ごましおその後

 捨て猫だったごま(中)としお(左)は、すっかり元気になり、活発な子猫になった。良かったよ。

17092301.jpg

 代表ん家の猫2匹のうちの1匹(右・オス)が、子猫の世話を手伝うようになった。この一匹も捨て猫だったので、子猫たちのことが他人事(他猫事)と思えないのかもしれない。そういう素振りを見せる。
スポンサーサイト

やることはやった

 代表の畑仕事は、梅雨からつづいた長雨の影響でずーっと遅れたままだったんだが、やっと挽回した。と言っても、もう野菜の活動が鈍り始めているから、すでに手遅れという感じがしないでもないが、去年の遅れよりはまだましだ。やることはやったという満足感がある。

 充分といえる状態ではなかったが、家族で夏野菜の味を楽しむこともできた。

17092201.jpg

 それなりに進歩もしているのかなと思う。これからやることは、時間があるときに見回って、草など抜いたりしながら結果を待つ。もうそれだけだ。

最終兵器?

 注文していた商品が届いた。

17092101.jpg

 まさかこんなものを使うようになるとは思わなかったが、ついにここまで来てしまった。

17092102.jpg

 そう。これは、モグラ捕獲器だ。が、カナダ製だね。ちょっとでか過ぎなんじゃないか?

17092103.jpg

 穴径を計ったら5cmある。やっぱりでかい。日本のモグラは4cmだ。

 使い方の説明書もよくわからない。

17092104.jpg

 日本語訳も付いているが、更に理解不能。農業関係はこんなのばっかり。とりあえず試してみたい。

赤信号みんなで渡れば

 代表の会社は、この信号の先の、元は遊園地だった跡地にある。

10092001.jpg

 この入り口はT字路扱いのため、信号が青になったからそのままトコトコ会社に入っていけるかというとそうではなくて、車道と会社との間の歩道が優先される。歩道を人が歩いていたり自転車が走っている場合には、車道の上に立ち止まって通り過ぎるのを待たないといけない。うかうかしていると信号が変わってしまって、動き出した車に轢かれそうになることもある。スピードを出した自転車にぶつけられたりのトラブルも多い。けっこう危険な場所なんである。

 そんなわけで、代表は、朝の早い交通量の少ない時間帯には、車道と歩道とを確認して、安全だと思ったら信号が赤でもササッと渡るようにしている。それで約40年。なんの問題もなかった。

 ところがある日、同じように車道を横切って会社に向かって歩き出すと、後ろからベベーっと原付スクーターが近づいてきて、「今赤信号で渡りましたよね、ね、ね、ね」と声をかけられた。

 「はあ」と返事をすると、「赤信号だとわかってて渡ったってことですか?赤信号なのに渡ったっていうことですね?赤信号で渡った。そうなんですね?」小柄でやせていて上目遣いの、代表がもっとも苦手とする同じことを何回も繰り返し話すラップ調の男が、矢継ぎ早に畳みかけてきた。

 「いちおう安全確認をして・・・」「いやー信じられないなぁ。交通違反ですよ。法律違反。近所の人が見たらなんて思います?なんて思うと思います?いやー信じられないなぁ。信じられない。信じられない。自分は総務課の○○です。所属と名前を教えてください。懲罰委員会にかけます。」なーんだ。近所のおじさんかと思ったら同じ会社の人間かよ。代表の中で何かがプッツンと切れる音がした。

 「捜査二課の代表です。」「はぁ?ふざけないでください。これ以上面倒を起こすと懲戒解雇ですよ。」と、総務課の○○は卑屈な笑いを浮かべながら言った。代表は怒りを抑えきれなくなって、ついに○○に飛びかかった。「バカヤロー!てめえ、創業者が二階の窓から芸者を投げ飛ばしてもおとがめがなくて、なんで赤信号を歩いて渡ったくらいでクビなんだよ。ふざけんじゃねぇよ!」

 騒ぎを聞きつけた守衛のおっさんたちが走ってきて、代表を羽交い絞めにした。「やめろ!やらせろ!問題のある入口を50年も放置しやがって。こういうバカが会社をダメにするんだ。こっちはもうすぐ会社を辞めるんだ。怖いものなんてねぇー!」代表は叫んだ。

 会社を辞める。怖いものなんてない・・・。えっ。会社を辞める。だから今問題を起こしちゃいけなかったんじゃないのか。

 ここで代表は我に返った。夢だった(笑)。夢だったという結末は卑怯なんだけど、ほんとうにそういう夢を見ちゃったんだからしょうがない。会社を辞めるまでは問題なるようなことをしちゃいけないという意識がこんな夢を見させたんだろうね。

 やんちゃだった人がなぜか定年退職間近になると大人しくなってしまう。もっと堂々としていればいいのに、と思っていたが、今はその理由が少しわかる気がする。代表もあと少し大人しくしてないといけないなーと思った。
 

しつこいモグラ

 農業なり家庭菜園をやっていてモグラの被害に遭ったことがない人はいないだろう。それだけモグラの数は多い。世界中でいったい何匹くらいいるんだろうか。そして、畑の中のミミズとかヨトウ虫めがけて正確に突進してくる。しかも、しつこい。べつに虫を食ってくれるだけだったら歓迎なんだが、野菜の根の下に穴を開けて枯れさせてしまうのでみんな困っている。

 代表の畑にももーそれはそれはしつこく出没する。堆肥を作っているところに向かって四方八方からモグラがやってくる。ミミズがいるからだろうね。

17091902.jpg

 これまで、モグラの穴にペグを刺したり、トンネルに油や木酢液やトウガラシの液を垂らしたり、蚊取り線香の煙を送ったり、溝を掘ったり、効果があるとされるネット上にある方法はほとんど試したが、全部ダメだった。

 で、代表なりに考え付いたのが、角材を埋めてブロックする方法だ。
[ 続きを読む » ]

ごましお

 次女を隊長としたレスキュー隊の働きによって、捨て猫2匹は命をとりとめた。次女は親猫の代わりだからたいへんだ。昼も夜もほとんどつきっきりで排尿排便させたりミルクを飲ませたりしている。手がかかるのは人間の赤ん坊と変わらない。名前は、前足が黒い方(手前)が「ごま」、白い方(後方)を「しお」としたらしい。

17091801.jpg
[ 続きを読む » ]

善意

 代表の通勤路に小さな工務店があって、端材が置いてある場所に「自由に使ってください」という張り紙がしてある。畑の足場用だとかネットの押さえとか、地中に埋めてモグラ避けにしたりするのに、時々もらって軽トラに積んで帰る。「好きなだけ持って行きな」と、この工務店の人たちはみんな気がいいのである。

17091701.jpg

 代表は、もう人との係り合いは広げずにできるだけ避けて、これからは身軽に気軽にシンプルに生きて行きたいと考えるようになってきた。親切が仇になったり実はフィッシングだったりというような経験が多かったからなんだが、こういう善意に接すると、ああやっぱりこういうのがいいよなぁ、とも思う。素直な人間にもう一回代表もなれたらなぁ、と思ってしまうのである。

一生に一度

 隣の畑のタカハシさんが「珍しいものがあるから見てみな」というから、何かと思ったら里芋の花だった。とんがり帽子の形をした上品なクリーム色の花がいくつか咲いている。

 里芋って花が咲くんだっけ?代表は見たことも聞いたこともなかった。タカハシさんも70年近い人生で初めてだという。

17091601.jpg

 とっても珍しいことらしい。「いいことなのかなー、わるいことなのかなー」とタカハシさんが困ったような顔で話していた。畑では毎日いろいろ不思議なことが起こる。

キノコの山

 笑っちゃう。代表の畑がキノコだらけ。まるでキノコ畑だ。

17091501.jpg

 日が昇ると消える(枯れる)。どういう状態なんだろうね。畑は面白い。

ドロバチの巣の解体

 ベランダに巣をつくったドロバチだが、いつの間にか出ていってしまって空き家になっていた。巣立ちは来年だろうと思っていた。穴が5つ6つ開いているから5、6匹巣立ったのだろう。1匹も地代を払っていかなかった。

17091401.jpg

 せめて古屋を何かに再利用できないかと、アルミの枠からはがそうとしたが全然はがれない。ナイフの刃も受け付けない。砂の塊≒岩だもの、当然だよね。思案した結果、ひっついている部分を金鋸でガリガリと削ってみた。それにしても、あまりにも脆い。ガリガリのそばからボロボロと崩れてしまって、結局、古屋として回収できたのはこれだけだった。

17091402.jpg

 各部屋は意外に小さくて残されたゴミも少ない。全てが必要最低限なんだろうなと思った。地代の回収と再利用はあきらめることにした。

 そのとき、なんとなく、これって食べられるんじゃないか?という考えが湧いた。ガリガリってカルメ焼きみたいな感じで。

 そして、ひょっとしたら、ドロバチの唾液や土のミネラル、毛虫の死骸や幼虫の排泄物などが混ざったのがうまく反応して、なんていうか、冬虫夏草みたいな強壮剤とかになっていたりするんじゃないか?一口食うだけで急に元気になって、どんな病気でも治って、20歳くらい若返ったりして...大発見!?とか、次々に妄想が湧き出してしまう。

 今、代表の中で「食ってみたい」という好奇心と「バカなこと考えんじゃないよ!」という理性とが戦っている。お茶にして飲んでもいいかもしれない。