだが、作業場Aのあちこちに放置されたままになっている古い農ポリの塊がいつまでも目障りなので、年内に片付けたいと考えた。それが運の尽きだった。

 古い農ポリはKトラ2台分にもなったので、まず1台分を満載し資源センターへ向かった。

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 資源センター入り口に到着した時には、これといって普段の風景と変わりなくスーッと進入できたのだが、受付へ向かう通路が塞がれて車が着けられず、誘導の係員が立っていて「今2時間待ちです」と言われた。何事があったのかと思って尋ねると「この時期は毎年このような状態です」との答えだった。鈍い代表もそこでようやく気が付いた。世間は大掃除の時期だったんだ、と。

 片道15分、往復30分。それをもう一回やるとトータル1時間。引き返して一回降ろしてまた積んで1時間。差し引きすると2時間待っても同じだと計算して、渋滞の列に加わった。

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 代表は、何が嫌いと言って渋滞程嫌いなものはない。究極の時間の無駄。本でも持って来れば良かったと思いながら、しかし、どうすることもできずに1時間くらいトロトロ進んだ。受付が見え始めたところへ係員が現れて、申請用紙とボールペンを渡しながら「これは家庭ゴミですか?」と聞いてきた。ご覧の通り畑で使った農ポリです、と答えると、「今日の受け入れは家庭ゴミだけです」と。どうせ燃やすだけなのに家庭用も農業用も無いだろう。しかも、何故それを入り口で言わない。ここまで来てから言うのは意地悪というものだ。あーあ。代表はがっくりと肩を落として、1時間損して最低の気分で引き揚げてきた。

焦る代表

 ビニールハウスが、だいたい片付いた。畑Aで使っていた防風ネットを巡らし、狭い所の草刈りをしないで済むように、裾周りに防草シートを敷いた。だいぶやってる感が出てきた。

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 ただ、中を耕し始めたところ、予想していたより土の状態が悪かった。スギナの根が網の目のように蔓延って耕運機の爪が通らない。ポンポンと跳ねてしまう。畑Bの一年目よりも悪い。最悪の場合は畑として使えないかもしれない。残念だが、もう少しやってみてダメなようなら来年の栽培は諦めることに決めた。いつまでもここにばかり時間をかけていられない。

 タッキーとハタイが遊びに来て、耕運機をメンテナンスしてくれた。

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 最近調子が悪いと思っていたら、動力ベルトが削れて凸凹になっていて、あと少しで切れる寸前だった。キャブレターからのガソリン漏れも見つかった。どうりでガソリンの減りが早いと思った。

 こんな状況で栽培時期に入ったら地獄だなー。だんだん焦って来た。

嘘ばっかり

 わざわざ群馬県の手前まで行って買い求めた鍬だったが、やっぱり代表の使い方には合わなかった。やはり自分で作るしかないと改めて思った。

 どこが駄目だったのか。まず、代表が柄と刃のジョイント構造だが、柄が収縮したため、矢印の部分で線接触になってしまってグラグラ動くようになった。

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 鍬側が緩い傾斜が付いた管になっていて、柄の方もそれに合わせた傾斜を付けてあったんだが、柄が収縮するときに形が変わって合わなくなった。このようなやり方で大丈夫なのかと農具店の店員に確認したら、「大丈夫です。今まで一度も苦情はありません。」と話していたが、それ見たことかと言いたい。

 もう一つは、底面への柄の出っ張り(白い矢印)。

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 最初は「こんなもんか」と納得していたが、土に潜るわずかな抵抗が少しずつ作業を妨げ、邪魔で邪魔でどうにもならなくなった。特に硬い物の上の土を払うようにしたい時とか、コンクリートのU字溝に溜まった泥を取り除くような時に、この出っ張りが当たって狙い通りに刃を入れることができない。刃先に無用な曲がりがある(黄色の矢印)のもその作業の妨げになって更に効率を落とす。

 農具店の店員に、「このような出っ張りがあって邪魔にならないの?」と確認したら、「大丈夫です。今まで一度も苦情はありません。」と話していたが、それ見たことかと言いたい。

 結局、この鍬を作った匠も販売している店員も自分で使っていないから、やらされて作ったり売ったりしているだけだからこういうことになるのである。鍬だけではない。農具のほとんどがそういうレベル。使い難く壊れやすく、本来楽しい作業が楽しくない。農具だけでなく多くの道具、衣類、乗り物、家、、道、街などに至るまで、代表からすると同じ延長で作られているように見える。使う人に合わせた道具ではなく、使い方を合わせないといけない。使うことに我慢が必要なものがほとんどを占める。

 全て自分用に作り替えるわけにはいかないけれども、せめて鍬の一本くらいは、とことん納得がいくものを早く作っておきたい。来年中に試作品を作ろう!強くそう思った年末であった。

じゃが芋収穫

 防寒対策も追い付かず、ついにじゃが芋の葉茎が枯れ朽ちた。寒波にやられる前日までは青々としていたのだが、やはりここいらが限界か。もう12月末だもんなー。

 たぶん芋はできていないだろう。そう思って掘って見ると、小さいがきれいな肌のキタアカリが少しだけだが付いていた。

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 あとひと月早かったら、秋じゃが用の品種でなくても、キタアカリでも栽培が可能だということだ。それがはっきりしたのが今回の一番の収穫だ。

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 来年もう一回、今度は代表の農法を使って育ててみようと思う。

畑...

 Gだったか、Hだったか。どっちか忘れてしまった。田んぼAの内の半分を畑Gとして使えばH。田んぼAを丸ごと田んぼとして使えばGになるのかな。新たに田んぼAの隣の耕作放棄地も借りることになった。面積は400坪余り。

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 実績というものは言葉の何倍もの説得力があるもんだなと、つくづく思った。人間は見えるものの方に強く影響される。

 代表が自分の農法について語り出した時、耳を貸す人は一人もいなかった。鼻で笑われた。お手並み拝見とも言われた。90坪程度の畑Aに更に1反の畑を加えたときの反応も同じ。そんなに増やしてやれるのか?と。アッピア街道と宿場を作ったときも、肥料の樽を並べた時も、実験しながら畑に立ち続けている時も、同じ目で見られていた。

 その雰囲気が少し変わったのは、作物が育ち始めてからだ。バカにしていたのが好奇の視線になり、収穫時期を迎える頃には驚きになっていた。素晴らしい農法だ!と。収穫後の処理も完璧。片付けも周りの農家の人の誰にも負けないくらいに仕上げたから評価が急上昇。そこから、JAへの推薦、担い手塾推薦へと急展開したわけだが、その情報が近隣に流れてまた新しい実績となって、代表の所に色々な物や話が届くようになった。口先や知識だけでは信用されない。行動し、結果を出すことが大事なのだ。

 自慢話はそれくらいにして、これで代表が川越で作物を栽培する畑と田んぼの合計は約7反になるわけだが、今年が1反と少しだったのにそんなにいっぺんに増やして大丈夫なのかと、心配する人もいるだろうが、実は、代表も心配なのである。しかし、やる以上は中途半端で終わらせたくない。トップで完走したい。そのため、こまめな草刈りなどの工数がかかる環境整備はやれなくなるので、そういったことはやらなくて済むように事前に徹底して手当てしておいて、作物の栽培と収穫出荷に集中できるようにする。それを今やっている。大変だが、自分がどこまでやれるのか、代表自身が一番楽しみにしているのである。

 1月中旬になったらもう種蒔きが始まる。遊んでいる時間は無い。というか、これが代表の遊びだ。

クリスマス気分

 クリスマスの夜だから、晩飯は、サンタクロースが連れてきたトナカイをスープにして。

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 鶏肉に囲まれた黒っぽいのがトナカイ...、鹿だった。プラス、スパゲッティの三種盛とモッツアレラチーズのサラダでいつもと違うボナセーラ気分に。

  今日も作業、明日も作業。正月も作業だ。

味は正直

 毎日野菜の自慢ばかりで恐縮だが、今日は代表の落花生自慢。

 柿の種という、柿の種に似せたあられの中に少量のピーナッツを入れたつまみ菓子がある。代表は、そのピーナッツはちゃんとした美味しいものが使われていると思っていた。今まで美味しいと思って食べていた。ところが、自分が作ったピーナッツと食べ比べると雲泥の差があった。代表のピーナッツの方が断然美味しかった。

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 落花生だけでなく、店頭で購入するほとんどの野菜は、色だけはまあまあだが味は今一つだ。たぶんそういう作り方をしているからだろうと思う。土をシートでカバーして温めて、肥料と水をたくさんやって早く大きく膨らませるようなやりかた。そうすると甘味の薄い、少し時間が経つとパサパサガサガサになる野菜ができる。実際に圃場を見たわけではないので本当のところはわからないが、おそらくそうだろうと想像する。確実に言えることは、代表みたいな、生き物を育てるのに近いやり方でやってはいないということである。

 もちろん、好みは十人十色だから、そういう野菜が美味しいんだという人がいたってかまわない。あえて見た目が良い野菜作りを目指している農家の人がいたって全然かまわない。そういう野菜ばっかりになってくれたら代表の野菜が目立つ。そこが狙い目だ。

 今年、代表の農法の落花生を食べた人はみんなファンになってくれたが、実験段階のため生産量が少なくてすぐに品切れになってしまった。来年はたくさん作って応えたいと思う。

里芋のデータ測定

 いくつか条件を変えて栽培した里芋のデータを取った。これは、代表の農法の本命の内の1株。

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 一番上が親芋で、2、3列目が子頭と子芋、4列目以降が孫芋。親芋が一番大きいが固くて食べられなくて、子頭から食用になるわけだ。

 代表の農法による里芋の傾向は、まず数が多いこと。普通は多くても40個くらいだと思うが、50個を超える株が多かった。次に、大きさが揃っていること。あまり大きいのも無いんだが、どうでもいいくらい小さいのも無い。それから、形が良いこと。歪な形が少なくて、丸いのが多かった。

 しかし、重量は少な目だった。親芋子頭は大きいが、それから先の芋が小さい。大きくても120g止まり。180g以上のでかいのが無い。数が増えたために栄養が分散してしまったのか、それとも肥料のやり方がまずかったのか、他の条件の芋と比べてみないとはっきりしないが、全体的な印象として芋がまだ育ち切れていない感じがする。水不足と肥料不足の両方があると思う。

 この農法のポテンシャルはこんなもんじゃない。せっかく芋数を増やせたのに、それらを大きくする段階で何かが足りなかった。そこをどうするか。また来年のテーマだ。

 とはいえ、豊作だったことには間違いない。味も良いし。里芋だけじゃなく、代表の農法で作った野菜はどれも美味しいよ。まだ食べてもらえないのが残念。

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届ければ燻炭が焼ける

 どんな組織にも属さず、誰に従うこともなく、やりたいことだけをやり、食べたいものだけを食べ、面倒な付き合いは避け、気に食わないことをはやらない。でも、せいぜい変な奴だと思われるくらいで何の問題もなく毎日過ごせてしまう今の代表。だから、別に師走だとか年末だとかに合わせてどうのこうのというのは全然無い。ただ、こういう時期になるとまた、残された自分の時間が削られたんだなというのを感じさせられる。

 深谷の同級生の籾殻燻炭焼きを、もうひとりの同級生と手伝ってきた。

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 籾殻は水を弾くので、生のままで畑や田んぼに入れるとあまりよくないと言われるのだが(積極的に入れる農法もある)、炭にすると性質が変わって土壌改良効果が高くなる。水を弾いていたのが一転して吸収しやすくなり、水保ちがよくなって土が軟らかになる。また、表面にたくさんの細かい穴が空いているので、通気性や水はけをよくし、土壌の微生物が住みやすい環境を作ることができる。微生物の働きを活発に導くのが有機農業の肝の部分。この働きによって植物の生長が促され、連作障害などの病気がかなりの成功率で予防できる。深谷の同級生は、田んぼでその効果を比較してみようとしているわけだね。田んぼ2反に対し、フレコンバッグ6個分の籾殻を3つに分けて焼いた。代表もこれだけの量の籾殻を一遍に焼くのは初めてだ。

 代表は知らなかったが、こういった、煙を出す作業をする場合には、市役所と消防署に届けて許可をもらう必要があるんだってね。そうすることで、市や消防署が通報を受けた段階で余計な出動や騒ぎを防げるらしい。もちろん同級生はそれをやっていた。さすが元役人だ。またひとつ賢くなった。そうかといって、代表が落葉焼きの度に届け出をするかというと、そうはしないだろうと思うが。

 籾殻を焼いていると、近所のおじさんが「焼き芋を作らせてほしい」と、手土産の自家製蜂蜜の小瓶を携えてやって来た。代表も一ついただいた。

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 それから1時間余り、養蜂について情報を教えてもらった。勉強になった。養蜂にも興味が湧いたが、これ以上手を出す余裕は無いので沸々するものを抑え込んだ。今までは残った時間でやれることをやればいいと考えていたが、少しずつ気持ちが変化している。

 農業には限りが無い程の可能性がある。今発掘できている領域は1パーセントにも満たない。全部開拓したい。が、代表にはそのための時間はない。動ける残り時間に対してやりたいことが多すぎる。どうしようもなく時間が欲しい。立ち登る燻炭の煙を見上げながら、強くそう思った師走の一日だった。

灰神様

 落葉を焼くにもコツが要る。ただ山にして火を着けても駄目だ。こうやって、まず中心部に枝のようなものを重ねて空間を作っておいて、その上から落葉を落とす。そうすることで下から上に空気が回って良く燃える。この形だ。代表は密かに<灰神様>と呼ぶようにして崇めている。

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 早朝の静寂な空間を独り占めして、焚火をしながら考え事をする時間というのはなんともいいものだ。その時、
「じゃが芋の皮がざらざらになるのはなんでなの?」と灰神様が突然話し出したので、代表は飛び上がるほど驚いた。

 そんなはずはない。そう思って周りを見渡すと、やっぱり、初めて見るおばちゃんが代表に話しかけていた。脅かさないでよ。普通は「あのー」とか「もしもし」とか「すみませんけど」とか最初に言うだろう。

 「じゃが芋の皮がざらざらになるのはなんでなの?」と、おばちゃんはもう一回言った。「それはね、線虫(センチュウ)が原因なんです。」と代表は答えた。「どうしたらなくなるの?」更におばちゃんは聞いてきたので、代表は線虫の様々な防ぎ方を落葉をくべながら教えてあげた。一辺にドサッと供給しないで、火の勢いを保つようにしながら量を加減してくべて行くのがポイントだ。おばちゃんは「ふーん」と言って、あれは駄目だのそれは難しいだのと自分の説を並べ、「皮むいて食べるからいいわ」と結論を出して去って行った。大事な時間を邪魔して置いてこの。失礼な人だ。灰神さまのような顔だったが、あのおばちゃんは一体誰だったんだろう。

 落葉焼きの話を続けると、良く乾いた落葉を集めることも大事だ。代表は、最初、近くの公園でシルバーの人たちが集めた落葉をもらって使っていたんだが、朝作業をするので湿っていて燃え難く、焼くのに時間がかかった。ゴミや石や砂もたくさん混じっているのも肥料として好ましくない。従って、途中から自分で集めた落葉だけを使うようにした。

 火葬場にこれだけ満杯に焼いても、回収できる灰は肥料袋3分の1程。

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 こうしてほとんど毎日、朝落葉を焼いて、一日置いて次の朝に灰をふるって、その後で落葉を焼いて、また次の朝に灰をふるってというのを地道に2ヶ月続け、約400リットルの草木灰が溜まった。まだまだ足りないが、これ以上作っても保管するところが無いので、落葉集めと落葉焼きは一旦終わりにする。灰神様ともしばらくの別れだ。

 

耕運機ダウン

 代表が最初の畑を借りたとき、あまりの荒れ様に「こりゃ手で耕していたんじゃ始まらんわい」と判断して、中古の耕運機を買った。排気量は120cc足らずであったが、必要にして充分。扱い易くて、100坪程度の畑を耕すには丁度良かった。

 今年新たに1反の畑Bを借りたときにはトラクターを借りて耕してみた。が、1反程度の広さではトラクターでは大きすぎると感じた。それに、トラクターでは土の固さや石などの混ざり具合が体に伝わってこない。代表は耕運機で土の状態を感じながら、石や木片がカチッと来たらそれを除きながら耕すのが好きだった。

 今冬から畑と田んぼで5反余りに増えるが、全部の耕耘を耕運機1台で行こうと考えていた矢先、耕運機がダウン。動かなくなった。

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 この前、落花生を収穫した後の11月中旬に動かしたときに少し兆候があった。エンジン回転がバラついていた。遡れば、手に入れた時既にアイドリングが不安定で、回転を下げるとエンストしたし、どこからかガソリンが漏れているらしくて、満タンにして1週間位置いておくと空になった。そのときにメンテナンスしておけば良かったんだが、動いたので使い続けた。その結果、ついにガソリンが詰まったり漏れたりして、エンジンまで届かなくなったんだろう。

 冬の間に蘇らせてやりたいと思う。

屑の中から来年のために

 今年試した野菜でまったくダメダメだったのが小豆と大豆類。枝豆もダメだった。実を付けたと思ったら一斉にカメムシが飛んで来て汁を吸われてしまって育たなかった。あの時に効果のある対策を打っていれば救えただろうけど、木酢液なんかぶら下げて悠長に構えていたもので、被害を決定的にしてしまった。木酢液というのは何の役にも立たないのを改めて認識した。

 一番の敗因は、播種の時期だと思う。7月初旬から中旬にかけて播いたんだが、早過ぎた。すぐ近くの畑では8月に入ろうかという時に播いて、「そんなに遅くていいの?」と思って見ていたが、カメムシの被害も無くしっかり実った。

 また、春から枝豆を作っている同級生は、防虫ネットで食害を防いでいた。防虫ネットの中では枝葉がジャングルみたいに繁っていたが、それでもちゃんと豆ができていた。時期と確実な防虫対策。このふたつの基本が大事だとわかった。

 代表の畑の屑ばっかりの中にも、わずかだが実った豆もある。それをひとつひとつ見つけた。これは丹波黒豆。

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 150粒程集まった。来年の種だ。

重要なお知らせ

 毎日畑に行って、久しく農作業以外の事はやってこなかったら、「重要なお知らせ」という封書が何通か届いた。開封して読んでみると、口座自動引き落としにしている料金が残高不足でできないためサービスを停止する、というような内容だった。凍り付く代表。

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 会社員時代からの流れで、給料が振り込まれる銀行口座から引き落としされるままにしてあったので、時々、給料の代わりに入金して残高不足にならないようにしていたんだが、畑仕事が面白すぎてすっかり忘れていた。

 早く銀行に行かないといけない。

代表の12月の予定(でした)

 畑Bの青空の下のバインダーや、小屋の中に置いてあった農具、肥料類などを全て作業場Aに移動し終え、代表の農作業の拠点は作業場Aに移った。よくもあんな狭い所にこれだけの物が置けたもんだなと思う。

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 次の作業は、この作業場Aの環境を整備しながら、畑G(1.5反)として使えるように土作り。そして、畑E(1反)とF(1反)、田んぼA(1反)の土手の補強と続く。それらを1月一杯で終わらせて、2月に入ったら播種育苗を始めないといけない。川内村の畑C(150坪)とD(1反)をやる余裕がないじゃないか。どうする?

 代表の12月の予定です。
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ミラクル白菜

 失敗した作物も抜かないで最後まで見届ける。野菜の命への敬意もあるし、枯れてしまってどうにもなるもんじゃないと思えた状態から学べること、新しい発見をすることも少なくないからだ。

 今年、葉菜類に代表の農法が効くかの実験で色々条件を変えて栽培した白菜のうち、害虫に食われて穴だらけになったのを放置してあったんだが、1個抜いて葉っぱをはがしていったら、こんなにきれいな芯の部分が出てきた。

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 これでもみっしり詰まってずっしり重く、3.3キロもあった。充分商品になる。

 一度は穴だらけになって、虫が少なくなった頃出てきた内側の葉が大きく育ってこうなったと思うが、もしも穴だらけになった時点で撤去していたらわからないで終わってしまっていただろう。強いよ、白菜。こういうやり方もありだなと思った。怪我の功名というか、代表の農法とずぼらな栽培スタイルの勝利である。

源流探し

 近くの葡萄畑で剪定に関する勉強会があったので参加させてもらった。

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 代表は葡萄栽培の農家ではないので参加資格が無いんだが、会員の紹介で特別に。

 プロの手によって育てられた巨峰やシャインマスカットの木を初めて近くから見たが、美しいものだと思った。代表が趣味で育てている2本の巨峰とはまったくの別物であった。

 しかし、その美しさとは裏腹に、剪定のやり方についてはほとんど着いて行くことができなかった。用語も観るポイントも人生初。64年の代表の人生経験が1個も使えない、ひとり異空間に迷い込んだような感じであった。

 代表がここに参加させてもらったのには、物見遊山のためではなく、しっかりした目的があった。それは何かと言うと、代表の農法のルーツを探すためだった。実は、樹勢の強い巨峰を肥料と剪定のやり方でコントロールする考え方というが代表の農法の源なのだ。

 今となっては巨峰の発明者の名を知る人も無く、複雑な施肥技術を操れる人もいない。どうしてそうなってしまったのだろうか。植物生理的な問題なのか。手間がかかるからなのか。肥料の供給性や管理上の難しさなのか。それとも、効果そのものが得られなかったのか。わからないが、そこがこの農法の弱点であり、それが克服できれば、この農法の失敗を繰り返すリスクを避けることができ、また、更にポテンシャルを引き出せる可能性もある。代表は、その部分を明らかにしたい一心で、恥を顧みず、ずうずうしくこの勉強会に参加させてもらったのである。

 残念ながらこの日はそこに辿り着くことは叶わなかった。だけれども、この巨峰の木のように、今は枝の先端に居る代表だが、地道に伝って行けば必ず根元まで至れるだろうという感触を持った。弱点を突かれる前に克服しておく。今日の勉強会をその起点とした。